商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<NY原油市場>
前日の流れを引継ぎ取引開始から安寄り、OPECによる生産枠大幅削減が決定されるも石油需要減小は今後も供給減少を大幅に上回るとの見方から終始下落基調となりました。中心限月の原油2月限は前日比2.94ドル安の41.67ドルで引けました。来期世界石油需要は0.5%減の日量8530万バレル、消費量は0.2%減の日量約8570万バレルとの見通しです。明日は当限の納会日です。 <NY貴金属市場> ロンドン市場ではドル安だったものの、その後ドルが堅調な動きとなり、総じて反落しました。金2月は7.9ドル安の860.6、銀3月は30.0セント安の1112.0、プラチナ1月は1.3ドル安の863.9で引けました。金は870~880ドル付近では抵抗にぶつかっており、また本日のNYダウの下落も圧迫要因となりました。 <シカゴ穀物市場> 大豆はドルの反発を受け、取引開始は安寄り、その後も軟調な原油が圧迫しローカル、ファンドによる売りが先行するも、中盤からはプラスサイドに転じ続伸となりました。大豆1月限は前日比5.5セント高の869.5で引けました。輸出成約は約90万トン、累計実績は67.4%と中国による全体の92%を占める大量入札を受け、予想を大幅に上回りました。また本日更に11.6万トンの中国による大豆入札が伝えられました。 コーンは過去2週間で90セントもの上昇しており、テクニカル的に買われ過ぎとの見方が出ていること、ドル高、原油安を受けてほぼ軟調に推移しました。コーン3月限は前日比変わらずの388.0で引けました。週間輸出成約は61.2万トンでした。来週のクリスマスを前に既に商いは閑散モードとなっています。 PR ![]() ![]() |
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