商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <NY原油市場> 今週開かれるOPEC総会での更なる大幅減産の見通しを受け、前半は一時50ドル近辺まで値を伸ばすも、買われ過ぎの見方、またOPECによる日量200万バレルへの減産見通しは不十分との見方から後半では下落となりました。原油1月限は前日比1.77ドル安の44.51ドルで引けました。11月期工業生産高は0.6%減少、過去4ヶ月3度目の減少。中国精油産業は先月日量664万バレルに削減しています。 <NY貴金属市場> 先週に続いてユーロドルが大幅上昇となり、総じて急反発する動きとなりました。金2月は16.0ドル高の836.0、銀3月は39.0セント高の1062.0、プラチナ1月は17.1ドル高の839.2で引けました。明日のFOMCでは0.5%の利下げが見込まれており、50年来の低金利となる見通しがドル安の背景となっています。 <シカゴ穀物市場> 大豆は夜間取引の流れを引継ぎ取引開始は大幅高寄りとなるも、直後から薄商いながらもローカル、ファンドによる売りが先行し下落。終始軟調な動きとなりました。大豆1月限は前日比8.0セント安の846.0で引けました。輸出検証は約3440万Bu、累計検証は42.3%と事前予想範囲内となるも過去4週間最低となりました。全米油実加工業者協会は、11月期在庫を約20億ポンドと発表し予想範囲内となりました。 コーンはユーロ高、原油高を受けて軒並み高で始まるも、その後はNYダウ、原油の軟化に追随して、終始上値重い動きとなりました。コーン3月限は1.75セント高の375.25で引けました。週間輸出検証は2930万Buと前週よりも好調でしたが、平年と比べると依然として低調な状態が続いています。 PR ![]() ![]() |
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