商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<NY原油市場>
米連邦準備制度理事会が米経済強化のため再び0.5ポイント以上の利下げをするとの見通しから株式市場の上昇に影響され、原油価格も小幅ながらにも堅調に推移しました。NY原油3月限は前日比0.28ドル高の90.99で引けました。日本の景気後退の懸念からアジア株中心にエネルギー市場も軟調な動きでしたが、米利下げの期待値が上昇したことがサポートとなりました。為替市場でのドル安が進んだこともプラス材料となりました。 <NY貴金属市場> ドル安に加え、堅調な原油や株式市場を受けNY金は大幅上昇となり、中心限月である4月限は一代高値を更新しました。また、ファンド買いやオプションに絡む買いも背景にあるようです。銀は連れ高で一代高値を更新、プラチナも南アフリカの電力問題がサポート要因となり、一代高値を更新する上昇となりました。金4月限は16.6ドル高の932.8、銀3月限は26.0セント高の1675.0、プラチナ4月限は48.6ドル高の1728.7で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は序盤の株式市場の下落や、週末のアルゼンチンの天候が予想していたより良好だったことを受け、投機売りが先行し軟調に寄り付きましたが、その後は株価の反発や金の大幅上昇を背景に堅調に推移しました。また、原油が下げ幅を縮小したこともサポートとなったようです。大豆3月限は10.75セント高の1253.75で引けました。大豆の週間輸出検証は2770万ブッシェルでした。 コーンは世界経済および他の市場の弱気を背景に、安寄りで始まりましたが、後半にかけては上昇に転じました。コーン3月限は4.0セント高の502.25で引けました。アルゼンチンの予想以上に広域で降雨が観測され、一方週間輸出検証においては予想を上回る6110万ブッシェルと伝えられたことがサポートとなりました。また小麦のストップ高もプラス要因となりました。 PR
<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。原油・製品ともにNY原油の夜間取引安と円高の進行から下値を探る展開となりました。午後3時半ころより、夜間取引が引き締まりをみせ、円相場も弱含みで推移したことから一時下げ渋りをみせました。新甫2008年8月限はガソリン・灯油ともに上ザヤ発会して、いずれも発会値から大きく下落して陰線で引けました。NY原油2月限は午後3時半以降、90ドル割れの水準から値を戻しましたが、大引けにかけて再び90ドルを割り込みました。ドル・円相場は午後3時半ころの1ドル=106円近辺から徐々に円安に振れています。前営業日比は、ガソリンが1730~330円安、灯油が1550~1170円安、原油が820~70円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は、反落です。金は海外市場での上げ一服や円高を受けて売り優勢で始まりました。その後は株価急落などを背景に軟調となりましたが、終盤にかけて円高が一服したことが下支えとなって下げ幅を縮小しました。銀も海外市場での上げ一服や円高を受けて売り優勢となりました。前営業日比は、金が37~22円安、銀が7.9~3.0円安です。 白金系貴金属(PGM)は、総じて続伸です。白金はNY急伸を受けて買い優勢で始まりました。その後は4月限が拡大ストップ高を付け、期近・期先ベースとも上場来高値を更新しましたが、円高が進んだことに上値を抑えられて上げ一服となりました。ただ欧州時間に入ると、円高が一服し、下支え要因となりました。パラジウムは円高を受けて一部限月がマイナスサイドに転じる場面も見られましたが、NY高を引き継いで総じて続伸しました。前営業日比は、白金が76~144円高、パラジウムが変わらず~11円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、市場間まちまちです。Non大豆が前週末に続いて軒並み拡大ストップ安となる一方、一般大豆は大幅続伸しました。Non大豆は買われ過ぎ感からの利食い売りに下げ、一般大豆は逆に売られ過ぎ感からシカゴ大豆続伸相場を素直に映す展開が続きました。前営業日比は、Non-GMO大豆が軒並み2100円安、一般大豆は400~1760円高です。 東京コーンは総じて小反落です。25日のシカゴが大幅続伸したことで支援されて始まり、後場1節までは上げ幅を拡大する展開となりましたが、為替が場中に1ドル=106円台前半まで円高に振れたことや、シカゴの夜間取引が軟調に推移したことで、上げ幅を縮小して、大引けでは期近を除きマイナスサイドに振れました。大引けの前営業日比は、40円安~170円高です。 <外国為替市場> 午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み106円前半で取引されています。日経平均株価を含むアジア株が3―6%近い大幅な下げとなったことを受けて、投資家がリスク回避姿勢を強めれば円キャリートレードの解消がさらに進む可能性があるとの見方から、外為市場では円高が進みました。ドル/円は朝方の高値106円後半から前半へ1円近い円高となりました。
<NY原油市場>
先日の利下げにより石油需要の減退見通しが後退していることから原油価格は堅調に推移しました。NY原油3月限は前日比1.30ドル高の90.71で引けました。景気後退が石油消費の抑制に繋がり、原油価格を不安定に導いた事で国際エネルギー機関はOPECは生産量を増やし価格高騰を緩和する必要があると発表しています。連邦政府の値下げやロシアの供給不足など不安材料を抱えている為、原油市場は不安定な状態が続いています。 <NY貴金属市場> 序盤の株価や原油の上昇に加え、引き続き来週のドル利下げ観測がサポートとなり、NY金は堅調に推移しましたが、株価が急落したことや原油が戻したことで利益確定の動きが見られ、金の上値は限定されました。銀は連れ高、プラチナは南アフリカでの電力不足により生産に影響がでたため大幅上昇、史上高値の更新となりました。金2月限は4.9ドル高の910.7、銀3月限は15.7セント高の1649.0、プラチナは67.1ドル高の1680.1で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は前日の流れを引継ぎ高寄りで始まり、その後も比較的良い結果となった輸出成約を背景に底堅く推移しましたが、後半は株式市場の下落を受け上値の重い動きとなりました。大豆3月限は12.5セント高の1243.0で引けました。大豆の週間輸出成約は66.3万トン、大豆ミールは16.24万トン、大豆オイルは5.88万トンとなっています。引き続き、中国からの需要見通しも良く、ファンダメンタルは強気となっています。 コーンは穀物全般が堅調な動きを見せ、好調な輸出成約にもサポートされ、上昇しました。コーン3月限は9.0セント高の498.25で引けました。週間輸出検証は159万5千トンと予想レンジの上限でした。アルゼンチンでは週末に降雨が予想されており、今後は生産者筋の売りも増加するとの見方も出ています。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて急反発です。製品の納会はガソリンが急落、灯油が急伸と対照的なものとなりましたが、他限月はNY原油の急反発や、この日の夜間取引の堅調地合い、さらには場中の円安進展で急伸寄り後も一段高となりました。とくに後場は前場の高値を抜けると上げ足がを加速しました。ガソリンは期先2本などがストップ高で引けました。原油も大幅高となりましたが、納会が近づいている期近1月限は、他限月に対して大幅上ザヤとなっていることもあり、唯一3ケタの上げ幅にとどまりました。納会した期近2月限(製品のみ)を除く前日比は、ガソリンが1540~2700円高、期近2月限は1230円安の6万1970円、灯油が2360~2660円高、期近2月限は1740円高の7万4070円、原油が600~2380円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀はストップ高絡みの急騰です。金はNY高や円安を背景に大幅高で寄り付き、場中の円ジリ安も重なって上値を伸ばしました。欧州時間にはいると、金ドル建て現物相場が史上最高値を更新して一段高となったことから、終盤の東京金はストップ高に張り付き、期近から期中の4本が一代高値を更新しました。先限はストップ高に抑えられて15日の高値3187円を更新できませんでした。銀もNY高を引き継いで大幅高となり、終盤の金ストップ高に追随して本がストップ高をつけました。前日比は、金が120~128円高、銀が18.5~22.0円高です。 白金系貴金属(PGM)は、軒並み上昇です。白金はNY急伸と円安を受けて2番限以降がストップ高で始まりました。その後は8月限が上げ幅を縮小する場面も見られましたが、株価急伸や円軟調などに支援され、ストップ高に張り付きました。値幅制限のない期近2月限は5610円まで上昇し、期近の上場来高値をつけました。パラジウムはNY高と円安を受けて堅調となり、後場で期先からストップ高を付け、4本がストップ高で引けました。前日比は、白金が120~218円高、パラジウムが37~40円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、市場間まちまちです。Non大豆が軒並み拡大ストップ安となる一方、一般大豆は逆に軒並みストップ高に張り付きました。Non大豆は買われ過ぎ感からの利食い売りに下げ、一般大豆は逆に売られ過ぎ感からストップ高絡みのシカゴ大豆急反発相場を素直に映しました。前日比は、Non-GMO大豆が軒並み2100円安、一般大豆は軒並み1400円高です。 東京コーンは急反発です。為替が1ドル=107円台前半から半ばまで円安に振れるなか、24日のシカゴが期近からストップ高の大幅高となったことや、今日の夜間取引でさらに上伸したことに支援されました。前場2節以降は全限月がストップ高に張り付きました。大引けの前日比は、500~800円高です。 <外国為替市場> 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、107円半ばで取引されています。前日の米株の戻り歩調や堅調な日経平均株価などを受け、投資家のリスク投資意欲が回復、午前中から全般的にやや円売りが優勢となりました。午後に入って日経平均が上昇幅を広げると、ドル/円、クロス円とも円売りが加速しました。ただ、株価連動相場となっていることから、株下落リスクの可能性も指摘されています。
<NY原油市場>
先日の利下げに続き、来週のFOMCでも更なる利下げの可能性があるとの見方より、原油市場は大幅に反発しました。NY原油3月限は前日比2.42ドル高の89.41で引けました。米原油在庫は1月18日現在で2億8,940万バレルと上方修正されたこともサポート要因となりました。OPECは最大石油消費国のアメリカの景気後退による在庫増、北半球の暖房燃料消費がピークを過ぎたとの見通しから、2月1日の会議では供給量を増やさなくても良いと示唆しています。 <NY貴金属市場> 株式市場の回復やドルが弱含んだことを受け、NY金は大幅反発となりました。また、更なるドルの利下げ観測も上昇の背景にあるようです。銀は連れ高、プラチナは南アフリカでの供給量の減少がサポートとなり史上高値を更新しました。金2月限は22.7ドル高の905.8、銀3月限は36.3セント高の1633.3、プラチナ53.9ドル高の1613.0で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は 昨日とは一転し高寄りで始まり、その後も世界的な景気減速への懸念が後退したとの見方から一段高となり、昨日の下落分を取り戻す動きとなりました。また、堅調な金やその他の商品市場もサポート要因となりました。大豆3月限は41.0セント高の1230.5で引けました。12月の大豆の圧砕レポートは1.624億ブッシェルと予想を下回り、圧迫要因となったようです。 コーンは前日に続いて米株式市場の急伸がはやされ、前日のストップ安より一転して、ストップ高に張り付きました。コーン3月限は20.0セント高の489.25で引けました。韓国が29万6千トンを購入し、現物市場では生産者売りが増えているとの観測もあります。ジブバブエ政府は肥料不足及び洪水により71万9千ヘクタールに作付けを制限するとの見方があります。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて下落です。原油はNY原油の下落や場中の円高から期先中心に反落しました。終盤は夜間取引がしっかりと推移したことにも反応鈍く、先限が5万5000円割れ状態で推移しました。製品も灯油当限を除き下落し、終盤も反発力弱く、おおむね安もちあい商状です。製品の当限は納会前の玉整理からガソリンが下落、灯油は高く推移しました。前日比は、ガソリンが450~70円安、灯油が380円安~900円高、原油が870~260円安です。 <国内貴金属市場> 金はまちまち、銀は総じて続伸です。金はドル建て現物相場の上昇や円安を背景に軒並み2ケタ続伸で寄り付いた後、前場中盤には円ジリ高に圧迫されて期先がマイナスサイドに転落しました。後場はドル・円相場次第の動きとなり序盤は戻り歩調となりましたが、終盤の1ドル=106円台前半まで進んだ円高に圧迫されて再びマイナスサイドに転落する限月が続出しました。銀も一時は期先3本がマイナスサイドへ転落する場面がみられましたが、終盤の円高にもかかわらず底堅く推移し、先限を除いて続伸しました。前日比は、金が6円安~6円高、銀が2.2円安~1.9円高です。 白金系貴金属(PGM)は白金が続伸し、パラジウムは小反落です。白金は米株価急伸などに支援されて買い優勢で始まり、後場中盤まで堅調となりました。ただ、終盤にかけての円ジリ高や、円高を受けた金の上げ幅縮小が嫌気されて地合いを緩めたものの、押し目買いなどに下支えられました。パラジウムはNY安を引き継いで小反落となりました。前日比は、白金が45~57円高、パラジウムが6~1円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、まちまちです。一般大豆は続落も、後場は下げ幅を縮小しました。後場1節まで拡大ストップ高を含む大幅続伸となっていたNon大豆は、その後利食い売りに上値を削り、期中と12月先限など4限月が急反落しました。前日比は、Non-GMO大豆が2040円安~1790円高、一般大豆は770~110円安です。 東京コーンは総じて大幅続落です。為替が1ドル=106円台半ばで小動きとなるなか、23日のシカゴが軒並みストップ安の急落となったことに圧迫されました。ただ、シカゴの夜間取引が急反発していることが、下支え要因となりました。なお、独歩高の期近3月限は後場も急伸して、ストップ高で引けました。大引けの前日比は、670円安~500円高です。 <外国為替市場> 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅上昇し、106円後半で取引されています。前日の米株高を受けて日経平均株価が一時前日比300円を超える上昇となり、ドル/円は前日海外市場でつけた2年半ぶり安値から2円を超えるドル高/円安に振れる局面もありました。その後、欧米金融機関の損失計上や金融保証会社の支援をめぐるうわさで上値の重い展開が続きました。しかし、午後に入ると、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)も意識され、リスク回避から全般的に底堅い値動きとなりました。
<NY原油市場>
昨日の緊急利下げにも関わらず、エネルギー消費国の景気後退の懸念が残り、後半にかけて原油価格は1バレルあたり2ドル以上も値を下げました。NY原油3月限は前日比2.22ドル安の86.99で引けました。景気後退が失業者数や工場閉鎖に繋がればエネルギー需要も減るとの見通しから、明日の在庫レポートでは在庫増加の見通しが出ています。イランのウラン濃縮撤廃に対する拒否に伴い、昨日国連安全保障理事会はベルリンで新たなる法案決議をしました。アメリカ及び同盟国は、イラン核兵器開発について強く非難をしています。 <NY貴金属市場> 株式市場の急落による損失をカバーするために、手仕舞い売りが広がり、NY金は軟調に推移しました。また、軟調な原油やドルが強含んだことも圧迫要因となったようです。銀は連れ安、プラチナは実需により買い支えられプラス圏を維持しました。金2月限は7.2ドル安の883.1、銀3月限は13.5セント安の1597.0、プラチナ4月限は0.50ドル高の1559.1で引けました。 <シカゴ穀物市場> コーンは昨日に続いて米株式市場が再び下落の動きとなり、NY原油安も影響して、投機売りが進み、当限を除いてストップ安に張り付きました。コーン3月限は19.75セント安の469.25で引けました。韓国が22万トン、トルコが9万5千トンの米コーンを購入しました。アルゼンチンの乾燥状態は未だ続き不安材料の一要因となっていますが、今週は降雨の見通しが出ています。
<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急反発です。原油は、NY原油が前日の東京市場の大引け時点から大きく上昇したことで買いが先行しました。その後は、夜間取引の下落と円高を背景に上げ幅を削りましたが、終盤から引けにかけ夜間取引の反転を受け、先限中心に一段高です。製品も原油高と円安から急伸して寄り付きました。上げ幅を縮小し、高値を離れたものの、終盤は堅調に推移しました。前日比は、ガソリンが740~1710円高、灯油が1510~2080円高、原油が800~2050円高です。 <国内金属市場> 金・銀は軒並み急反発です。金は米緊急利下げやそれを受けたドル安を背景に急騰したNY高を引き継ぎ、前場は値幅制限のない当限を除いてストップ高に張り付きました。後場には円高に圧迫されてストップ安から外れたものの、終盤にかけてはドル建て現物相場の上昇を背景に4・6月限が再びストップ高を付けました。銀もNY急騰を引き継いで軒並み急反発となり、総じて前日の下げ幅を帳消しにしました。前日比は、金が117~152円高、銀が15.0~26.1円高です。 白金系貴金属(PGM)は、急反発です。白金は米国の緊急利下げをきっかけに急反発した流れを受けて買い優勢で始まりました。その後は円高や金がストップ高から外れたことが嫌気されて大幅に上げ幅を縮小する場面も見られましたが、終盤には再び地合いを引き締め、軒並み通常の値幅制限を上回る急反発となりました。パラジウムも連休明けのNY市場で下げ一服となったことを受けて買い優勢となり、期中・期先がストップ高を付けました。ただ先限は高値を維持できず、上げ幅を削って取引を終えました。前日比は、プラチナが137~183円高、パラジウムが27~40円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、市場間まちまちです。一般大豆は拡大ストップ安を含む大幅続落も、Non大豆は逆に拡大ストップ高を含む反発相場となりました。一般大豆の12月先限が一代安値を更新しました。前場は、両市場とも反発しましたが、後場は円高や夜間取引安に一般大豆が下落しました。Non大豆も後場1節に一時崩れましたが、大引けにかけ持ち直しました。前日比は、Non-GMO大豆が1130~2100円高、一般大豆は2100~2020円安です。 東京コーンは総じて続落です。一時為替が1ドル=107円台まで円安に振れるなか、22日のシカゴは下落したものの、前日の夜間取引と比較して上昇していたことで堅調に始まり、前場は期近から大幅高となりました。しかし、その後為替が円高に振れたことや、シカゴの夜間取引が急落したことに圧迫されて、軒並みマイナスサイドに沈みまし。なお、今日は値幅制限が期近3月限が750円、他限月が1200円に拡大されています。大引けの前日比は、770円安~180円高です。 <外国為替市場> 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず106円前半で取引されています。米国の緊急利下げでリスク回避の円買いが一服となり、外為市場では前日海外市場から東京市場の序盤にかけて円安が進んだものの、米利下げはサブプライムモーゲージ問題の解決にはつながらないとの見方などから、円は対ドル、ユーロなどでともに反発しました。
<NY原油市場>
サブプライムローン問題、インフレ拡大を中心に世界的な景気後退の懸念を背景に、夜間取引では3ドル以上もの急落となりましたが、米連邦準備制度理事会が大幅な利下げに踏み切り、原油市場は下げ幅を縮める動きとなりました。本日納会のNY原油2月限は前日比0.72ドル安の89.85で取引を終了しています。原油市場は1月3日に100ドル台を突破して以来11%値を下げています。 <NY貴金属市場> 米利下げにより株式市場が急落したことで、序盤は軟調に推移しましたが、その後は株価が下げ幅を縮小したことやドル安を受けて堅調に推移しました。また、ショートカバーによる買戻しの動きも見られたようです。銀やプラチナは手仕舞い売りに押され軟調に推移しました。金2月限は8.6ドル高の890.3、銀3月限は11.0セント安の1610.5、プラチナ4月限は6.9ドル安の1558.6で引けました。依然としてインフレ懸念がサポートとなるも、株価の急落による手仕舞いの動きには注意が必要です。 <シカゴ穀物市場> 大豆は米利下げを受け、株式市場の不安が後退したとの見方から45セント以上も急落して寄り付き、その後は堅調な金や株価が下げ幅を縮小したことがサポートとなり値を戻しましたが、上値の重い展開となりました。大豆3月限は24.5セント安の1239.5で引けました。また、テクニカル的な売りも背景にあったようです。大豆の週間輸出検証は3220万とやや予想を上回りました。 コーンは世界株式市場での急落を要因とした思惑売りが目立ち、エネルギーの弱さが懸念され夜間取引では20セントのストップ安をつけたものの、その後米株式市場が回復するにつれ、コーン市場も下げ幅を縮小しました。コーン3月限は9.25セント安の489.0で引けました。週間輸出検証は4580万ブッシェルと事前予想を上回りました。
NYはキング牧師記念日で休場
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて大幅安です。18日のNY原油は上昇しましたが、原油、石油製品とも前場から円高を背景に売り先行となりました。後場はおおむね安もちあいで推移した後、終盤は円一段高、夜間取引の反落から一段安となりました。期先に行くほど下げ幅が大きく4けた安で引ける限月が目立ちました。ガソリン、灯油の期先5、6、7月限と原油6月先限が一代安値を更新です。ガソリン先限は引け際に7万円を割り込み、約3カ月ぶりの安値をつけました。NY原油2月限は午後3時を過ぎた頃から軟化し、90ドルの節目を意識する展開でした。前営業日比は、ガソリンが1660~890円安、灯油が1670円安~240円高、原油が1110~350円安です。 <国内貴金属市場> 金が後場終盤から急落し、銀はまちまちです。金はNY高などを背景に後場中盤までは先限を除いてプラスサイドで推移していましたが、夕方からのクロス・円主導の円一段高やユーロに対するドル高を嫌気した売り物に圧迫されて全限がマイナスサイドへ転落し、先限は大引け直前に3003円まで急落して昨年12月26日以来の安値を更新しました。銀も夕方からの円高に圧迫されて先限がマイナスサイドに転落するなど、軒並み高値から値を削りました。前営業日比は、金が44~29円安、銀が2.5円安~12.4円高です。 白金系貴金属(PGM)は、総じて続落です。白金はNY安・円高と弱材料が重なったものの金堅調などを背景に後場中盤には一段高となりました。ただ夕方からのクロス・円主導の円高や、ユーロに対するドル高、金急落などを背景に高値から一気に急落し、先限が5168円をつけて昨年12月17日以来の安値をつけました。パラジウムは薄商いから方向感に欠ける動きとなりましたが、夕方からの円高や他貴金属の急落に追随し、総じて安値引けとなりました。前営業日比は、白金が46~31円安、パラジウムが13円安~4円高です。 <外国為替市場> 午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点からほぼ変わらずの、106円後半で取引されています。日経平均の大幅下落に伴う投機的な円買いは対ユーロなどのクロス円で目立ちました。ユーロは先週末欧州でサブプライムローン関連損失懸念から金融株が売られたことなどから1.4580ドルのサポートをあっさり割り込み、引き続き軟調に推移しました。 <国内穀物市場> 東京大豆は、一般大豆が拡大ストップ高を含む急反発となり、Non大豆は軒並みストップ高を買われました。Non大豆が来年度の供給不安を受けて総じて続伸して寄り付いたことと、さらに一般大豆が4営業日ぶりに反発したことから強気に傾きました。前日比は、Non-GMO大豆は軒並み1400円高、一般大豆は1200~2100円高です。 東京コーンは急反発です。為替が1ドル=106円台後半で小動きとなるなか、18日のシカゴが軟調だったものの、寄り付きから商社の買い戻しが入ったことや、大豆が軒並みストップ高の急伸となったことに支援されました。期先の上げ幅が相対的に大きくなりました。大引けの前日比は、220~790円高です。
<NY原油市場>
米株価の続落を背景に上値重い動きとなりましたが、原油市場は4日振りに反発しました。NY原油2月限は前日比0.44ドル高の90.57で引けました。OPECは2月1日の会合で供給量を増やすかもしれないと示唆しています。ブッシュ大統領が発表した景気刺激策が石油需要の持続を促すとの見方も出ています。来週は在庫の増加が見込まれており、多くのアナリストは1月25日にかけて原油価格が下がるとの見通しを立てています。 <NY貴金属市場> NY金は序盤、堅調に推移したものの、その後は原油が上げ幅を縮小したことや、ドルが強含んだことを受けて仕舞い売りが先行し、上値の重い展開となりました。引けにかけてはショートカバーによる買戻しによりプラス圏を維持しています。銀は比較的堅調に推移し、プラチナは手仕舞い売りに押され小幅安となりました。金2月限は1.2ドル高の881.7、銀3月限は20.5セント高の1621.5、プラチナ4月限は0.30ドル安の1565.5で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は前日の流れを引き継ぎ軟調に寄り付き、その後も祝日を前にした手仕舞い売りが優勢となり軟調に推移しました。また、強気な輸出成約にもかかわらず下落していることから、テクニカルによる売りも背景にあったようです。大豆3月限は7.0セント安の1264.0で引けました。週末にかけ、ブエノスアイレス付近では温暖で乾燥した気候との見通しです。 コーンは昨日に引き続き本日も、米株安などを背景とした売りに押されて軟調に推移しました。コーン3月限は3.75セント安の498.25で引けました。週末に寒冷予報により肥料需要の増加が見込まれており、また輸送運賃が下落した今週、一部の利益確定売りも出た模様です。
<NY原油市場>
NY原油は、期近が続落です。終値の前日比は、期近2限月が0.74~0.72ドル安、その他の限月は0.65~0.62ドル安です。イスラエルによるミサイル試射の報から中東情勢の緊迫化が警戒され反発して始まりましたが、この日発表された複数の米経済指標の内容悪化が嫌気され、序盤に高値から急落しました。石油製品は続落です。ヒーティングオイル、改質ガソリン相場ともに修正高で始まったものの、原油相場の下落に追随し、上値の重い展開となりました。 <NY貴金属市場> NY金は小幅続落、銀は反発です。終値の前日比は、金の期近2限月が1.5~1.1ドル安、その他の限月は3.8~1.6ドル安、銀の期近2限月は11.5~12.3セント高、3月限は11.5セント高、その他の限月は9.9~11.5セント高です。金2月限は、時間外取引で売りが先行したあと、ドル安や原油高をはやしてプラスに浮上しましたが、米国の景気後退懸念による原油・株の急落が嫌気され、マイナスに転落しました。銀3月限は、時間外取引で売りが先行したあと、金の上昇をはやして16ドルを突破しました。金の反落で売り込まれましたが、投機筋の押し目買いでプラスサイドに切り返しました。 白金4月限は、時間外取引で前日の安値を割ったあと、金の上昇をはやしてプラスに浮上しましたが、米国の景気後退懸念を嫌気した売りで時間外取引の安値に接近しました。パラジウム3月限は、米国の景気後退懸念で原油や株価が急落し、テクニカル売りを誘って前日の安値を下回りました。買い戻しで切り返しましたが、プラスを回復できませんでした。 <シカゴ穀物市場> 大豆の終値の前日比は、期近2限月が6.00~5.50セント安、その他の限月は8.75~4.00セント安です。3月限は小幅続落です。アルゼンチンの雨不足や原油・金の上昇、高水準の週間輸出成約高をはやし、投機筋のテクニカル買いを誘って前日の高値を突破しましたが、原油や金の反落が投機筋の利食い売りを誘い、マイナスに落ち込みました。 コーンの終値の前日比は、期近2限月が0.50セント安~変わらず、その他の限月は0.75セント安~8.00セント高です。3月限は軟調でした。売り過剰感から時間外取引で上昇したあと、高水準の週間輸出成約高や大豆・小麦の急伸をはやし、前日の高値を突破しました。ただ、米国の景気後退懸念が圧迫し、利食い売りでマイナスに落ち込みました。
<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み反発です。原油は、NY原油の夜間取引高や円安を受けて反発しました。一時、夜間取引の軟化や円相場の強含みで上げ幅を削りましたが、引けにかけて徐々に地合いを回復しました。製品も前日の急落の反動や円安から高寄りして、その後上げ幅を削りましたが、夜間取引の引き締まりなどから午後4時過ぎから再び地合いを引き締めました。前日比は、ガソリンが530~930円高、灯油が580~970円高、原油が390~960円高です。 <国内貴金属市場> 金は軒並み2ケタ反発し、銀はまちまちです。金はNY安となりましたが円安を背景に反発して寄り付いたあと、後場序盤には地合いを緩める場面が見られました。ただその後の円高一服を背景に戻り歩調となり、軒並み2ケタ高となりました。終盤はドル建て現物相場がじり高となったことと、円じり安から上げ幅を拡大しました。銀はNY安や前日のストップ安の影響を引き継いで8、10月限を除いてマイナスサイドで上値重く推移しました。前日比は、金が20~48円高、銀が5.0円安~2.0円高です。 白金系貴金属(PGM)白金が反発し、パラジウムはまちまちです。白金は高寄り後は手じまい売りなどが出て地合いを緩め、マイナスサイドに転じる限月が目立ちました。ただ後場に入ると、株高などが下支え要因となり、期近限月からプラスサイドを回復しました。終盤、金と同様に一段高となり、先限は5290円まで上昇しました。パラジウムはNY安を受けて続落となりましたが、終盤は白金高から複数の限月が小高くなりました。前日比は、白金が36~75円高、パラジウムが9円安~7円高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点に比べドル安が進んでいます。ドル/円はこのところ株安が円高を誘う傾向が続いていましたが、17日には日経平均が先物主導で上昇したにもかかわらず、それに便乗できずに軟調に推移しました。ドルは一時106.86円まで下落しました。本日発表されるメリルリンチの第4・四半期決算が注目されています。 <国内穀物市場> 東京大豆は、市場間まちまちです。一般大豆が拡大ストップ安を含む大幅続落となったのに対し、Non大豆はストップ高を含む急伸相場となりました。一般大豆は円高を懸念した修正安指向、一方のNon大豆はシカゴの期先限月急伸を好感した先高期待が続いています。前日比は、Non-GMO大豆は740~1400円高、一般大豆は2100~1230円安です。 東京コーンは期近から大幅続落です。為替が1ドル=107円台前半まで円安に振れているものの、16日のシカゴが大幅続落となり、海上運賃も同様に大きく崩れていることで、全体に売り圧力が強まりました。期近3月限は前日に続き拡大ストップ安となりました。なお、値幅制限は期近3月限が750円、その他の限月が1200円に拡大されています。大引けの前日比は、750~210円安です。
<NY原油市場>
NY原油は、期近が大幅続落です。終値の前日比は、期近2限月が1.24~0.97ドル安、その他の限月は1.30~1.25ドル安です。この日発表された週間在庫統計で原油在庫が予想を上回る大幅増加となったことを受け、期近は一時、1カ月ぶりに90ドルを割り込みました。石油製品は大幅続落です。原油相場同様に在庫増加が嫌気され、序盤にヒーティングオイル2月限と改質ガソリン2月限は昨年12月11日以来の安値圏へと値を沈めました。 <NY貴金属市場> NY金、銀ともに大幅続落です。終値の前日比は、金の期近2限月が20.6~20.4ドル安、その他の限月は26.1~20.8ドル安、銀の期近2限月は40.0~39.8セント安、3月限は40.5セント安、その他の限月は45.1~41.2セント安です。金2月限は、時間外取引で前日の安値を割ったあと、ドル反落や原油反発をはやした 押し目買いが入りましたが、リスク商品への投資縮小で売り向かわれ、下値を切り下げました。銀3月限は、ドル高や原油・金の下落を嫌気し、時間外取引で前日の安値を割って急落したあと、押し目買いで回復しましたが、金の下値追いを嫌気して売りが優勢になりました。 白金系貴金属(PGM)は急落です。終値の前日比は、白金の期近2限月が21.9~18.4ドル安、その他の限月は21.5ドル安、パラジウムの期近2限月は6.75~6.65ドル安、その他の限月は7.25~7.05ドル安です。白金4月限は急反落しました。前日の安値を下回ったあとも、ドル高・原油安を嫌気して値を消しました。金の戻りに追随しましたが、リスク商品からの投資縮小で下値を切り下げました。パラジウム3月限は大幅続落です。ドル高・原油安で前日の安値を下回り、テクニカル売りを誘って急落しました。金の戻りに追随しましたが、手じまい売りで370ドルを下回りました。 <シカゴ穀物市場> 大豆の終値の前日比は、期近2限月が24.50~23.25セント安、その他の限月は25.00~5.00セント安で、3月限は急反落です。新規の支援材料難から、時間外取引で売りが先行したあとも、原油・金の急落や米国の景気後退懸念を嫌気し、ファンド売りを誘って急落しました。中国が食料品の値上げを事前承認制にしたことも圧迫要因となりました。 コーンの終値の前日比は、期近2限月が6.75~6.50セント安、その他の限月は7.75~5.25セント安、3月限は大幅続落です。支援材料難から、時間外取引で売りが先行したあとは、米国の景気後退懸念や大豆・小麦の急落、他の商品安を嫌気し、ファンド売りで5ドルを下回りました。ただ、原油が安値から回復し、コーンも持ち直しました。
<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急落です。原油は、NY原油の急反落から売りが先行しました。後場に入り夜間取引の下落と円高の進行から一段安となりました。製品も原油安と円高を嫌気した売りが先行して急落しました。後場では円高の進行と夜間取引安を嫌気して下値を探る展開となりました。ガソリン・灯油の期先3本、原油の先限が一代安値を更新しました。前日比は、ガソリンが2570~1120円安、灯油が2610~1400円安、原油が2180~1240円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は大幅安です。金はNY安や円高を背景に大幅続落で始まった後、後場からの円一段高を嫌気した手じまい売りで下げ幅を拡大し、期先を中心に100円を越える急落となりました。終盤の反発力は弱く、期先からストップ安に売られましたが、大引けでストップ安を付ける限月はありませんでした。銀もNY安や金急落を受け、後場にはストップ安続出となりました。終盤は値幅制限のない期近2月限を除きストップ安に張り付きとなりました。前日比は、金が122~107円安、銀が25.8~22.00円安です。 白金系貴金属(PGM)は、大幅続落です。白金はNY高となりましたが、円高や金下落を受けて売り優勢で始まりました。その後は下げ幅を縮小する場面も見られましたが、株価急落・円高進行などを受けて売り圧力が強まると、後場の商いで一段安となり、期先からストップ安を付けました。終盤の反発力は弱く、値幅制限のない期近2月限を除きストップ安で引けました。パラジウムはNY安と円高を受けて売り優勢となりました。先限は1300円を維持しました。前日比は、白金が146~120円安、パラジウムが37~26円安です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円高が進み、106円前半で取引されています。世界的な株安で投資家がリスク回避姿勢を強め、円キャリートレードが圧縮されるとの見方から、円に買い戻しが強まりました。ドルは一時105.97円まで下落し、2005年5月以来、約2年半ぶり円高水準を更新しました。 <国内穀物市場> 東京大豆は、一般大豆がストップ安を含む軒並み急落となり、Non大豆はまちまちです。午後に円高が一段と加速したことから、続伸相場となっていたNon大豆も軒並み大きく上値を削り、一般大豆は3限月がストップ安に売られるなど急落しました。前日比は、Non-GMO大豆は1270円安~1660円高、一般大豆は1400~710円安です。 東京コーンは急反落です。為替が1ドル=106円台前半まで円高に振れたうえ、15日のシカゴが下落して、海上運賃も続落したことで、全体に売り圧力が強まりました。大引けの前日比は、620~340円安です。
<NY原油市場>
先月の米小売売上高が予想外にも低かったとの米政府の報告と、OPECが原油生産量を増やす見通しが出ていることからNY原油は2ドル以上値を下げ、1ヶ月ぶりの安値を探りました。NY原油2月限は前日比2.30ドル安の91.90で引けました。米国の景気後退により個人消費支出や失業率にも影響を与えるとされ、エネルギーの需要低下を巻き起こす懸念も下げ要因となりました。明日のエネルギー省の発表では125万バレルと在庫増の見通しが出ています。 <NY貴金属市場> シティーグループの損失の発表を受け株式市場が下落したことや、為替市場でのドル安を受けNY金は堅調に始まりましたが、高値付近での利益確定の動きや、その後ドルが対ユーロで反発したことから軟調に推移しました。軟調な原油も圧迫要因となりました。銀は連れ安、プラチナは利益確定の売りに押されるも、投機買いによりプラスで終了しました。金2月限は0.8ドル安の902.6、銀3月限12.5セント安の1630.0、プラチナ4月限は1.5ドル高の1585.5で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は本日は高寄りで始まり、その後もコーンの上昇を背景に堅調に推移しました。中盤にかけては弱気なエネルギー市場や大豆オイルが圧迫要因となり戻す場面も見られましたが、プラス圏を維持しています。アルゼンチンでの乾燥懸念や、大豆ミールの反発もサポートとなったようです。大豆3月限は5.0セント高の1301.50で引けました。 コーンは最近目立っていたファンド買いが減少し、小麦、大豆との割高感などより、反落の動きとなりました。コーン3月限は3.25セント安の508.75セントで引けました。輸出面ではイランの16.5万トンの成約発表があり、輸出動向は好調のようです。アルゼンチンの天候はここ2週間ほど高温乾燥が続いています。一方、最近の高値により生産者の売りも活発ニ出てきているとのことです。 <国内石油市場> 国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリンは総じて下落し、灯油は期近高・期先安です。原油は続落しました。原油は、NY原油が夜間取引で下落したことや、ドル・円相場が円高に振れたことを受けて売り優勢となり続落しました。灯油は気温低下や元売りの減産の報道から期近が一時急伸したが、高値からは大きく値を削りました。期先は円高の影響で軟調でした。ガソリンは円高を背景に期先中心に下落しました。ガソリン・原油の先限は一代安値を更新しました。前日比は、ガソリンが710円安~120円高。灯油が370円安~850円高。原油が730~320円安です。 <国内貴金属市場> 金が反落、銀はまちまちです。金はNY高を引き継いで買い優勢で始まりました。その後は買い戻しなどが入って上値を伸ばして軒並み一代高値を更新し、先限ベースで1984年3月以来の高値を付けました。しかし、後場に入ると、株安・円高が進んだことに上値を抑えられ、マイナスサイドに転じる限月が目立ち、軟調に引けました。銀もNY高を引き継いで堅調に始まり、軒並み一代高値を更新しました。しかし、その後は後場の円高や金反落を受けて期先限月がマイナスサイドに転じ、まちまちで引けました。前日比は、金が11~1円安、銀が3.3円安~2.8円高です。 白金系貴金属(PGM)は白金が反落し、パラジウムはまちまちです。白金はNY高を受けて総じて買い優勢で始まると、金堅調につられて上値を伸ばし、先限が5400円台に上昇しました。しかし、後場に入ると、円高が進んだことを受けて利食い売りなどが出て地合いを緩め、軒並みマイナスサイドに転じました。パラジウムは他の貴金属の上昇につられる場面も見られましたが、後場の円高を受けて一部限月がマイナスサイドに転じてまちまちとなりました。前日比は、白金が26~12円安、パラジウムが12円安~3円高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円高が進み107円後半で取引されています。シティグループなど米大手金融機関の決算発表を前に、サブプライムモーゲージ問題をめぐって米系金融機関が損失を追加計上するとの報道やアジア株の下落などを背景に、リスク回避の円買いが強まりました。ドル/円は108円前半から一時107.69円まで下落し、2年半ぶり円高水準に接近しました。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆続伸も一般大豆はまちまちです。国内連休中のシカゴ急伸を映し、Non大豆の期中を除いてストップ高で寄り付きました。しかし、場中の円高や、夜間取引続落を受けて、一般大豆期中が反落圏に沈むなど、利食い売りに総じて上値を大きく削りました。前日比は、Non-GMO大豆は590~2100円高、一般大豆は510円安~1040円高です。 東京コーンは急伸です。為替は1ドル=107円台後半まで円高に振れたものの、国内連休中の2営業日でシカゴが続騰したことで、全限月が終日ストップ高に張り付く展開となりました。大引けの前日比は、500~800円高です。
<NY原油市場>
対ユーロでドル安が進んだ事を背景に、投機買いが進み、NY原油は4日振りに上伸し急反発となりました。NY原油2月限は前日比1.60ドル高の94.29で引けました。金融当局が利下げに踏み切る予定で、再び100ドル台を超えるのではないかとささやかれています。強気な貴金属市場と今週は冷え込みが厳しくなるとの予想から石油消費も増加する見通しがサポート要因となりました。昨日UAEにてブッシュ大統領は主要産油国のイランに対し”世界最大のテロ支援国である”と中東地域を不安定化させていると非難しました。 <NY貴金属市場> ドルの利下げ観測によるドル安を背景にNY金は堅調に推移し、金先物は史上高値を更新しました。インフレ懸念に加え、テクニカル的な買いもサポート要因となりました。銀は連れ高、プラチナも史上高値を更新しています。金2月限は5.7ドル高の903.4、銀3月限は5.5セント高の1642.5、プラチナ4月限は14.6ドル高の1584.0で引けました。エネルギーや穀物価格の高騰によるインフレに加え、スタグフレーションとの声あり、金にとってはサポートとなることから目先の地合いも強いようです。 <シカゴ穀物市場> 大豆はアルゼンチンでの乾燥懸念や、強気なコーンを受け高寄りで始まり、その後もファンド買いや夜間でのパームオイルの上昇を背景に一段高となりましたが、高値付近では利益確定の動きが先行し、上昇分を吐き出す形となりました。大豆3月限は1.5セント安の1297.25で引けています。週間輸出検証は2180万ブッシェルと予想をやや下回りました。台湾が米国産大豆を1.2万トン買い付けています。 コーンは金曜の急上昇からのテクニカル買いに加え、大豆、金、エネルギーの外部市場の強気ムードより一時ストップ高まで値を上げました。しかし、引けにつれ軟調な動きをみせ、コーン3月限は16.75セント高の511.75セントで引けました。アルゼンチンにおける乾燥見通しも続伸の要因となっています。週間輸出検証は事前予想を大幅に上回る5050万ブッシェルとなり、USDA予測の累積実績はここ5年平均の34.5%と比較すると37.7%となりました。
<NY原油市場>
世界的に経済成長が降下傾向にあるとの懸念が拡大し、原油、暖房燃料の消費率も減少するとの見通しから昨日に続き1ドル以上の下げ幅をマークしました。NY原油2月限は前日比1ドル安の92.71で引けました。昨日の日本に続き、世界第2位の石油消費国の中国の貿易黒字、経済成長率も鈍化してきたことも圧迫要因とされています。また、アメリカも昨年後半に大量の石油の輸入を行った為、貿易赤字を拡大させ米経済の景気後退が不安視されています。 <NY貴金属市場> 本日は株式市場の急落を受け、質への逃避の動きからNY金は堅調に推移しました。またUSDAレポートの結果を受け穀物が急伸したことから、インフレに対するヘッジの動きもサポートとなりました。銀はテクニカル的な買いも後押ししプラス、プラチナも金に連れ高となりました。金2月限は4.1ドル高の897.7ドル、銀3月限は9.5セント高の1637.0、プラチナ4月限は5.7ドル高の1569.4で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆はコーンの期末在庫が減少したことで、コーンの作付面積を大豆に転換できないのではとの見方から、大豆は21セント以上の高寄りで始まり、その後も一段高となり一代高値を更新しました。また、全体的な穀物の上昇もサポート要因となりました。大豆3月限は38.50セント高の1298.75で引けました。大豆の期末在庫は1.75億ブッシェルと先月の予想を下回っています。 コーンは今朝に発表された在庫レポートに影響して寄り付きから大幅に反発し一時はストップ高に張り付きました。小麦3月限は前日比26.75セント高の909.25で引けました。ここ1週間で昨年末よりも1%値を下げていた冬小麦ですが本日の続伸で一気に4%の伸びを見せています。米国期末在庫は予想を若干上回る2億9,200万ブッシェルでした。また、世界期末在庫も予想を上回り1億1090万トンと発表されています。
<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。10日のNY原油が大幅続落となったことや、後場前半にかけて為替の円高が進展したことで、後場再び下げ幅を拡大する展開となりました。ただ、午後4時前ぐらいにこの日の安値を付けると、そのあと大引けにかけては3連休前の売り方利食いの買い戻しが優勢となり下げ幅を縮小しました。3銘柄ともに先限が一代安値を更新しました。前日比は、ガソリンが1310~690円安、灯油が1000~890円安、原油が1290~840円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、一般大豆の期近を除いて反発しました。前日に続いて臨時増徴収を控えた玉整理先行から急落して寄り付きました。しかし、夜間取引の反発などを受けて押し目買いに流れが変化すると安値から大きく切り返しました。Non大豆10月限は、寄り付きの拡大ストップ安から一時拡大ストップ高に切り返すなど大乱高下となりました。前日比は、Non-GMO大豆は410~2100円高、一般大豆は1370円安~1580円高です。 東京コーンはまちまちです。期近が安く、期中と期先が高く推移しました。10日のシカゴの主要限月が下落したことや、海上運賃の下落に圧迫されて始まりました。その後、期近は終日ストップ安に張り付きましたが、後場に大豆が大きく戻す展開となったことに追随して、期中以降の限月がプラスサイドを回復して引けました。大引けの前日比は、500円安~270円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は急反発です。金はNY急騰やドル建て現物相場の一段高を背景に全限が一代高値を更新する急反発で寄り付いたが、ドル建て現物相場の上げ一服や午後からの円高を背景に上げ幅を縮小しました。終盤は、寄り付き水準でもみあった後、上げ幅を拡大し、50円高を維持する限月が目立ちました。銀もNY急騰を背景に4月限がストップ高を付けるなど全限が一代高値を更新して寄り付きました。その後は金の上げ一服などを背景に高値から離れましたが、終盤に一段高となり、4・10月限がストップ高で引けました。引けの前日比は、金が46~58円高、金ミニが46~56円高、銀が14.7~22.0円高です。 白金系貴金属(PGM)は、白金が大幅高、パラジウムはまちまちです。白金は円高となりましたが、NY高を受けて買い優勢で始まりました。ただその後は金の上値が重いことから週末前の利食い売りなどが出て上げ一服となりました。後場に入ると、円高が進行したことも上値を抑えられましたが、終盤に上げ幅を拡大しました。パラジウムはNY安・円高となりましたが、他の貴金属の上昇につられて堅調に推移しました。しかし、引けは方向性を欠きました。前日比は、白金が50~73円高、パラジウムが6円安~7円高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円高の109円付近で取引されています。序盤は、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて前日海外で米株が上昇、円が売られた流れを引き継ぎました。午後に入って日経平均株価が前日比で下げ幅が拡大し300円近く下げたことを受け、東京市場では円売りが失速です。ドル/円、クロス円ともにもみあいとなりました。
<NY原油市場>
日本経済成長が下方修正されたことにより世界的な不景気への懸念が広がり、原油価格は2週間ぶりの安値を探る動きとなりました。後半にかけても93ドル台へ割り込み、NY原油2月限は前日比1.71ドル安の93.96で引けました。季節的に今後は在庫増加も見込まれており、調整の動きを見込む声もあります。 <NY貴金属市場> 為替市場でのドル安の背景を受けNY金は大幅続伸となりました。一時は原油の下落が圧迫要因となるも、原油は売られ過ぎという見方が多く、それほど影響されませんでした。銀は連れ高、プラチナはファンド買いやショートカバーによる買戻しの動きが先行し堅調に推移しました。金2月限は11.9ドル高の893.6、銀3月限は43.5セント高の1627.5、プラチナ4月限は5.4ドル高の1563.7で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は前日の流れを引き継ぐ形で軟調に寄り付き、その後も弱気な周辺市場や、明日の需給報告を前にマーケットが買われ過ぎているという見方を受け、手仕舞い売りが先行しました。また、明日のレポートでは期末在庫が減少するのではという見方を受け、一時はプラス圏を推移しましたが、上値の重い展開となりました。大豆3月限は2.25セント安の1260.25で引けました。大豆の週間輸出成約は12.66万トンとなっています。 コーンはUSDAの主要レポートを前にして買われ過ぎてとのテクニカル要因や、アルゼンチンの降雨そしてNY原油の下落に押され軟調に推移しました。コーン3月限は2.25セント安の475.0で引けました。累積のコーン輸出成約実績は過去5年平均50%に対し、65.1%に達しました。トレーダー間では来週の成約も好調との見方より、上値を見込む向きが多いようです。また、シカゴで取引されているコメは至上高値を更新しました。 <NY原油市場>
<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリンは総じて反発し、灯油は期近中心に下落しました。原油は軒並み高です。原油は、NY原油が夜間取引で上昇したことや、場中にドル・円相場が円安に振れたことから、安寄り後に上昇に転じました。製品は朝方は円高を背景に安寄りしましたが、ガソリンは夜間取引の引き締まりや押し目買いの動きから、期近の一部を除いて上昇して引けました。灯油は現物価格の下落が圧迫材料となり、期近が急落して他限月も上値を抑えられました。前日比は、ガソリンが610円安~170円高、灯油が1230円安~10円高、原油が300~430円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み大幅続伸です。金はNY急伸に加え、損失覚悟の買い戻しや午後からの円ジリ安などを背景に一段高となり、後場には先限が3173円まで上昇して先限ベースで1984年3月以来の高値をつけました。しかし終盤の1時間で利食い売りが出て高値から離れました。銀もNY急騰や非鉄金属の急伸も支援材料となり、20円を上回る急騰となり、一時値幅制限のない期近2月限を除く全限月がストップ高をつけました。金が全限月、銀は期近2月限を除き一代高値を更新です。引けの前日比は、金が37~48円高、金ミニが37~48円高、銀が 18.2~23.0円高です。 白金系貴金属(PGM)は、続伸です。白金は円高となりましたが、NY高を受けて買い優勢で始まりました。その後は金上昇につられて上値を試しましたが、買い戻しが一巡すると上げ一服となり、もみ合いに転じました。後場に入ると、ドル建て現物相場の上値が重く、いったん伸び悩みまし。その後、金、銀の一段高に支援され、一時50円以上の上げ幅を記録しましたが、終盤は上げ幅を縮小しました。パラジウムはNY高を受けて高寄りしたのち、堅調に推移しました。 <国内穀物市場> 東京大豆は、市場間まちまちです。一般大豆はストップ安を含む反落相場となるも、Non大豆は逆に拡大ストップ高を含む大幅続伸です。シカゴ高を好感して軒並み大幅高で寄り付きましたが、高値警戒などから利食い売りや押し目買いに乱高下する展開となり、一般大豆は軒並み反落しました。前日比は、Non-GMO大豆は300~2100円高、一般大豆は1400~50円安です。 東京コーンは大幅続伸です。8日のシカゴが急伸したことや、海上運賃の反発が続いていることで、前日からの騰勢を継続しました。また、シカゴの夜間取引が堅調なことや、場中の円安進展も支援材料となり全限月が一代高値を更新しましたが、とくに期先から上げ幅が大きくなりました。大引けの前日比は、200~790円高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、109円半ばで取引されています。11月豪小売売上高が事前予想を上回ったほか、金価格の高値更新を手掛かりに豪ドルが上昇、クロス円全体に波及しています。また、日経平均株価.が下げ幅を縮小したことで、次第に円売りが強まりました。午後には米政府の税金割り戻しを検討しているとの報道で、クロス円買いが加速し、ドル/円も押し上げました。
<NY原油市場>
明日の週間在庫レポートを前に在庫減少の見通しがサポートとなり、反発の動きとなりました。原油2月限は1.24ドル高の96.33ドルで引けました。前日の急落が行き過ぎとの見方や、NY金の高値更新などによる商品市場全般の強気ムードより、投機やファンド買いが活発となりました。 <NY貴金属市場> 質への逃避によるファンドの買いや、ドル安を背景とした全体的に堅調な商品市場を受け、NY金は大幅上昇となりました。また、ベースメタルや原油の上昇もサポート要因となりました。銀やプラチナも連れ高となっています。金2月限は18.3ドル高の880.3、銀3月限は52.5セント高の1581.5、プラチナ4月限は29.4ドル高の1560.5で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は昨日の下落から反発し11セント以上の高寄りで始まり、その後も原油高や金の上昇を受け一段高となりました。金の直近限月が史上高値を更新したことで、ファンドによる金の買いが大量に持ち込まれ、これが大豆の買いにも繋がったようです。また、強気な需要を受け、ショートカバーによる買戻しの動きもサポートとなりました。大豆3月限は17.25セント高の1267.0で引けました。一方で、米経済後退の懸念により売り圧力も依然あるようです。 コーンは寄付き前に米農務省より台湾、韓国、及び仕向先不明の63.1万トンの輸出成約が伝えられ、軒並み高で始まった後も、堅調に推移しました。コーン3月限は12.5セント高の478.75で引けました。中国が国内価格の抑制するために海外より最高400万トンを買付けるとの見通しが引続きサポートとなり、一代高値を更新、11年ぶりの高値となりました。 |
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