一時は安定化が期待された米株式市場も、住宅ローン会社の破綻の噂が広がり急反落、為替市場ではドルは総じて軟調でした。夏場のサマーラリーが続くNY原油は引値ベースで史上高値を更新、代替需要としてNY砂糖も急伸しました。
<米為替市場>
本日は注目されていたPCEデフレータが発表されましたが、予想範囲内となり反応は限定的でした。現在は円がじりじりと買われており、ドル円は118.85付近で推移しています。ユーロドルは小幅な動きとなり現在1.3685で推移しています。株式市場が安定してきており、高金利であるニュージーランドやオーストラリアに資金が戻り始めたことから、円キャリートレード再開の可能性も否定できません。
<NY原油>
製油所が精製稼働率を上げるも、需給関係は直ぐには改善されないとの見方より大幅に上昇。NY原油9月限は1.41ドル高の78.24ドルで引けました。7月上旬のファンドの買い越しは11.23万で記録更新しました。一方、現在の78ドル台を正当化する材料が不足しており、調整が行われる可能性がるとの声もあります。
<NY貴金属>
株式市場が安定してきていることや原油の上昇を受け、NY金は堅調に推移しました。銀も連れ高となっています。ドルの地合いが依然として弱いこともサポートとなっているようです。また、南アフリカのアングロ・プラチナ社が生産目標を下方修正したとのニュースを受け、プラチナが急上昇しています。金12月は2.7ドル高の679.3、銀9月は11.4セント高の1301.7、プラチナ10月は15.8ドル高の1302.6で引けました。
<シカゴ大豆>
前日に続いて中西部に高温乾燥した予報が出され、続伸しました。大豆8月限は11.25セント高の834.0で引けました。向こう10日間、中西部に降雨がないとの天気予報が主なサポートとなりました。今は大豆生育の重要な時期であり、大豆価格は天候要因に敏感に反応します。
<シカゴコーン>
昨日引け後に発表された作況レポートでの優良が62%から58%に低下したことを受けて、堅調な動きとなったものの、上値は引続き限られました。コーン9月限は2.25セント高の325.75で引けました。中西部ではコーン受粉期に入り、天候状況は良好との見方が上値を重くしました。
<NYコーヒー>
NY原油など商品全般の上昇がサポートとなり、前半より堅調に推移し、後半にかけては一段高となりました。コーヒー9月限は1.35セント高の114.30で引けました。CRB商品指数が42年来の高値水準にあり、ブラジルでの気温低下見通しもはやされました。
商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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