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商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<NY原油市場>
最近の原油価格の下落傾向を受けてOPECが減産を実施するかもしれないとの思惑が広がり、NY原油は反発、11月限は2.25ドル高の90.06で引けました。イラン上空での飛行機が強制着陸させられたとのニュースより一時大きく値を伸ばすも、世界景気の後退見通しより高値より下押す動きもあるなど、依然として不安定な動きとなっています。


<NY貴金属市場>
世界金融市場の危機への不安、為替市場でのユーロ反発などよりNY金は続伸しました。金12月は15.8ドル高の882.0、銀12月は9.5セント高の1138.0、プラチナ1月は34.2ドル高の1020.7で引けました。オプション市場では1000コールの買い人気が集まっており、引続き事態への不透明感が金のサポートとなっています。


<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から高寄り、その後もファンドによる売りも少なく、夜間取引で回復を見せたパームオイルがサポートとなり終始堅調に推移しました。大豆11月限は前日比4.0セント高の926.0で引けました。大豆の価格下落、輸送燃料費高を受けブラジル当局は生産量縮小するのではとの見方があります。今週の米大豆収穫は降雨予測によりやや遅れるとの見方です。

コーンはドル安、NY原油高にサポートされて朝方は一時堅調だったものの、その後は小麦とのスプレッド絡みにより下押す動きとなりました。コーン12月限は7.0セント安の417.0で引けました。米中西部での収穫が順調との見方、南アのコーン輸出急増などが上値を重くしています。

小麦は前日の急落からの調整として、テクニカル買い見られ開始から高寄り、その後も軟調なユーロドル、堅調な原油がサポートとなり堅調に推移しました。小麦12月限は前日比8.0セント高の603.25で引けました。エジプト当局が小麦11万トン入札、米小麦、露小麦を各々半分買付けたとのことです。アルゼンチン産地では本日まで霜の恐れがあり、豪産地では継続する乾燥により品質低下が懸念されています。
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<国内石油市場>
国内石油市場は、後場高となったものの、引け際に売り直されて続落しました。前場は、前日のNY安と大幅円高により失望売りが主導、続急落となりました。後場に入ると、NY原油が上昇に転じ、夕方午後3時過ぎには90ドル付近まで反発し、その動きが好感されて買いが先行しました。しかし、大引けにかけて為替が円高に振れたため戻りを売り直されました。特に灯油は全限ストップ安で引けました。なお前場時点の下落により、石油3市場ともに全限月が一代の安値を更新しました。前日比は、ガソリンが2290~1680円安、灯油が3600~2430円安、原油が1460~1080円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は急反発です。金は、NY大幅高を背景に反発して始まると、その後は1ドル=101円台半ばから一時103円台前半まで進んだ場中の円安や、欧州時間に入ってからのドル建て現物相場の上昇を受けて一段高となり、一時は軒並み100円上回る急伸となりました。ただ大引けにかけた101円台後半まで進んだ急速な円高が圧迫要因となり、高値からは値を削りました。銀は、NY安・円高と弱材料が重なったが、金急伸に追随して、総じて2ケタ反発となりました。前日比は、金が83~101円高、金ミニが83~101円高、銀が0.3~13.8円高です。

白金系貴金属(PGM)は、反発です。白金はNY高を引き継いで買い優勢で始まった後、序盤は期先2本が戻りを売られてマイナスサイドに転じました。その後は、為替の円安などをきっかけに買い戻されると、後場には金の上値追いも支援材料となって期近の上げ幅が200円を上回るなど、一段高となりました。ただ、大引けにかけた急速な円高に圧迫されて高値から値を削りました。パラジウムは円高に上値を抑えられてまちまちで始まりましたが、他の貴金属の堅調などを背景に、総じて上昇しました。前日比は、白金が99~202円高、パラジウムが変わらず~16円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて反発です。6日のシカゴ大豆のストップ安と円急騰を受けて、一般大豆は前引けまで12月限以降の5限月が3日連続ストップ安に張り付き、Non大豆は前場2節まで軒並み大幅続落相場となってましたが、その後は場中の円安や前場に旧穀限月の下げ幅が小幅だったことから、割安感の強い新穀限月中心に弱気筋からの利益確定の買い戻しが優勢となり、一般大豆の期近10月限とNon大豆の12月限を除いて前日比プラスに転じました。終値の前日比は、Non大豆が1150円安~3550円高、一般大豆は570円安~460円高です。

東京トウモロコシはまちまちです。朝方為替が1ドル=101円台まで円高に振れたうえ、6日のシカゴが全限月ストップ安の大幅安となったことに圧迫されて、寄り付きから前場2節にかけては拡大ストップ安となる限月が多くなりました。そのあと前引けからストップ安を外れる限月が多くなり、後場は大幅な円安もあって大きく戻す展開となりました。結局一部限月はプラスサイドを回復して、引けは小幅まちまちとなり期近を除く5本が一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限が1500円に拡大されています。大引けの前日比は、160円安~290円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安に振れ、102円後半で取引されています。前日のクロス円の大幅下落を経て利益確定の買い戻し機運が高まる中、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が予想外の大幅利下げに動き、アジア株や米株先物が下げ渋ったことで、円の売り戻しが活発となりました。前日に5円を超える下げで3年ぶりの安値を更新したユーロ/円は、一段の円売りを誘発するストップロスを巻き込んで5円近い反発となり、140円台を一時回復しました。しかし夕方の取引では、英銀大手が英国政府に金融支援を要請したとの報道などをきっかけに英ポンドが急落です。欧州株が下落に転じたことを受け、クロス円にも戻り売りが強まりました。
 
<NY原油市場>
米国及び、世界的な景気後退の見通しより、NY原油は90ドルの大台を割り込みました。原油11月限は6.07ドル安の87.81で引けました。欧州での信用収縮は米国よりも深刻な事態とも言われ、このネガティブなセンチメントは当面続きそうです。


<NY貴金属市場>
世界規模での金融不安拡大により、安全資金の逃避先として金買いが優勢となるも、銀、プラチナはまちまちでした。金12月は33.0ドル高の866.2、銀12月は4.0セント安の1128.5、プラチナ1月は20.7ドル高の986.5で引けました。米金融安定化が信用市場への急速な問題解決とならないとの見方、欧州でも金融恐慌が広がりつつあることなど、依然として事態は混迷が続きそうです。


<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から大幅に安寄り、その後も一時ローカル、取引員筋による買いが見られる場面もあるも、薄商い、またユーロドルの急伸、周辺市場の急落が波及しストップ安に張り付きました。大豆11月限は前日比70.0セント安の922.0で引けました。週間輸出検証は1220万Buと前週よりやや増加したものの依然として事前予想を大幅に下回りました。本日18.5万トンの仕向け先不明の大豆の入札が伝えられました。

コーンは他の商品同様に夜間取引の流れを引継ぎ、急落して始まり、引けにかけてはストップ安に張り付きました。コーン12月限は30.0セント安の424.0で引けました。本日のストップ安は明日より45セントに拡大される予定です。当面は4ドル割れもありそうです。

小麦は夜間取引の流れを引継ぎ、取引開始から大幅下落、その後も周辺穀物市場が圧迫要因となり終始軟調に推移しました。小麦12月限は前日比45.0セント安の595.25で引けました。アルゼンチン産地では週末にかけて凍結が観測され小麦に悪影響が見られるのではと懸念されています。週間輸出検証は2590万Buとここ最近では最大の記録となりました。累計検証は45.2%となりました。 

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一般報道機関では、NBCやABCが完全に情報を規制される中で、

CBSと、<a href="http://www.cnn.co.jp/business/business.html" target="_blank"><span style=font-size:x-large>「CNN」</span></a> が、かなり存在感を維持しています。

こうした報道機関の現状に嫌気がさしている方々には朗報があります。

先の“騎士たちのデジャ・ヴ”をご覧ください。恐ろしいほど、このページの予測スケジュール通りに、メディア界は動いています。
また、メディアの技術面の第一人者たちが運営する
<span style="font-size:x-large;"><a href="http://by3h.blog111.fc2.com/" target="_blank" title="コンピュータの神">コンピュータの神</a></span> (http://by3h.blog111.fc2.com/ ) も、必読のサイトと言えるでしょう。

諜報機関の中では、旧ソ連が崩壊し、

<a href="https://www.cia.gov/index.html" target="_blank"><strong><span style=font-size:x-large>「CIA」</span></strong></a>が、存在感を強めているといえるでしょう。

そうなると、<a href="http://foia.fbi.gov/" target="_blank"><strong><span style=font-size:x-large>「FBI」</span></strong></a>は逆に、

CIAに封じ込められるのでしょうか。フーバーの亡霊は?
DIA、NSA、CIA、FBIの未公開ファイルなどは、
これも、先のKights' Memories(通称;騎士たちのデジャ・ヴ)、Pandora's Box(通称;パンドラ)の
の2つが頻繁に掲載します。

<NY原油市場>
NYダウが一時300ポイント近い上昇を見せるも、下院可決後にはダウが失速し、NY原油も下押す動きとなりました。原油11月限は0.09ドル安の93.88で引けました。米国での信用収縮による借入コストの増大より、石油需要も落ち込んでおり、法案可決後も景気後退は避けられないとの見方が根強いようです。

 
<NY貴金属市場>
朝方のユーロ安、株高による手仕舞い売りに押され、NY金は軟調に推移しました。金12月は11.1ドル安の833.2、一方前日急落した銀12月は20.5セント高の1132.5、プラチナ1月は20.8ドル安の965.8で引けました。今週後半は安全資産の逃避先として買われた分の手仕舞いが目立ちましたが、依然として質への逃避としての買いは根強いようです。


<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の動きの流れを受け、取引開始から安寄り、その後も手仕舞い売りが引続き見られ、安定化法案可決、アルゼンチン生産者による6日間のストが本日より開始されたニュースが流れるも終始軟調、10ドルの大台を割り続落となりました。大豆11月限は前日比12.0セント安の992.0で引けました。

コーンは今週は週を通じて下げが続きましが、本日は週末を前に高寄りの後も堅調に推移しました。コーン12月限は前日比変わらずの454.0で引けました。引けにかけてはNYダウの急激な軟化の影響により下げ幅を大きく縮めました。産地では降雨見通しによる収穫遅れが懸念され、ファンド買いも目立ちました。

小麦は前日の大幅急落から一転し、取引開始から高寄り、654台の高値をつけるなど週末に向けてのショートカバーによる買いが見られ終始堅調に推移しました。本日行われた米下院による金融安定化法案、修正案の採決により可決されたことがサポートとの見方です。小麦12月限は前日比4.25セント高の640.25で引けました。しかし法案可決となるも、ドル高を食い止められておらず、状況は混迷しているようです。
<NY原油市場>
前日に続いてユーロ/ドルの大幅続落の影響よりNY原油も大きく下押す展開となりました。原油11月限は4.56ドル安の93.97で引けました。金融安定化法案が米景気後退を食い止めることは出来ないとの悲観的な見方が出ており、株式、為替市場同様に、当面は不透明感が強く、不安定な動きが続きそうです。


<NY貴金属市場>
欧州市場ではクレジットクランチが深刻な状況が続いており、ユーロが対ドルで大幅下落となり、これを受けてNY金は急落しました。金12月は43.0ドル安の844.3、銀12月は165.0セント安の1112.0、プラチナ1月は56.5ドル安の986.6で引けました。またこれまでのドル売りの買い戻し、商品市場全般の手仕舞い売りが圧迫要因となりました。
 

<シカゴ穀物市場>
大豆はドルの急伸を受け、商品需要低下が懸念され、大豆を含め商品市場全般が軟調に推移し、大豆は開始から大幅安、11ヶ月ぶり安値を記録するなど前日の動きから一転して大幅に急落しました。大豆11月限は前日比49.0セント安の1004.0で引けました。週間輸出成約は47.1万トン、累計成約は38.4%となりました。

コーンは商品市場全般の下落が目立ち、軒並み安で始まった後も、大豆同様に下げ幅を拡大し、引けにかけてはストップ安に張り付きました。米株式市場が引き続き下押し、世界的な景気後退の懸念が圧迫要因となっています。コーン12月限は30.0セント安の454.0で引けました。週間輸出成約は56.8万トンと予想通りでした。

小麦は原油の大幅続落、軟調な金に追随し、周辺穀物市場と共に取引開始から安寄り、ファンドによる手仕舞い売りが広がり、終始軟調な動きとなり大幅続落となりました。カナダ産小麦収量予想は約2700万Buと豊作の報告を受け、更なる輸出競争の激化が予想されます。小麦12月限は前日比33.75セント安の636.0で引けました。2008/09年度週間輸出成約は約67.2万トン、累計成約は62.7%と、先週の減少から一転して事前予想を大幅に上回りました。 
<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。1日のNY原油安などで軟調に始まりましたが、そのあとNY原油が反発したことで、前場中盤にかけては下げ幅を縮小させる展開となりました。しかし、その後は再び上値が重くなり、とくに後場は円高や夜間取引の急落を映して下げ幅を拡大して、後半にはガソリンを中心にストップ安を付ける限月が続出しました。大引けではおおむねストップ安を外れたものの、それに近い大幅安となり、原油2月限が唯一ストップ安で引けました。前日の急反発の上げ幅の大半を失う展開となりました。前日比は、ガソリンが3600~3400円安、灯油が3280~2580円安、原油が3690~3450円安、新甫3月限は発会値から1880円安の6万1300円です。


<国内貴金属市場>
金が続落し、銀はまちまちです。金はNY高となりましたが、ドル建て現物相場の上げ一服を受けて売り優勢で始まりました。その後はやや戻す場面も見られましたが、戻りは売られ、欧州時間に入ると、ユーロ安・円高などを受けて一段安となりました。銀はNY高を引き継いで買い優勢で始まりましたが、欧州時間の円高などを受けてまちまちとなりました。前日比は、金と金ミニが74~64円安、銀が5.7円安~7.7円高です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて下落です。白金はNY高となりましたが、ドル建て現物相場の上げ一服などを受けて売り優勢で始まりました。その後は円相場次第の値動きとなるなか、プラスサイドを回復する場面も見られましたが、戻りは売られ、後場に入ると、株安なども圧迫要因となって軟調に推移し、先限ベースで年初来安値を更新しました。パラジウムはNY高を受けて上昇する場面も見られましたが、後場に入ると、白金軟調や株安などを受けて総じて下落しました。


<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み大幅安です。シカゴが1日、原油反落を受けて夜間取引の高値から上値を削った流れを引き継ぎ、一般大豆が軒並み安で寄り付くと、前日全限月がストップ高となっていたNon大豆も反省人気となって一転して地合いを崩しました。後場は、前引けの急落に対して買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮小する限月が目立ちました。終値の前日比は、Non大豆が4400~840円安、一般大豆は3800~1200円安です。

東京トウモロコシは総じて急反落です。為替が1ドル=106円近辺から105円台後半まで円高に振れるなか、1日のシカゴが原油安や初期の収穫の単収が良好なことで続落したことに圧迫されました。前引けで期中以降が崩れる展開となり、大引けでは期先3本がストップ安に沈みました。一方、海上運賃がさらに大幅続落となっているものの、期近の下げ幅は抑えられました。先限はさらに一代安値を更新しました。大引けの前日比は、1000~170円安です。


<外国為替市場>
午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の105円後半で取引されています。金融安定化法修正案は米上院で可決されたものの、成立しても根本的な解決につながらないとの観測や株価の軟調を背景にドル、ユーロの売りが出ており、クロス円では円買いの動きが強まりました。
<NY原油市場>
米国在庫の大幅増加に加え、金融市場の混乱が世界的な景気減速とエネルギー需要の減少を招くとの思惑が相場の下押し圧力となり、反落しました。米国産標準油種WTIの中心限月11月物は一時1バレル=95ドル台まで急落です。その後買い戻されましたが、前日終値比2.11ドル安の98.53ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
前日の大幅安を受け、ファンド筋や投機筋の安値拾いの買いに反発して終了しました。中心限月12月物は1オンス=887.30ドルと前日終値(880.80ドル)比6.50ドル高で終了です。立会取引のレンジは、876.50&898.50ドルです。


<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が8.00~8.25セント高、その他の限月は変わらず~8.50セント高です。11月限は反発です。売り過剰感の台頭や金融安定化法案は可決に向かうとの見方で上昇したあと、ドル高・原油安を嫌気して値を消しましたが、前日の安値を維持したことや単収報告が予想を下回ったことからプラスに切り返しました。

 コーンの終値の前日比は、期近2限月が3.50セント安、その他の限月は6.25~2.50セント安。12月限は続落です。売り過剰感で上昇したが、5ドルで頭打ちとなって反落に転じ、ドル高・原油安で前日の安値を下回りました。大豆高や輸出需要の高まりでプラスに浮上しましたが、金融不安の再燃や弱気の天気を嫌気してマイナスに転落しました。
<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。為替が1ドル=104円台まで大幅に円高に振れているうえ、米下院の金融安定化案の否決で、金融不安の再燃から株式、商品などが軒並み安となり、とくにNY原油が暴落したことで、寄り付きから売り一色となりました。ガソリンは期近を除く5本がストップ安、灯油は買い注文がなく期中の3本が約定しませんでした。原油も期近を除く5本がストップ安となりました。ガソリン、灯油の期近は計算上の下げ幅に近い5000円内外の急落となりました。ただ、原油期近は明日の納会を控えて小動きでした。前日比は、ガソリンが4800~3600円安、灯油が5170~3600円安、原油が3600~310円安です。


<国内貴金属市場>
金は軒並み続伸し、銀は続落です。金は、1ドル=104円台後半の円高となりましたが、NY高やセーフヘイブンなどの買いなどに支援されて軒並み大幅続伸となりました。銀はNY安や世界的な株安を受けて軒並み続落したものの、下げ幅は限定的となりました。前日比は、金が32~43円高、金ミニが32~43円高、銀が7.1~1.3円安です。

白金系貴金属(PGM)は、続落です。白金はNY市場で急落した流れを引き継いで売り優勢で始まると、手じまい売りなどに圧迫されて先限が3500円を割り込み、年初来安値を更新しました。後場は安値もみ合いに転じましたが、欧州時間に入ってからは再び売り優勢となり、当限を除いてストップ安に張り付く場面がみられました。パラジウムもNY安や円高を受けて続落し、先限ベースで年初来安値を更新しました。前日比は、白金が300~280円安、パラジウムが76~35円安です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。シカゴが29日のストップ安に続き、夜間取引でも大幅続落し、円相場も一時16日の1ドル=103円台半ばの高値を試すなど弱材料が重なったことから、前日までの投げ売り相場の地合いを引き継ぎ、寄り付きから大引けまで全限月がストップ安に張り付きました。終値の前日比は、Non大豆が全限月4500円安、一般大豆も全限月2700円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。朝方為替が1ドル=103円台前半まで大幅に円高に振れたうえ、金融不安の再燃でおおむね商品全面安の流れで、シカゴもストップ安の急落となったことに圧迫されました。また、海上運賃も大幅続落となっています。場中に為替が1ドル=104円台前半まで円安に振れたものの、シカゴの夜間取引が下落していることもあり、全限月が拡大ストップ安に張り付きました。また、全限月が一代安値を更新しました。大引けの前日比は、全限月が1500円安です。


<外国為替市場>.
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、104円後半で取引されています。午後は売買が交錯しながらも本邦勢の買いが優勢となり、ドル/円、クロス円とも底堅い値動きをみせました。夕方の取引では、きょうの安値103.50円から1円超上昇、一時104.88円を付けました。ある外銀筋によると、夕方にかけての取引でクロス円を中心に邦銀の買いが目立っているということです。
 
<NY原油市場>
欧州では幾つかの大手金融機関の救済が伝えられるも、金融不安は収まらず、NY原油は100ドルの大台を割込み、金融安定化法案の否決が伝えられると一段安となりました。原油11月限は10.52ドル安の96.37で引けました。信用市場での収縮は、商品市場でも免れないとの見方もあり、当面はさらなる下押しがありそうです。


<NY貴金属市場>
米金融安定化法案が下院で否決され、他の商品市場とは違って金のみが一時900ドル台を探る急伸ぶりとなりました。金12月は5.9ドル高の894.4、一方銀12月は47.8セント安の1302.5、プラチナ1月は38.2ドル安の1084.9で引けました。金融不安は欧州市場にも拡大しており、当面は引続き荒い動きとなりそうです。


<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引継ぎ、注目される金融危機が更なる景気後退へ繋がるのではとの懸念から、取引開始から売りを先行させ大幅安に寄付き、その後も原油の急落を受け続落、大幅ストップ安に張り付きました。大豆11月限は70.0セント安の1094.0で引けました。週間輸出検証は先週より大幅増加の750万Buとなるも事前予想を依然大幅下回っています。収穫の時期に入っている産地もあるも悪天候が続いており品質低下が懸念されているも、国内消費量も低下しており明日の四半期在庫報告が注目されます。


コーンは米中西部での順調な収穫見通し、米国及び世界の金融市場での金融危機の心理により、軒並み安で始まり、大豆同様にストップ安に張り付きました。一部の収穫遅れは指摘されているものの、産地の天候は良好との見通しです。明日は四半期在庫レポートの発表が予定されていますが、引続き金融安定化の動向に左右されそうです。

小麦は先週に引続き金融市場の混乱が市場の注目を集め、大幅原油安などを受け大豆、コーンと共に、軒並み大幅安に寄付き、その後も取引員筋によるストップロス売りが広がり急落となりました。小麦12月限は前日比48.0セント安の668.0で引けました。ファンダメンタルなニュースでは、乾燥が続いていた豪産地等南半球産地で作況改善に繋がる降雨量が観測されたことも圧迫要因との見方です。週間輸出検証は2220万Buと先週より減少となるも、累計検証は42.4%と事前予想を上回りました。 
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて下落です。NY原油が前週末の東京市場の大引け時点(105.22ドル前後)に比べて上昇したことや、円安を背景に原油・製品ともに買いが先行しました。その後、夜間取引が徐々に値を削り、ドル・円相場も円高に振れたことから上げ幅を削る展開となり、原油の当限を除いてマイナスサイドに沈みました。NY原油11月限は朝方は106ドル台半ばで推移していたものの、徐々に下落しました。特に午後4時過ぎから下げが加速して、103ドル前後まで地合いを悪化させました。前営業日比は、ガソリンが1020~520円安、灯油が1460~840円安、原油が1120円安~変わらずです。


<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。前場同様、シカゴ夜間取引の続落展開に歯止めがかからず、下げ幅を拡大しました。一般大豆は、前場の5限月に続き期近10月限も追随して軒並みストップ安に張り付き、Non大豆も3限月が拡大ストップ4500円安を演じるなど一段安となる限月が目立ちました。終値の前日比は、Non大豆が4500~3690円安、一般大豆は全限月が1800円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=106円台前半まで円安に振れたものの、原油安などで26日のシカゴが大幅続落となったことや、週明けの夜間取引がさらに急落したことに圧迫されました。全限月が一代安値を更新して、後場は全限月が拡大ストップ安に張り付きました。大引けの前営業日比は、全限月が1500円安です。


<国内貴金属市場>
金は反発し、銀は続落です。金はNY高や円安を受けて先限が一時3002円まで上昇しましたが、終盤にかけての円高やドル建て現物相場の下落を受けて上げ幅を縮小しました。銀はNY高を引き継いで買い優勢となりましたが、終盤にかけて地合いを緩め、マイナスサイドに転じました。前営業日比は、金が11~35円高、金ミニが11~35円高、銀が9.6~2.3円安です。

白金系貴金属(PGM)は、続落です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まりました。その後は円安や金堅調などを受けて下げ幅を縮小し、後場に入ると、先限がプラスサイドを回復する場面も見られましたが、欧州時間にはユーロ安などに圧迫されて再び売り圧力が強まりました。パラジウムもNY安を引き継いで続落しました。前営業日比は、白金が257~49円安、パラジウムが83~47円安です。


<外国為替市場>
 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅ドル高の106円前半で取引されています。米金融安定化法案可決の可能性が濃厚となりドルには買いが先行しましたが、止まらない株安を背景にクロス円を売り込む動きも目立ち、ドル買いと円買いが交錯する形でドル/円は値動きが鈍りました。ベルギーなど3国政府がベルギー・オランダ系金融グループのフォルティス国有化に踏み切ったことなどを背景にユーロが英政府が国内9位の住宅金融機関ブラッドフォード・アンド・ビングレー(B&B)を国有化するとの発表に英ポンドも大きく下落しました。
<NY石油市場>
金融救済策の通過が予想されるも共和党の反対表明を受け、最終決断は来週に持ち越しとなり軟調に推移、周辺市場と共に下押されました。原油11月限は前日比1.13ドル安の106.89ドルで引けました。米GDP確定値は2.8%へと下方修正され、景気低迷が懸念されています。


<NY貴金属市場>
米議会での審議が難航しているとのニュースよりNYダウが一時軟調な動きとなり、質への逃避として金は反発。景気後退による需要減の見方よりプラチナは大幅続落となりました。金12月は6.5ドル安の888.5、銀12月は22.8セント高の1350.3、プラチナ1月は68.1ドル安の1123.1で引けました。議会での審議可決については楽観的な見方もあるものの、マーケットは錯綜するニュースに敏感になっているようです。


<シカゴ穀物市場>
大豆は米議会での金融救済案の審議が難航しており、NY原油安にも圧迫されて軟調な動きとなりました。大豆11月限は19.0セント安の1164.0で引けました。景気後退による需要減の懸念、来週にかけての中西部での好天見通しもマイナス要因となりました。来週にかけては収穫ピッチが上がり、引続き上値重い動きも見込まれています。

コーンは今週は産地での霜の懸念により一時上昇したものの、霜による被害は最小限となりそうとの見方が出ており、また大豆同様に金融救済案の審議が混乱していることも圧迫して、安寄り後も一段安となりました。コーン12月限は15.25セント安の543.0で引けました。米住宅市場の悪化が目立っており、商品市場全般への悪影響が懸念されています。

小麦は政府の7000億ドルを投じる救済策効果への疑いが広がり、原油の下落など市場全体が軟調な動きとなり、それに伴い、小麦も手仕舞い売りが広がり大幅下落となりました。また産地の天候は作付けに適した良好な天候が続いていることも圧迫要因との見方です。小麦12月限は前日比20.25セント安の716.0で引けました。来週火曜日には四半期在庫報告が発表されるも、金融市場の動向が注目されるとの見方です。 
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて続落です。寄り付きは25日のNY原油の急反発を好感して、大幅高で寄り付いたものの、そのあとNY原油の夜間取引が急落したことや、為替が1ドル=105円台半ばまで円高に振れたことに圧迫されて、上げ幅を削りました。とくに午後3時以降、夜間取引がさらに急落したことで、大引けにかけて総じてマイナスサイドに沈む展開となりました。なお、今日は製品の新甫4月限が発会しました。前日比は、ガソリンが240円安~80円高、新甫4月限は発会値から680円安の7万7520円。灯油が590~190円安、新甫4月限は発会値から2020円安の8万1140円、原油が160円安~100円高です。


<国内貴金属市場>
金は大幅続落です。金はNY安や場中の円高、またドル建て現物相場の上げ一服を背景に売り優勢となりました。いったん下げ渋るも終盤に入り、ドル建て現物相場の下落から一段安となり、先限は一時97円安まで下げました。銀もNY安や円高を背景に期先2本を中心に下げました。先限は442.0円まで下落しました。前日比は、金が88~64円安、金ミニが88~64円安、銀が13.7~1.7円安です。

白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まりました。その後は金軟調や円高を受けて下げ幅を拡大しました。終盤は期先が一段安となり、期先2本は200円を超える下落で引けました。パラジウムもNY安を受けて売り優勢となりました。先限は803円まで下げ、1週間ぶりの安値を付けました。前日比は、白金が232~61円安、パラジウムが54~21円安です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、まちまちです。週末を控えた玉整理主導の商いで高下しましたが、一般大豆はまちまち、Non大豆はストップ安を含む大幅安です。一般大豆の期近10月限を除いて総じて大幅安となった後、後場1節までは夜間取引の反発を映して下げ幅を縮小し、反発する限月もありました。しかし、後場2節からは円高を嫌気して強気筋からの玉整理が優勢となり、特にNon大豆で大きく上値を削る限月が目立ちました。一方、一般大豆の期近10月限は前週末の19日から5日連続でのストップ高を演じました。終値の前日比は、Non大豆が3000~1050円安、一般大豆は320円安~1800円高です。

東京トウモロコシは大幅続落です。朝方は為替が1ドル=106円台前半まで円安に振れるなか、25日のシカゴが反落したことや、前日の急落地合いを受けて、期先から下げて始まり、再び全限月が3万円台を割り込みました。その後も場中に為替が再び105円台まで円高に振れたことや、シカゴの夜間取引の軟化し、さらにはチャート悪化による週末の手じまい売りなどで、大引けでは全限月がストップ安に沈みました。期近11月限が一代安値を更新しました。大引けの前日比は、全限月が1000円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から円高が進み、105円前半で取引されています。米金融安定化策をめぐる米当局の議論が持ち越しとなったことや、全米最大の貯蓄金融機関ワシントン・ミューチュアルの破たんなどを受け、先行き不透明感が強いとの見方から、日中の主要通貨は方向感に乏しい値動きとなりました。夕方の取引では、ベルギー・オランダ系金融グループのフォルティスなど複数の欧州系金融機関の経営不安をめぐるうわさが流れ、ユーロが大きく下落しました。フォルティスは市場のうわさを否定する内容のコメントを発表しています。
<NY原油市場>
米政府による景気救済策が承認されたことを受け、ガソリンと共に堅調に推移しました。またガソリン備蓄量が約600万バレル減の約1.79億万バレルと、1967年来最低の記録となったこともサポート要因との見方です。ナイジェリアの軍事勢力による原油施設攻撃は拡大しており、今後の供給が懸念されます。原油11月限は2.29ドル高の108.02で引けました。


<NY貴金属市場>
米株が急伸し、最近の安全資金の逃避先として買われた分の手仕舞い売りが広がり、軟調に推移しました。金12月は13.0ドル安の882.0、銀12月は16.5セント安の1327.5、プラチナ1月は39.8ドル安の1191.2で引けました。金融システムへの不安が和らぎつつあるのが、手仕舞い売りの背景となっています。


<シカゴ穀物市場>
大豆は軟調に始まるも、米金融救済案は議会を通過しそうな見通しより一時プラスサイドを探るなど、底堅い動きとなりました。模様眺めのムードもあり、ファンドの動きはあまり目立ちませんでした。大豆11月限は4.0セント安の1183.0で引けました。週間輸出成約は61.2万トンでした。

コーンは安寄りで始まり、米議会の動向が注目される中、比較的落ち着いた動きとなりました。週間輸出成約は54.7万トンとなり、08/09の累積コーン売上高は25.5%と米農務省の予想をやや上まり、これがコーンをサポートする形となりました。国際穀物理事会は世界コーン生産量を以前の予測より300万トン下方修正し、7億7100万トンと推定を発表しました。アルゼンチンでは政府と生産者の間で緊張が高まっている様子で、同国政府はコーンの輸出停止を行いました。12月限コーンは4.75セント安の558.25セントで引けました。

小麦は取引開始はローカルの売りが見られ安含むも、テクニカル買いがその後広がり、米政府救済策承認による原油の続伸もサポートとなり、堅調に推移しました。小麦12月限は前日比6.0セント高の736.25で引けました。週間輸出報告は累計成約60.3%と事前予想を上回るも、約29.4万トンとここ数週間の記録と比べ大幅減少となりました。IGCの世界生産量予想は前回から400万トン増の7.76億万トンとなりました。
<NY原油市場> 
米国在庫の減少幅が予想に比べて小幅にとどまったほか、金融市場の混乱が一段の景気減速とエネルギー需要の縮小を招くとの思惑から売り優勢となりました。米国産標準油種WTIの中心限月11月物は前日終値比0.88ドル安の1バレル=105.73ドルに続落して引けました。


<NY貴金属市場>
金は朝方の上伸分を徐々に取り崩し、中心限月12月物は1オンス=895.00ドルと前日終値(891.20ドル)比3.80ドル高で終了した。立会取引のレンジは、891.50─907.00ドル。


<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が変わらずで、その他の限月は1.50セント安~17.00セント高です。11月限は変わらずです。ドル安や原油高をはやして12ドルを突破しましたが、ドルの反発や原油の反落、FRB議長の景気減速見通しや、早霜懸念の後退も圧迫要因です。ただ、需給ひっ迫や金融市場が不安定なことから、押し目買いで回復しました。

コーンの終値の前日比は、期近2限月が2.50~2.75セント高で、その他の限月は2.75~4.25セント高、12月限は続伸です。ドル安や原油高をはやし、7営業日ぶりの高値に値を飛ばしたあと、ドル反発や原油の急反落を嫌気してマイナスに転落しましたが、単収に対する不透明感やテクニカルな押し目買いでプラスサイドに切り返しました。
<NY原油市場>
度重なる米政府の金融市場への救済が予算不足へ繋がるのではとの懸念よりユーロドルが2001年以来の上げ幅を記録したことを受け、貴金属と共に急伸、原油10月限は一時は130ドル台まで急騰、その他限月は6ドル台の上昇となりました。売り方のショートカバーがかなり進んだ模様です。主要限月の原油11月限は前日比6.62ドル高の109.37で引けました。


<NY貴金属市場>
NYダウが急反落となり、依然として質への逃避としての金への需要が旺盛なこと、ユーロやNY原油の急上昇がサポートとなり、金は900ドルの大台を探りました。金12月は44.3ドル高の909.0、銀12月は97.5セント高の1345.0、プラチナ10月は88.8ドル高の1235.8で引けました。依然として金融市場を取巻く先行き不安が金のサポートとなっている模様です。


<シカゴ穀物市場>
大豆はドル安、NY原油高がサポートとなり、軒並み高で始まった後も終始堅調に推移しました。大豆11月限は61.5セント高の1205.0で引けました。また米中西部では10月初めに気温低下の見通しが出ており、霜の懸念があることもサポートとなった模様です。週間輸出検証は120万Buと過去4年で最低の水準でした。

コーンは原油の大幅高とドル急落などにサポートされて、大豆同様に底堅い動きとなりました。ウォール街での緊急援助がドル安を引き起こし、インフレの可能性を増すという懸念もあります。週間輸出検証は3310万ブッシェルとなり、累積検査量は過去5年平均の5.5%を下回る3.9%でした。現物市場では大きな動きはない模様です。12月限は16.25セント高の558.5で引けました。

小麦は米政府による金融市場への救済、ユーロドルの大幅安がはやされ、原油、貴金属が急伸、それを受け周辺穀物市場と共に取引開始から大幅高、その後も一時は7.50ドル台を探るなど、堅調に推移しました。ファンダメンタル要因としては、アルゼンチン産地で続く乾燥がサポートとなりました。小麦12月限は前日比19.75セント高の737.75で引けました。週間輸出検証は2920万Bu、累計検証は40.0%と事前予想を大幅に上回りました。 
<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急伸です。ドル・円相場が円高に振れたものの、NY原油が米国政府による公的資金投入を含めた金融市場安定化策を受けて急騰したことを受けて、原油・製品ともに急伸しました。場中に円相場が強含んだものの、夜間取引が上昇したことで堅調に推移しました。25日に納会を控えたガソリンと灯油の当限は玉整理の動きから出来高が膨らみました。前営業日比は、ガソリンが1970~2520円高、灯油が2410~3050円高、原油が820~2660円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、軒並み大幅高です。金は、約1円の円高も前週末と比較したドル建て現物相場の大幅高を背景に軒並み100円を上回る大幅高となり、先限ベースで8月11日以来の高値を付けました。終盤も崩れず、期中4月限から一時4本までストップ高となり、大引けは約140円前後の上げ幅を維持しました。銀も金の上昇に追随して大幅高となり、先限は約2週間ぶりの高値を付けました。前営業日比は、金が135~149円高、金ミニが135~149円高、銀が24.9~34.8円高です。

白金系貴金属(PGM)は、反発です。白金はNY市場でユーロ高や原油高を受けて上昇した流れを引き継ぎ、買い優勢で始まりました。その後はユーロ堅調などに支援されて上値を伸ばしました。終盤に入ると期先6月限からストップ高まで買われ、値幅制限のない期近10月限を除きストップ高に張り付きとなりました。パラジウムはドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢となりました。先限は863円まで上昇し、今月9日以来の高値をつけました。前営業日比は、白金が300~317円高、パラジウムが42~78円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて大幅続伸です。19日のシカゴ高に続き夜間取引も堅調で、Non-GMO期近10月限を除き4ケタ高を維持しました。終値の前営業日比は、Non大豆が110円安~3040円高、一般大豆は2580~2700円高です。

東京トウモロコシは大幅続伸です。為替が1ドル=106円台半ばで小動きとなるなか、19日のシカゴが、金融不安の後退や原油高などに追随して急伸して、今日の夜間取引も上伸していることに支援されて始まりました。そのあと中だるみもあったが、おおむね大幅高水準を維持して引けました。大引けの前営業日比は、630~950円高です。


<外国為替市場>
午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からドル安/円高が進み、106円半ばで取引されています。巨額の資金を投じる米政府の金融安定化策は一定の効果が期待できるものの、市場の混乱を早期に収束させるとは言い難いとの見方が市場では出ています。株高の中でも投資家のリスク回避姿勢は依然根強く、取引量が少なめで値動きは荒いようです。

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内容は難解。このサイトを勝手にリンクに貼っているサイトの多くは、 「意味不明なクール・サイト」 と説明していますが、何度も読んでいると不思議に理解できます。

一般報道機関では、NBCやABCが完全に情報を規制される中で、

CBSと、<a href="http://www.cnn.co.jp/business/business.html" target="_blank"><span style=font-size:x-large>「CNN」</span></a> が、かなり存在感を維持しています。

こうした報道機関の現状に嫌気がさしている方々には朗報があります。

先の“騎士たちのデジャ・ヴ”をご覧ください。恐ろしいほど、このページの予測スケジュール通りに、メディア界は動いています。
また、メディアの技術面の第一人者たちが運営する
<span style="font-size:x-large;"><a href="http://by3h.blog111.fc2.com/" target="_blank" title="コンピュータの神">コンピュータの神</a></span> (http://by3h.blog111.fc2.com/ ) も、必読のサイトと言えるでしょう。

諜報機関の中では、旧ソ連が崩壊し、

<a href="https://www.cia.gov/index.html" target="_blank"><strong><span style=font-size:x-large>「CIA」</span></strong></a>が、存在感を強めているといえるでしょう。

そうなると、<a href="http://foia.fbi.gov/" target="_blank"><strong><span style=font-size:x-large>「FBI」</span></strong></a>は逆に、

CIAに封じ込められるのでしょうか。フーバーの亡霊は?
DIA、NSA、CIA、FBIの未公開ファイルなどは、
これも、先のKights' Memories(通称;騎士たちのデジャ・ヴ)、Pandora's Box(通称;パンドラ)の
の2つが頻繁に掲載します。

<NY原油市場>
米政府による経済危機救済の方針を受け、株価指数の大幅続伸に追随し、石油需要増加へのサポートとなるのではとの見方から6ドル以上の急伸となりました。またハリケーン、ナイジェリアでの石油施設への攻撃による生産量減少もサポートとの見方です。原油10月限は前日比6.67ドル高の104.55ドルで引けました。

 
<NY貴金属市場>
過去2日間の資金の逃避先としての金買いが一巡し、米株式市場が急上昇となったことから、手仕舞い等の売りに押されて軟調に推移しました。金12月は32.3ドル安の864.7、銀12月は22.5セント安の1247.5、一方プラチナ10月は9.4ドル高の1147.0で引けました。一時は830ドル以下まで急落する動きもありましたが、NY原油の急伸にサポートされ、底堅い動きとなっています。


<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受けて高寄り後、一時下押す場面はあるも、米当局による不良債権の処理計画をはやした商品市場全般の上昇にサポートされました。大豆11月限は27.5セント高の1143.5で引けました。米産地では温暖乾燥見通しとなっており、早いところでは収穫が進んでいる模様です。

コーンは米国、及び世界株式市場が急上昇となり、信頼の回復や原油高の影響により、コーンも堅調な動きとなりました。また前日からのアルゼンチンの輸出登録停止がサポートとなりました。米中西部では霜などの見通しはなく、天候は当面安定しています。コーン12月限は15.0セント高の542.25で引けました。

小麦は取引開始から軒並み高で始まり、一時ローカルの売りにより下押される場面もあるも、公的資金で不良債権処理を行う意向が伝えられたことがはやされ、前日に続いて大幅上昇の株価、原油高に追随し、軒並み高となりました。小麦12月限は前日比25.25セント高の718.0で引けました。ロシア当局は今期収量予想を9500万~1億トンとし、事前予想範囲内となりました。 
<NY原油市場>
米政府によるAIG救済のニュースを受けドル安が進み、原油など商品市場に投資家が集中したことにより一時100ドル台を探るも、その後は一時マイナスに転じるなど不安定な動きとなりました。継続するナイジェリア武装勢力によるパイプラインへの攻撃が現地石油生産を妨げていることもサポート要因との見方です。原油10月限は前日比0.72ドル高の97.88ドルで引け増した。


<NY貴金属市場>
前日の急伸に対する追随買いにサポートされ、金は一時900ドル台を探るなど続伸する動きとなりました。金12月は46.5ドル高の897.0、銀12月は102.5セント高の1270.0、プラチナ10月は51.3ドル高の1137.6で引けました。資金逃避先としての買いにより過去2日間は急激な上昇となり、目先は荒い動きが続きそうです。

 
<シカゴ穀物市場>
大豆は週間輸出成約は41.1万トンと予想を上回ったものの、金融市場を取巻く不安を背景としたファンド売りに圧迫されて軟調に推移しました。大豆11月限は23.0セント安の1116.0で引けました。為替市場でのドル高も圧迫要因となった模様です。

コーンはファンド売りによって大きく安寄りとなりました。週間輸出成約は旧穀が32.5万トンで、新穀が30.3万トンでした。アルゼンチンでは国内需要の確保のため本日コーンの輸出登録をストップしましたが、マーケットへの影響は限定的でした。コーン12月限は26.75セント安の527.25で引けました。

小麦は夜間取引の流れを引継ぎ、周辺穀物、原油、金と共に軒並高で始まるも、ローカル、取引員筋、ファンドによる売りが広がり軟調に推移、前日の急伸から一転し、コーン、大豆と共に大幅反落となりました。小麦12月限は前日比33.0セント安の692.75で引けました。週間輸出成約は約63.2万トン、累計成約は59.2%と引続き事前予想を大幅に上回りました。アルゼンチン産地では恵みの雨の予報が伝えられる一方、豪産地では乾燥予測が伝えられています。
<国内石油市場>
国内石油市場は、原油高の製品安です。原油市況は、前日のNYが急騰したことに追随して堅調でした。ただし、NY夜間取引が軟調に推移したことから上げ幅は限定的でした。一方、ガソリンと灯油は軟弱です。NY急騰にもかかわらず、思惑の売りが主導してガソリンは急落し、灯油も軟弱な商状を呈しました。前日比は、ガソリンが1360~480円安、灯油が490~280円安、原油が140~300円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀はストップ高です。金は、前日のNY市場の70ドルもの暴騰と場中のドル建て現物相場の一段高を背景に、値幅制限のない当限を除いて終日ストップ高に張り付きました。一方、当限は一時、前日比337円高の2986円まで暴騰し、当限ベースで8月11日以来の高値を付けました。銀もNY大幅高を背景にストップ高続出となりました。前日比は、金が150~301円高、金ミニが150~301円高、銀が40.0~44.4円高です。

白金系貴金属(PGM)は総じて反発です。白金はNY市場で金暴騰などに追随して反発した流れを引き継ぎ、買い優勢で始まりました。序盤の買いが一巡すると、需要減少観測やテクニカル面の弱気観などを背景に、後場にはマイナスサイドに転じて先限ベースで2005年12月以来の安値3601円を付けました。ただ後場終盤には、円安や金上昇などに支援され、当限を除いて再びプラスサイドに切り返しました。パラジウムはNY高を受けて続伸しました。前日比は、白金が3円安~58円高、パラジウムが21~43円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、一般が大幅続落し、Nonは急反発です。為替は1ドル=104円台半ばまで円高に振れたものの、17日のシカゴが上伸したことで、Non-GMO、一般大豆ともにおおむね堅調に始まりました。そのあと一般大豆は大手商社の売りが嫌気されて、前引けで期中以降が急落、さらにシカゴの夜間取引の急落もあって、後場は軒並み大幅安となりました。大引けでは2本がストップ安です。一方、Non-GMOは期近の騰勢が強く、大引けで期近3本がストップ高となったことで、全体が大幅高水準まで引き上げられました。終値の前日比は、Non大豆が1470~4500円高、一般大豆は2700~2440円安です。

東京トウモロコシは総じて続落です。為替が1ドル=104円台半ばまで円高に振れたものの、17日のシカゴが、ドル安を背景にした原油などの他商品高に追随して急反発したことに支援されて始まりました。しかし、後場に入ると、シカゴの夜間取引が急落したことに圧迫されて、軒並みマイナスサイドに振れました。期近はこの日も商社機関店の売りが見られ、下げ幅が大きくなりました。一方、先限は唯一プラス引けしました。大引けの前日比は、730円安~170円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から大幅上昇の105円前半で取引されています。欧州中央銀行(ECB)は、金融市場の緊張を和らげるため、米連邦準備理事会(FRB)、日銀、カナダ銀行、スイス国立銀行、イングランド銀行と協調して短期金融市場に翌日物のドル資金を供給すると発表しました。一方、FRBは世界の金融市場におけるドルの流動性改善のため、主要中央銀行との間で最大1800億ドルの暫定的為替スワップ協定を結んだと発表しました。こうした各国中銀の対応により、夕方の取引では英ポンド以外ほぼ全面的に円売りに傾いています。
<NY石油市場>
米原油在庫の大幅減少やドル安の影響を受けて急反発しました。11月限は5.94ドル高の96.96ドルで終了です。米エネルギー情報局(EIA)の発表によると、9月12日までの1週間の原油在庫は前週比630万バレルの減少です。ガソリン在庫も330万バレルの取り崩しとなり、過去最低の水準に落ち込みました。


<NY貴金属市場>
NY金市場は大幅反発です。金融市場の混乱を受けた質への逃避による買いが殺到し、大幅反発しました。中心限月12月物は、終値ベースでみた立会取引での1日の上げ幅としては1980年1月29日に記録した64ドルを大きく上回り、過去最大です。立会取引レンジは784.00から;851.00ドルです。その後も騰勢は収まらず、時間外では一時90ドル超高となりました。


<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が14.00~15.00セント高、その他の限月は11.00~17.00セント高です。11月限は急反発。時間外取引で買いが上回ったあと、株価急落によるリスク回避や早霜懸念の後退でマイナスに転落しましたが、株価急落による安全への逃避買い殺到で金が暴騰したため、時間外取引の高値を上回りました。

 コーンの終値の前日比は、期近2限月が19.75~21.75セント高、その他の限月は17.00~20.50セント高です。12月限は急反発。時間外取引で上昇したあと、信用不安や株価急落によるリスク回避で値を消しましたが、金の暴騰やドル安・原油高を好感し、買い戻しやテクニカル買いを誘って時間外取引の高値を突破しました。
 
<NY原油市場>
NY原油市場は急落です。米金融不安で信用収縮が広がって景気が一段と悪化するとの懸念が強まり、10月物は一時1バレル=90.51ドルをつけ、中心限月としては7カ月ぶりの安値を記録しました。 米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻に続き、AIGが資金繰り難に陥ったことを受け、金融機関の連鎖破綻に対する懸念が広がりました。株式などの損失を穴埋めするために比較的利益の出ている商品相場に売りが出たとの指摘もあったようです。11月物は4.67ドル安の91.02ドルで引けました。


<NY貴金属市場>
NY金は3日ぶりに反落です。ドル高や原油安に加え、最近の上昇を受けた利食い売りが出ました。過去2営業日で大幅に上伸したことを受けて利食い売りが大量に出たほか、前日の米株下落で投資家心理が一気に冷え込み、資金を確保しようと金を手じまう動きも見られました。


<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が55.50~55.00セント安、その他の限月は62.00~54.00セント安です。11月限は大幅続落です。売りが先行したあとも、米国の金融不安によるリスク回避の流れに巻き込まれ、5カ月半ぶりの安値に沈みまし。南部の収穫遅れや中西部の洪水などの強材料がありましたが、弱気の外部要因が上回りました。

 コーンの終値の前日比は、期近2限月が30.00~29.75セント安、その他の限月は30.00~24.00セント安です。12月限はストップ安です。時間外取引で上昇しましたが、ドル高や原油安、世界の株価安を嫌気したリスク回避の手じまい売りでストップ安に張り付きました。産地の洪水は支援材料ながら、金融不安による換金売りが圧倒しました。
 
<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急落です。米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破たんにより、ドル売りの動きから円相場が急騰し、NY原油もリスク回避の動きなどから暴落しており、東京市場は各油種ともに急落してストップ安が続出しました。値幅制限のない当限は暴落しており、他限月はストップ安に張り付きました。買い気薄で商いが成立しない限月も見られました。ガソリン・灯油の4本、原油の先限が一代安値を更新しました。前営業日比は、ガソリンが5960~3600円安、灯油が6800~3600円安、原油が4120~3600円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み反落です。金は1ドル=104円台前半の円暴騰も、連休中のNY急反発を引き継いで続伸して始まりました。その後は、原油安などに追随してドル建て現物相場が一段安となったことから、全限月がマイナスサイドに転落し、終盤には103円台後半まで進んだ円高も圧迫要因となって下げ幅を拡大しました。銀も、世界的な株安や円高、また金の下落を背景に総じて2ケタ安となり、全限月が一代安値を更新すると同時に先限ベースで06年6月以来の安値を付けました。前営業日比は、金が33~24円安、金ミニが33~24円安、銀が17.3~9.3円安です。

白金系貴金属(PGM)は、急反落です。白金は市場でユーロの上げ一服や原油安を受けて下落した流れや円暴騰を受けて売り優勢で始まった後、世界景気の減速や原油軟調を受けて下げ幅を拡大しました。また後場の中盤以降は1ドル=103円台後半まで進んだ円高も嫌気され、値幅制限のない当限と期中4月限を除いてストップ安で終えました。パラジウムもNY安と円暴騰を受けて売り優勢となり、6月限がストップ安を付けました。前営業日比は、白金が333~295円安、パラジウムが85~58円安です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて大幅続落です。円が対ドルで約3円の暴騰となったこと、シカゴ大豆が夜間取引で大幅続落となったことからストップ安張り付きとなりました。一般大豆の期近10月限を除く全限月が一代安値を更新しました。前日比は、Non大豆が全限月3000円安、一般大豆は1800円安です。

東京トウモロコシは急反落です。国内連休中のシカゴは2営業日で上伸したものの、米大手証券、リーマン・ブラザーズの破綻でドルが急落して、為替が1ドル=104円台前半まで円高に振れたことに圧迫されました。急落寄り後もシカゴの夜間取引がさらに崩れたことで、後場は全限月がストップ安に張り付く展開となりました。また、期近を除く5本が一代安値を更新しました。大引けの前営業日比は、全限月が1000円安です。


<外国為替市場>
 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落し、103円後半で取引されています。米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの連邦破産法適用申請を受け、米金融セクターに対する不安から混乱が続いているます。リスク回避を背景とした円買いの流れが続いているが、米利下げを見込んだドル売り、さらには欧州時間を控えリパトリエーション(資金の本国還流)をにらんだ欧州通貨買いの動きもあり、複雑な値動きとなっています。夕方にかけては欧州の株安を嫌気してクロス円売りの動きが加速しました。ユーロ/円は一時147.60円を付け、約2年ぶりの安値に接近です。海外市場で株安が進めば、ドル/円、クロス円の一段下落も予想されています。
<NY原油市場>
リーマンブラザーズの破産法適用申請を受け、取引開始から100ドルを割りこみ、その後もアイクによる湾岸精油施設への被害が回避されたこと、米政府が石油備蓄を一部開放したことも圧迫要因となり7ヶ月ぶりの安値をつけるなど、終始軟調に推移しました。原油10月限は前日比5.47ドル安の95.71で引けました。

 
<NY貴金属市場>
リーマン、メリル、AIGなどのニュースより金融不安が広がり、他の商品とは対照的に質への逃避として、金買いが進む動きとなりました。金12月は22.5ドル高の787.0、銀12月は34.0セント高の1113.5、一方プラチナ10月は34.3ドル安の1176.2で引けました。NY原油の急落や、ドル高、株式市場での追証に対する金売りの指摘もあり、金の当面の戻りは限られるとの意見もあります。


<シカゴ穀物市場>
大豆は先週末に米上陸したハリケーンの影響による一部洪水、強風などで被害が出た模様と伝えられ、一時底堅い動きとなるも、ドル高やNY原油の急落の影響が大きく、軟調に推移しました。大豆11月限は23.0セント安の1179.0で引けました。当面は原油、為替など外部要因に左右される動きが続きそうです。

コーンは夜間取引では軟調に推移するも、ハリケーンによる被害などの懸念も出ており、後半にかけてはプラスサイドで推移しました。リーマン社の破綻による手仕舞い売りも指摘され、商品指数は今年2月以来の低水準となりました。コーン12月限は1.25セント安の562.0セントで引けました。

小麦はリーマンブラザーズの破産法適用申請を受け、取引序盤は原油、コーンに連動し一時軟調に推移する場面もあるも、ここ最近の下落からの回復を図るようにショートカバーによる買戻しが見られ、一時は739台まで上昇するなど堅調な動きとなりました。小麦12月限は前日比7.75セント高の727.0で引けました。


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