商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<NY原油市場>
米GDPが-3.8%と予想ほど悪くなかったことから、底堅い動きとなりました。原油3月限は0.24ドル高の41.68ドルで引けました。米大手製油所でのストの可能性があり、ガソリンの上昇が目立ちましたが、ストライクが起きれば精製の操業が止まるため、原油にとっては圧迫要因となります。 <NY貴金属市場> 欧米各国の中央銀行が大量の通貨発行を行い、貨幣価値の減少見通しより金買い人気は根強く、総じて上昇。金4月は21.9ドル高の928.4、銀3月は42.0セント高の1256.5、プラチナ4月は16.4ドル高の991.3で引けました。ソロス氏によるユーロ危機の発言よりユーロ安となるも、本日はドル高の影響は無視された形です。 <シカゴ穀物市場> 大豆は前半はまちまちながらも、中盤以降は堅調に推移しました。今週末の南米では降雨見通しが出ているものの、予想ほどの雨量ではなさそうと伝えられたことがサポートとなりました。大豆3月限は9.5セント高の980.0で引けました。旧正月明け後の中国の動向にも期待があるようです。 コーンは前日のレンジ内の動きとなり、まちまちに推移。コーン3月限は2.75セント安の379.0セントで引けました。アルゼンチンでは、週末から来週頭にかけて降雨予報がでています。日本から21万トンの入札がありました。昨年11月のエタノール生産量は2000万バレルでした。 小麦は前半は一時堅調な動きとなるも、為替市場でのドル高/ユーロ安の影響より軟調に推移し、小麦3月限は10.0セント安の568.0で引けました。エジプトが18万トンの入札を行い、内訳は6万トンが米国、12万トンが仏産でした。 PR ![]() ![]() |
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