商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 マーケット全般のストラテジーを俯瞰するには、 さらに、報道規制された国際情勢、政・財界の真相を知りたければ、 テレビから週刊誌まで、報道機関の話題は投資銀行一色。そんな中で、 今、経営者やディーラーの間で話題となっている最新経営技術として、ブランディング・テクニックとオペレーション・テクニックがあります。それを学べる場所は無に等しいといえます。 <a href="http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50022642.html " target="_blank"><i><i><strong><i><strong><span style="font-size:large;"><strong>買収 <白騎士と黒騎士……それぞれの盟約></strong></span></i></strong></i>(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50022642.html )</i></a> を。騎士たちの歴史や精神的背景・習性が解ります。 一般報道機関では、NBCやABCが完全に情報を規制される中で、 CBSと、<a href="http://www.cnn.co.jp/business/business.html " target="_blank"><span style=font-size:x-large>「CNN」</span></a> が、かなり存在感を維持しています。 こうした報道機関の現状に嫌気がさしている方々には朗報があります。 <a href="http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50026856.html " target="_blank"><i><strong><span style=font-size:large><i><strong>メディアの明日 <テレビと新聞のニュースが死ぬ日></strong></i></span></strong></i>(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50026856.html )</a> を御覧ください。 諜報機関の中では、旧ソ連が崩壊し、 <a href="https://www.cia.gov/index.html " target="_blank"><strong><span style=font-size:x-large>「CIA」</span></strong></a>が、存在感を強めているといえるでしょう。 そうなると、<a href="http://foia.fbi.gov/ " target="_blank"><strong><span style=font-size:x-large>「FBI」</span></strong></a>は逆に、 CIAに封じ込められるのでしょうか。フーバーの亡霊は? が、頻繁に掲載しています。 それから、<a href="http://www.dejavu-dd.com/ " target="_blank" title="世界情勢 デリバティブ 世界の天候 移民問題 国際情勢真相 世界情勢解説"><span style="font-size:large;"><strong>世界情勢 デリバティブ 世界の天候 移民問題 国際情勢真相 世界情勢解説</strong></span></a> ( http://www.dejavu-dd.com/ ) PR <NY原油市場> 米景気後退による需要減の見方より一時100ドルの大台を割込むも、その後は底堅い動きとなりました。原油5月限は0.36ドル高の101.22で引けました。消費者信頼感指数が大きく低下しており、石油需要の減退が懸念されていますが、先週後半より続いているポジション解消の動きも一段落したとの見方も出ています。 <NY貴金属市場> 原油がやや軟調に推移したものの、米消費者信頼感指数が悪い結果となりドル売りが加速したことで、NY金は大幅上昇となりました。また、バーゲンハンティングとして新規の買いも入ったようです。銀やプラチナも大幅上昇となっています。金4月限は16.3ドル高の935.0、銀5月限は69.0セント高の1780.0、プラチナ4月限は96.7ドル高の1985.9で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は前日の流れを引き継ぎ高寄りで始まり、その後もファンド筋や取引員筋による新規買いが活発に見られ、直ぐにストップ高に張り付きました。大豆ミールやオイルもストップ高となっています。依然としてアルゼンチンでのストライキによる米国産大豆の需要増加がはやされた模様です。大豆5月限は50.0セント高の1307.0で引けました。 コーンは前日の流れを引継ぎ軒並み高で始まり、ストップ高に張り付く動きとなりました。コーン5月限は20セント高の20.0セント高の557.0で引けました。コーンベルト南部では依然として土壌水分が多すぎと低温により作付けを始められない状態と伝えられています。中西部では引続き降雨と一部雪、平年を下回る気温の予想が出ています。 <国内石油市場> 国内石油市場は総じて上昇です。ガソリンは当限の暴落納会の余波から、期近5月限が120円安で引けましたが、期中から期先はしっかり推移しました。灯油と原油は、夜間取引安から一時小安くなる限月もありましたが、円安から期先がしっかりとなり、おおむね堅調となりました。納会限月を除いた前日比は、ガソリンが120円安~300円高、灯油が100~520円高、原油が290~620円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み反発です。金はNY小幅安も円安に支援されて軒並み反発して始まりました。後場中盤までは円ジリ高などにに圧迫されて上値重く推移しましたが、大引けにかけてドル建て現物相場の上昇や円ジリ安を背景に上値追いとなり、総じて今日の高値で終えると同時に、当限を除く5本が3000円台を回復しました。銀もNY高と円安を背景に反発して始まり、後場終盤には上値を伸ばして総じて2ケタ高となりました。前日比は、金が40~74円高、銀が7.8~15.5円高です。 白金系貴金属(PGM)は、軒並み上昇です。白金はNY高や円安を受けて買い優勢で始まりました。序盤の買いが一巡すると、期先限月の上値が重くなってマイナスサイドに転じたものの、後場中盤以降にこう着状態を上放れるとテクニカル買いなどが加わって一段高となり、先限は一時19日以来となる6000円をつける大幅高となりました。パラジウムは円安などに支援されて買い優勢となり、後場のプラチナ一段高に追随して上値を伸ばし大幅高となりました。前日比は、白金が90~140円高、パラジウムが23~67円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、軒並み急反発です。円安とシカゴ高を好感し、前場は軒並みストップ高に張り付きました。しかし、後場になるとNon大豆の4月当限だけがやや上値を削り、拡大ストップ高から外れました。前日比は、Non大豆が期近4月限の2770円高を除いて3000円高、一般大豆は軒並み2100円高です。 東京コーンは急反発です。為替が1ドル=100円台まで円安に振れるなか、24日のシカゴが急伸したことで大幅高で始まりました。その後為替が円高に振れたことで、上げ幅を削る場面もありましたが、大引けで再び戻して、全限月が4ケタ高となるとともに、期近と期先2本が拡大ストップ高で引けました。なお、今日も値幅制限は1200円に拡大されています。大引けの前日比は、1030~1200円高です。 <外国為替市場> 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル安が進み100円半ばで取引されています。東京市場ではアジア系ファンドと見られる向きの仕掛け的なユーロ買いが活発化で一段のユーロ買いを誘発するストップロスを巻き込み、ユーロ/ドルは朝方の安値から150ポイント超の急上昇となりました。ドルは対円でも輸出企業などの売りに下落しました。 マーケット全般のストラテジーを俯瞰するには、 さらに、報道規制された国際情勢、政・財界の真相を知りたければ、 テレビから週刊誌まで、報道機関の話題は投資銀行一色。そんな中で、 今、経営者やディーラーの間で話題となっている最新経営技術として、ブランディング・テクニックとオペレーション・テクニックがあります。それを学べる場所は無に等しいといえます。 <a href="http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50022642.html " target="_blank"><i><i><strong><i><strong><span style="font-size:large;"><strong>買収 <白騎士と黒騎士……それぞれの盟約></strong></span></i></strong></i>(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50022642.html )</i></a> を。騎士たちの歴史や精神的背景・習性が解ります。 一般報道機関では、NBCやABCが完全に情報を規制される中で、 CBSと、<a href="http://www.cnn.co.jp/business/business.html " target="_blank"><span style=font-size:x-large>「CNN」</span></a> が、かなり存在感を維持しています。 こうした報道機関の現状に嫌気がさしている方々には朗報があります。 <a href="http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50026856.html " target="_blank"><i><strong><span style=font-size:large><i><strong>メディアの明日 <テレビと新聞のニュースが死ぬ日></strong></i></span></strong></i>(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50026856.html )</a> を御覧ください。 諜報機関の中では、旧ソ連が崩壊し、 <a href="https://www.cia.gov/index.html " target="_blank"><strong><span style=font-size:x-large>「CIA」</span></strong></a>が、存在感を強めているといえるでしょう。 そうなると、<a href="http://foia.fbi.gov/ " target="_blank"><strong><span style=font-size:x-large>「FBI」</span></strong></a>は逆に、 CIAに封じ込められるのでしょうか。フーバーの亡霊は? が、頻繁に掲載しています。 それから、<a href="http://www.dejavu-dd.com/ " target="_blank" title="世界情勢 デリバティブ 世界の天候 移民問題 国際情勢真相 世界情勢解説"><span style="font-size:large;"><strong>世界情勢 デリバティブ 世界の天候 移民問題 国際情勢真相 世界情勢解説</strong></span></a> ( http://www.dejavu-dd.com/ ) <NY原油市場> 先週後半の急落に対するテクニカル的な売られ過ぎ感より一時堅調な動きとなるも、米景気後退による需要減の見通しからポジション解消の動きが進みました。原油5月限は0.98ドル安の100.86で引けました。前年同期比ではマーケットは6割も上昇しているだけに、さらなる調整を見込む向きもあるようです。 <NY貴金属市場> 先週の暴落を受け本日は比較的堅調に推移していましたが、ドルが強含んだことや原油が軟調に推移したことが圧迫要因となり、小幅安となりました。銀やプラチナは商い薄い中、比較的堅調に推移しました。金4月限は1.3ドル安の918.7、銀5月限は26.0セント高の1711.0、プラチナ4月限は11.9ドル高の1889.2で引けました。目先はドルの動向に左右されそうです。 <シカゴ穀物市場> 大豆は夜間に見られたショートカバーによる買戻しや、堅調なパームオイルを受け高寄りで始まり、その後もアルゼンチンでの生産者によるストライキが米国産大豆の需要を強めたことがはやされ一段高となり、ストップ高に張り付きました。大豆5月限は50.0セント高の1257.0で引けました。大豆の週間輸出検証は2619.6万ブッシェルと予想を上回っています。 コーンは先週後半の急落に対するテクニカル的な売られ過ぎ感や、大豆、小麦の上昇に追随して高寄りの後も、後半にかけては一段高となりました。コーン5月限は17.25セント高の524.75で引けました。週間輸出検証は4225万ブッシェルと好調でした。今後は中西部の天候についても注目が集まります。 <国内石油市場> 国内石油市場は原油が総じて反発し、石油製品はまちまちです。原油は、夜間取引が序盤から売り優勢となり、先限限月が一代安値を更新し、下値を模索しました。後場もマイナスサイドでの取引が続きましたが、終盤に反発し、期先2本を含む3本が3けた高です。製品はガソリン当限が納会前の玉整理の動きから大幅高となりましたが、前場は他限月、灯油はおおむね下落しました。後場は中盤まで売り先行で推移する限月が多く、終盤に複数限月が反転しましたが、限月、製品間で方向性を欠きました。先限は2商品ともしっかりです。前営業日比は、ガソリンが120円安~1080円高、灯油が680円安~380円高、原油が10円安~330円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は総じて大幅続落です。金は先週末のストップ安で下げ余地を残していたことから全限月が3000円を割り込む大幅続落で始まり、後場序盤には前場の安値を割り込んで下げ幅を拡大しました。ただ大引けにかけて急速に戻り歩調となり、前場につけた今日の高値圏まで戻す限月が相次ぎました。銀も当限と寄り付き直後の先限を除いてストップ安に張り付いたものの、大引けにかけて先限がストップ安から外れました。前営業日比は、金が61~6円安、銀が40.0~3.0円安です。 白金系貴金属(PGM)は白金が急反発し、パラジウムはまちまちです。白金は前週末のストップ安で下げ余地を残していたことを受けて売り優勢で始まった後、買い戻されてプラスサイドに転じました。その後は、ドル高などに圧迫されて再びマイナスサイドに転じる場面がみられたものの、後場終盤からは期先主導で上値を伸ばし総じて3ケタ高となりました。パラジウムも安寄り後は上値重く推移しましたが、後場終盤からの白金急反発に追随して期中・先4本がプラスサイドに切り返し、まちまちとなりました。前営業日比は、白金が77~137円高、パラジウムが17円安~10円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、大幅続落です。夜間取引は反発しましたが、下値不安の解消にはつながらず、一般大豆の期先が連続ストップ安で寄り付くと、整理売りに下げが拡大する展開となりました。一般大豆は期近4月限を除いて連続拡大ストップ安に売られ、Non大豆の期先2本と一般大豆の期先3本が一代安値を更新しました。前営業日比は、Non大豆が2420~720円安、一般大豆は期近4月限の1860円安を除いて2100円安です。 東京コーンは大幅続落です。為替が1ドル=99円台後半でやや円安に振れたものの、21日にストップ安に張り付きとなった地合いを映して大幅安で始まりました。その後シカゴの夜間取引の上伸で期先から下げ幅を縮小しましたが、午後に入ると、夜間取引が上げ幅を削ったことで、再び下げ幅を拡大し、期先2本が一代安値を更新しました。なお、今日は値幅制限が1200円に拡大されています。大引けの前営業日比は、1050~770円安です。 <外国為替市場> 午後5時のドル/円は、21日東京市場の午後5時時点からドル高/円安の99円後半で取引されています。海外市場の多くがイースターで休場となる中、アジア市場も参加者が限られ為替市場は薄商いとなりました。底堅いアジア株の動きなどを背景に小幅ドル高/円安が進みましたが、多くの関係者は海外勢の休暇明けは再び、ドル安が強まるとの見方を示しています。 <国内石油市場> 国内石油市場は急反落です。為替は99円台半ばと場中に円安に振れたものの、国内の祝日中にNY原油が2営業日で大幅続落となったことで、大きく崩れる展開となりました。ガソリン、灯油は期先2本、原油は期近を除く5本がストップ安で引けました。一方、ガソリン期近4月限は下げ幅が抑えられて、唯一3ケタ安に収まりました。4月からの暫定税率撤廃問題の不透明感で、売り込みにくくなっているようです。前営業日比は、ガソリンが2700~660円安、灯油が2700~1780円安、原油が2700~1080円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は、ストップ安です。NY急落を引き継いで金・銀ともに値幅制限のない当限を除いて終日ストップ安に張り付き、銀は期中10月限を除いて600円の大台を割り込みました。また先限は金・銀ともに一代安値を更新し、先限ベースでは金が1月22日、銀は2月18日以来の安値をつけました。前営業日比は、金が202~150円安、銀が79.8~40.0円安です。 白金系貴金属(PGM)は、ストップ安です。NY急落を引き継いで白金・パラジウムとも値幅制限のない当限と白金の期近6月限を除いて終日ストップ安に張り付き、白金の全限月が6000円の大台を割り込みました。また先限は白金・パラジウムとも一代安値を更新し、先限ベースで白金が2月6日以来、パラジウムは2月1日以来の安値をつけました。前営業日比は、白金が311~300円安、パラジウムが114~100円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、急落です。後場も軒並み拡大ストップ安に張り付いたままでした。21日はシカゴ夜間取引が休場のため、手掛かり材料に乏しく、20日までのシカゴの連続ストップ安を悲観する地合いから抜け出せませんでした。前日比は、Non大豆が軒並み3000円安、一般大豆は軒並み2100円安です。 東京コーンは大幅続落です。為替が1ドル=99円台でやや円安に振れたものの、国内の祝日中のシカゴが連日ストップ安絡みの大幅安となったことに圧迫されました。売り一色となり、全限月が終日、ストップ安に張り付きました。また、期先2本が一代安値を更新した今日は値幅制限が800円に戻されています。大引けの前営業日比は、全限月が800円安です。 <外国為替市場> 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、99円後半で取引されています。聖金曜日でオーストラリアや香港、シンガポールなどアジアの主要市場が休場となるため、午後から夕方にかけての取引でも様子見ムードが強まっています。外為市場は取引量が薄く、値幅は99円半ばから上下20銭程度にとどまり、高金利通貨のアイスランド・クローナが、金融市場の混乱を背景に対ドルや対ユーロでの下落が顕著になりました。また、資源価格の下落により対ドルで下落するエマージング通貨も見られました。 <NY原油市場> 前日に続いてファンド等の手仕舞い売りに押されて、一時は100ドルを割込みましたが、その後は幾分戻す動きとなりました。中心限月の原油5月限は0.70ドル安の101.84で引けました。金融、為替市場が安定すれば、商品市場も落ち着くとの見方もあり、当面は引続き警戒が必要です。 <NY貴金属市場> やや失望感となった0.75%の米利下げを背景に、ファンド勢が商品市場でのポジションを解消しており、NY金は本日も大幅続落となりました。また、資源国通貨に対してドルが強含んだことも圧迫要因となりました。銀は連れ安となるもショートカバーによる買戻しも見られ下げ幅を縮小、プラチナはバーゲンハンティングにより小幅安となっています。金4月限は25.3ドル安の920.0、銀5月限は159.5セント安の1685.0、プラチナは9.7ドル安の1877.3で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は軟調な夜間取引の流れを引き継ぎストップ安で始まり、その後は比較的良い結果となった週間輸出成約を背景に値を戻すも、原油と金の急落が圧迫要因となりストップ安で取引を終了しています。大豆5月限は50.0セント安の1207.0で引けました。大豆の週間輸出成約は43.84万トン、大豆ミールとオイルはそれぞれ17.58万トン、9.48万トンという結果になっています。 コーンは商品市場全般のポジション解消の動きより、ファンド、投機筋、取引員筋などの売りが殺到し、ストップ安で始まり、その後NY金、原油が安値より戻したことから、一時9セント安ぐらいまで戻すも、大豆が再びストップ安に張り付き、コーンも大きく下押されました。コーン5月限は19.75セント安の507.5で引けました。週間輸出成約は74.9万トンと比較的好調でした。中西部では悪天候が続いており、作付け遅れの懸念が出ています。 <NY原油市場> 過去数ヶ月に渡って高値更新を続けてきたNY原油ですが、昨日の米利下げが予想を下回ったことをきっかけに、指数系などのファンドや投機売りが活発となり、急反落しました。原油4月限は4.94ドル安の104.48で引けました。商品市場のバブルがはじけたとの見方もあり、当面は警戒が必要との声もあります。 <NY貴金属市場> 昨日のFOMCでの予想を下回る0.75%の利下げを受け、手仕舞い売りが拡大し、NY金は急落となりました。また、原油の急落や、テクニカル的な売りも圧迫要因となりました。銀やプラチナもそれぞれ大幅下落となっています。但し、このような大幅下落局面では買い意欲も強く、反転を待っている状態との見方です。金4月限は59.0ドル安の945.3、銀5月限は151.5セント安の1844.5、プラチナ4月限は81.0ドル安の1887.0で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は原油や金の急落を受け大幅安で寄り付き、その後もすぐにストップ安に張り付く動きとなりました。大豆オイルもストップ安となりました。小麦やコーンもストップ安に張り付いたことや、ドルが反発したことも圧迫要因となった模様です。大豆5月限は50.0セント安の1257.0で引けました。ファンド勢がロングポジションを解消していることも背景にあるようです。 コーンは夜間取引でのNY原油、金の急落を受けて、軒並み安で始まり、後半にかけてはストップ安に張り付きました。コーン5月限は20.0セント安の527.25で引けました。ファンド等の大量の手仕舞い売りが圧迫し、当面は作付けを前にさらなる下落がありそうです。最近の多雨の影響よりコーンベルトの一部では作付けの遅れが懸念されています。 <国内石油市場> 国内石油市場は急反発です。原油は、前日に比べドル・円相場が大幅な円安となったことや、NY原油が大幅高となったことから急伸しました。製品も原油高と円安から反発し、原油・製品ともに場中に円高が進んだことや、夜間取引が終盤に引き締まりを見せたことなどに振り回されて高下しました。なお、製品の当限は大引け近くに急騰しました。NY原油4月限は108ドル台前半での動きが続きましたが、午後4時半以降、上昇しました。前日比は、ガソリンが1020~3240円高、灯油が1860~2690円高、原油が1170~2440円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は、総じて反発です。金は米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表後にドル建て現物相場が急落しましたが、円急落を受けて買い優勢で始まりました。その後は買い戻しなどが入って上値を伸ばす場面も見られましたが、後場に入ると、円高に転じたことを受けて上げ幅を縮小し、先限がマイナスサイドに転じました。銀はNY安となりましたが、円安を受けて反発しました。前日比は、金が1円安~19円高、銀が2.7~8.9円高です。 白金系貴金属(PGM)は、総じて反発です。白金はNY安となりましたが、ドル建て現物相場の上昇や円急落を受けて買い優勢で始まりました。その後は金堅調などにつられて上値を伸ばしましたが、後場に入ると、円高に転じたことに上値を抑えられてもみ合いとなりました。パラジウムはNY高と円安を受けて反発しましたが、後場の円高に上値を抑えられ、8月限がマイナスサイドに転じました。前日比は、白金が28~101円高、パラジウムが8円安~77円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆が期近急反発・期先大幅続落のまちまちも、一般大豆は連日での軒並み拡大ストップ安です。Non大豆は総じて反発して寄り付きましたが、夜間取引の急反落を受けて急落した一般大豆に追随する展開となり、期先が大幅に続落しました。前日比は、Non大豆が2700円安~1480円高、一般大豆は軒並み2100円安です。 東京コーンは総じて続落です。朝方為替が1ドル=100円台まで円安に振れるなか、18日のシカゴが反発したことで、寄り付きは期近から急伸して始まりました。ただ、期先はこれまでの拡大ストップ安を受けて、買い方の投げが出て上げ幅が抑制されました。その後、為替が再び円高に振れて一時99円台を割り込んだことや、シカゴの夜間取引が急落したことで、再び期先から大きく崩れる展開となりました。期近5月限が唯一プラス引けし、先限は3営業日連続で一代安値を更新しました。なお、今日も値幅制限が1200円に拡大されました。大引けの前日比は、640円安~460円高です。 <外国為替市場> 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル安/円高が進み、99円台前半で取引されています。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル買いが一巡した後はドルの上値が次第に重くなり、地すべり状態となったドルはきょうの高値から一時1.5円を超える下げを見せました。午後の市場では、欧州系ファンドの破たん懸念が浮上しているとのうわさや、欧州やアジアの金融機関の追加損失計上の観測が流れるなど、ドル売り材料に事欠かない状況となりました。 <NY原油市場> 前日の急落に対する売られ過ぎ感や、為替市場でのユーロ高がサポートとなり、堅調に推移し、FOMC声明での0.75%利下げ発表後には一段高となりました。原油4月限は3.74ドル高の109.42で引けました。事前予想を下回る利下げ幅だったものの、今後のさらなる利下げ期待とそれによるドル安傾向の見通しがはやされた模様です。明日の在庫レポートでは原油在庫の増加の見通しが出ています。 <NY貴金属市場> 堅調な株式市場や原油を背景に序盤は堅調に推移していましたが、FOMCを直前に控え商いが薄く、新規の買いに欠け小幅高で取引を終了しました。引き続きドル安もサポートとなったようです。銀やプラチナは金の戻しが圧迫要因となりマイナスとなっています。金4月限は1.7ドル高の1001.3、銀5月限は34.0セント安の1996.0、プラチナ4月限は5.4ドル安の1968.0で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は前日の流れや大豆オイルが軟調に寄り付いたことを背景に大幅安で始まりましたが、大豆オイルが急反発したことがはやされプラスに転じるなど堅調に推移しました。株式市場が急上昇したことで買いに安心感も見られ、また既に大量の手仕舞いの動きが一段落したとの見方も背景にあるようです。大豆5月限は4.25セント高の1307.0で引けました。 コーンは夜間取引の流れを受けて軟調に始まったものの、NY原油の上昇や米株高がサポートとなり、プラスに転じる動きとなりました。コーン5月限は8.0セント高の547.25で引けました。最近は生産者筋の売りも控えめで、前日のストップ安が行き過ぎとの見方などがサポートとなる一方、アルゼンチンでは好天により収穫も順調と伝えられています。 <NY原油市場> 株安、金融市場の信用不安、米鉱工業生産高が予想を下回るなど、悪材料が重なり、手仕舞い売りが広がり大幅下落となりました。NY原油4月限は4.53ドル安の105.68で引けました。為替市場ではユーロが高値を更新したものの、ファンドや機関投資家等の売りにボラティリティは大きく上昇し、リスク回避の動きも目立っています。 <NY貴金属市場> 夜間に一代高値を更新したNY金は、原油の下落などを背景に手仕舞い売りが先行し上昇分を吐き出す形となりました。ドルが反発したことやテクニカル的な売りも圧迫要因となったようです。銀やプラチナは利益確定の動きにより大幅安となりました。しかしながら、依然として質への逃避先としての買いも多いようです。金4月限は3.1ドル高の1002.6、銀5月限は35.5セント安の2030.0、プラチナ4月限は102.6ドル安の1973.4で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は先週の軟調な流れを引き継ぐ形で19セント安で始まり、その後も軟調なパームオイルや原油の急落を背景にストップ安に張り付きました。大豆オイルもストップ安となっています。また、ファンド勢が株式市場での追証をカバーする為に、商品市場での手仕舞い売りが加速するのではとの見方も圧迫要因となっています。大豆5月限は50.0セント安の1302.75で引けました。 コーンは株式市場での急落を受けて、これまで投機人気が高まっていた商品市場全般での換金売りが相次ぎ、軒並み安で始まり、その後はストップ安に張り付きました。コーン5月限は20.0セント安の539.25で引けました。当面は金融市場が安定するまでは、コーン市場も不安定な動きとなりそうです。 <国内石油市場> 国内石油市場は軒並み下落です。原油は、一時1ドル=96円割れまで円高が進んだことから売りが先行しました。ただ、その後は円高一服と夜間取引の上昇から下げ幅を削りました。製品も円高を背景に急落しましたが、円相場が弱含んだことや、夜間取引が終盤に上昇した流れを受けて、ガソリンの先限中心に値を戻しました。製品が安値から大きく上昇したことで、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)は大幅に拡大しました。NY原油4月限は午後3時半以降に上昇しており、一時111.80ドルまで上昇して史上最高値を更新し、その後はやや軟化しています。前営業日比は、ガソリンが620~70円安、灯油が940~730円安、原油が1270~700円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は、反落です。金はNY高となりましたが、円急伸を受けて売り優勢で始まりました。その後はドル建て現物相場の一段高を受けてプラスサイドに転じる場面も見られましたが、円高進行に圧迫されて上値は限られ、後場に入ると、円高が一服し、マイナスサイドでの商いが続き、終盤に地合いを緩めました。銀もNY高となりましたが、円急伸に圧迫されて売り優勢となりました。前営業日比は、金が22~8円安、銀が8.3~4.2円安です。 白金系貴金属(PGM)は、急落です。白金はNY安と円高を受けて売り優勢で始まりました。序盤の売りが一巡すると、ドル建て現物相場の上昇や金の下げ一服を受けて下げ幅を縮小しましたが、テクニカル面で悪化したことや円高進行から戻りを売る動きもあり、上値は限られました。終盤になると、ドル建て現物相場の下落につられて急落し、期先2本がストップ安を付けました。パラジウムもNY安と円高を受けて売り優勢となり、終盤に12月限がストップ安を付けました。前営業日比は、白金が288~240円安、パラジウムが83~41円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、軒並み急反落です。前週末のシカゴの暴落、週明けの円急伸と弱材料が重なり、ほぼ売り一色の展開となりました。Non大豆の期近3本を除いて、両市場合計で9限月がストップ安に張り付きました。一般大豆の2月先限が一代安値を更新です。前日比は、Non大豆が3000~2110円安、一般大豆は軒並み1400円安です。 東京コーンは急反落です。14日のシカゴが大幅安となったうえ、為替が一時1ドル=95円台まで大幅に円高に振れたことで、軒並み拡大ストップ安まで崩れました。前場2節以降は全限月が拡大ストップ安に張り付きました。なお、今日は値幅制限が1200円に拡大されています。大引けの前営業日比は、全限月が1200円安です。 <外国為替市場> 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から大きくドル安/円高が進み、きょうの高値99.30円からも2円程度安い97円前半の水準で取引されています。12年半ぶりの円高水準です。米連邦準備理事会(FRB)は日本時間の17日朝、公定歩合を3.25%へと0.25%ポイント引き下げましたが、ドル安/円高の進行を抑えるには至っていないようです。政府・与党サイドから急激な円高を警戒する発言が出ていますが、前週から加速しているドル売りの流れを食い止められはおらず、前週末から加速しているドル売りは、週明け東京市場午前の取引で大きく進んだため、夕方にかけての取引では一段のドル売りは見られてないようです。むしろショートカバーの動きから、ドル/円、クロス円は底堅く、市場の関心は米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けられています。 <NY原油市場> 今週全般の投機人気も週末を前に利益確定売りや、オプション納会を前に110ドルの攻防となり、また米景気後退による石油需要減退の思惑も加わり、上値重い動きとなりました。原油4月限は0.12ドル安の110.21で引けました。金融市場での不安が一部の商品市場にも波及し、決済売りが出ているとの指摘もあります。長期的には150~175ドルを目指すとの強気の予想もあります。 <NY貴金属市場> 依然としたドル安に加え、ベアスターンズのニュースなど金融市場に新たに混乱が出ており、リスク回避からファンド買いが加速し、NY金は高値更新の動きとなりました。後半は利益確定の動きに押され上げ幅を縮小しています。銀は連れ高、プラチナは株式市場での損失をカバーする為に利益確定が先行し軟調に推移しました。金4月限は5.7ドル高の999.5、銀5月限は23.5セント高の2065.5、プラチナ4月限は21.5ドル安の2076.0で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は前日の流れを受け堅調に寄り付き、ドル安がサポートとなり底堅く推移したものの、軟調なパームオイルが圧迫要因となり大豆オイル主導で売りが先行し、ストップ安に張り付きました。大豆5月限は50.0セント安の1352.75で引けました。現物トレーダーは生産者筋の売りに対して神経質になっている模様です。本日発表されたNOPA圧砕報告は1.3898億ブッシェルと予想を下回っています。 コーンは高寄りで始まったものの、その後は大豆、小麦の急落の影響より軟調に推移しました。コーン5月限は10.25セント安の559.25で引けました。作付け時期を前にした生産者筋の現物売りが指摘される一方、長期予報では多湿のため作付けが遅れる懸念が出ており、下げ幅は大豆、小麦ほどではありませんでした。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて急反発です。13日のNY原油が続伸して高値を更新したことや、これまでの急激な為替の円高が一服したことで堅調に始まりました。しかし、その後はNY原油の夜間取引が軟化したことや、為替が再び一時1ドル=100円を割り込む円高に振れたことで、上値を重くしました。ただ、後場後半にはNY原油の夜間取引が再び反発したことを好感しました。原油の上げ幅が最も大きくなり、次に灯油、ガソリンの上げ幅が最も抑えられ、先限は唯一マイナス引けましした。これにより、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)はさらに縮小しました。前日比は、ガソリンが2700~1940円安、灯油が2700~1640円安、原油が1420~810円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み上昇です。金はNY高と円高一服を背景に急反発となりましたが、午後からの円高を受けて上げ幅を削りました。その後は円相場、ドル建て現物相場ともこう着状態となるなか、30円前後の上昇幅を維持しました。銀もNY高を背景に上昇しました。後場には上げ一服となりましたが、2ケタ高で引ける限月が目立ちました。前日比は、金が28~37円高、金ミニが15~33円高、銀が8.6~18.2円高です。 白金系貴金属(PGM)は、白金が総じて続伸し、パラジウムはまちまちです。前場はNY高、円高一服から買い先行となりました。しかし後場は、円が反発し、ドル・円は一時1ドル=99円台後半での取引となったことから、白金、パラジウムとも期近を除きマイナスサイドに沈む限月が目立ちました。白金は一時反転しましたが、引けにかけ期先が値を削り、前日の終値とほぼ同値で引けました。パラジウムは限月間で方向性を欠いた展開で、引け際にかけ期中から期先が緩みましたが、先限は変わらずです。 <国内穀物市場> 東京大豆は、軒並み急反発です。Non大豆は、前引けからの軒並みストップ高を大引けまで維持しましたが、一般大豆は円高を受けて後場になると上げ幅を削りました。前日比は、Non大豆が軒並み2000円高、一般大豆は540~1270円高です。 東京コーンは期先から急反発です。為替の円高が一服したことや、13日のシカゴが反発して、この日の夜間取引も堅調に推移していることに期先から支援されました。ただ、海上運賃が続落していることで、期近の上げ幅は相対的に抑えられました。場中に再び為替が円高に振れたものの、あまり圧迫要因とはならなかったようです。大引けの前日比は、320~1000円高です。 <外国為替市場> 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル安が進み、100円前半で取引されています。午後の取引でドルは一時99.84円まで下落し、100円台を再び割り込み、前日につけた12年ぶり円高水準の99.77円に接近しました。ドルはこの日も対ユーロで史上最安値を更新、主要6通貨に対するドルの値動きを示すドル指数.DXYも最低水準を更新しており、ドル安地合いに変わりはないとの声が大勢となったようです。 <NY原油市場> 為替市場でドル/円が12年ぶりの100円を割込んだことなどより投機買いは衰えず、一時は111ドルを試すなど、NY原油は堅調に推移しました。原油4月限は0.41ドル高の110.33で引けました。来週は4月限の納会を控えていますが、5月限は115~120ドルを目指すとの見方もあります。また本日は在庫減少のニュースより天然ガスの上昇も目立ちました。 <NY貴金属市場> 原油の高騰やドルの続落をサポートにテクニカル的な買いが加わり、NY金は初めて1000ドルを付けるなど大幅上昇となりました。また、ドルの利下げ観測やインフレ懸念なども依然としてサポートとなっており、地合いは強いようです。銀はファンド筋に選好され大幅上昇、プラチナも金の上昇を受け堅調に推移しました。金4月限は13.3ドル高の993.8、銀5月限は42.5セント高の2042.0、プラチナ4月限は27.5ドル高の2097.5で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は夜間取引での堅調なマレーシアパームオイルを受け高寄りで始まり、その後も原油や金の高騰を背景に一段高となりましたが、引けにかけては利益確定の動きに押され小幅高となっています。依然としてドル安が商品市場全体のサポートとなっているようです。大豆5月限は7.75セント高の1402.75で引けました。大豆の週間輸出成約は25.76万トンと予想レンジ内、大豆ミールとオイルはそれぞれ14.78万トン、2.91万トンと予想を上回る結果となりました。 コーンは週間輸出成約が122.6万トンと好調だったこと、ドル安、NY金の急伸などがサポートとなるも、小麦の下落に圧迫されて上値重い動きとなりました。コーン5月限は2.25セント高の569.5で引けました。現物市場ではまとまった生産者筋の売りも出ている模様で、上値を抑えています。 <国内石油市場> 国内石油市場は急反落です。12日のNY原油が続伸したものの、為替の円高で寄り付きは強弱感が交錯してまちまちとなりました。その後NY原油の夜間取引が下落したことや、為替の円高が進展したことに終日圧迫される展開となりました。とくに午後に入って、為替が1ドル=100円水準まで急激に円高が進展したことで、後場半ば以降は製品が期先からストップ安を付け、引けではガソリン期先2本、灯油先限がストップ安となりました。一方、原油は製品の半分程度の下げ幅に抑えられ、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)が再び縮小しました。前日比は、ガソリンが2700~1940円安、灯油が2700~1640円安、原油が1420~810円安です。 <国内貴金属市場> 金は反落し、銀は総じて上昇です。金はNY高となりましたが円急反発に圧迫されて小反落で寄り付いた後、午後からは1ドル=100円割れ直前まで進んだ円高加速に圧迫されて急落しました。ただ、先限で3184円まで下げた後、現物相場の上昇から下値を切り上げ3200円を維持して引けました。銀はNY高を背景に上昇しましたが、円高加速が嫌気されて高値からは値を削りました。期中10月限のみマイナスサイドで引け、期先12、2月限は2ケタ高です。前日比は、金が44~34円安、金ミニが48~33円安、銀が3.2円安~12.7円高です。 白金系貴金属(PGM)は、続伸です。NY高を引き継ぎ買い先行で寄り付き、円高が上値圧迫要因になりながらも前場はしっかり推移しました。しかし正午ごろからドル・円相場が1ドル=100円を目指す展開となり、後場寄り後は上げ幅を縮小し、午後3時を過ぎると白金は期先からマイナスサイドに転落し、地合いを緩めました。しかし現物相場がしっかりと推移し、終盤には強地合いを回復し、軒並み2ケタ高で引けました。パラジウムは上げ幅を縮小する場面がありましたが、前日の終値水準で下げ止まり、期先中心に上昇しました。前日比は、白金が47~88円高、パラジウムが2~61円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、総じて続落です。場中に入っても円が急伸したことなどから、後場は一般大豆が連日の拡大ストップ安に張り付く一方、Non大豆は下げ幅を縮小し、期中10月限が反発するなど地合いを引き締めました。前日比は、Non大豆が10月限の1260円高を除いて1390~200円安、一般大豆は軒並み2100円安です。 東京コーンは大幅続落です。為替の円高や12日のシカゴ安で軟調に始まり、そのあと為替が一時1ドル=100円水準までさらに円高に振れたことや、シカゴの夜間取引も軟調に推移していることで、下げ幅を拡大しました。後場2節で全限月がストップ安となりましたが、大引けでは当先と2番限がストップ安を外れて、期中の3限月がのみストップ安となりました。先限は3営業日連続で一代安値を更新し、大引けの前日比は、800~700円安です。 <外国為替市場> ドル/円は100.02円と1995年11月以来の12年4カ月ぶりの低水準まで下落しました。100円割れを目前にしたドルは、オプション関連の買い需要と投機筋の買い戻しに支えられ値を戻しましたが、米欧の中銀による流動性措置の効果が疑問視される一方、ヘッジファンドの流動性不安など、ドル売り材料には事欠かないため、ドルの地合いは引き続き弱く、ユーロ/ドルは一時1.5587ドルまで上昇し、ユーロ導入以来の高値を更新しました。
<NY原油市場>
原油、ガソリン在庫が増加したとのレポートにより一時は軟調な動きとなりましたが、下値は限定的で、為替市場でのドル急落よりNY原油は一時110ドル台を探るなど、記録更新となりました。原油4月限は1.17ドル高の109.92で引けました。インフレ懸念による原油への投資人気は依然として高く、下値ではバーゲンハンティングの買いに支えられています。 <NY貴金属市場> ユーロ/ドルが史上高値を更新するなど、ドル安を受けてNY金は堅調に推移しました。原油高もサポートとなったようです。銀は連れ高、プラチナも調整が一段落し堅調に推移しました。しかしながら、FRBによる流動性供給策を受け、米経済に対する不安が和らいだことから、投機買いが少なくなっているようで、金の上げ幅も限定された模様です。金4月限は4.5ドル高の980.5、銀5月限は23.2セント高の1999.5、プラチナ4月限は17.6ドル高の2070.0で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は本日は軟調に寄り付き、その後は堅調に推移した金や原油などを背景に底堅く推移したものの、一時原油が急落したことで大豆オイル主導で弱含むなど軟調な動きとなりました。大豆5月限は12.75セント安の1395.0で引けました。一方、昨日のFRBによる流動性供給策により株価が比較的堅調に推移していることもサポートとなっているようです。 コーンは前日の急伸を受けてまとまった受渡意向通知が出され、これにより軟調な動きとなりました。コーン5月限は5.25セント安の567.25で引けました。最近の不安定な動きより生産者側の出荷の動きが目立っており、一方中西部での低温多湿の天候によりコーン作付けが遅れるとの懸念も出ています。
<NY原油市場>
原油、ガソリン在庫が増加したとのレポートにより一時は軟調な動きとなりましたが、下値は限定的で、為替市場でのドル急落よりNY原油は一時110ドル台を探るなど、記録更新となりました。原油4月限は1.17ドル高の109.92で引けました。インフレ懸念による原油への投資人気は依然として高く、下値ではバーゲンハンティングの買いに支えられています。 <NY貴金属市場> ユーロ/ドルが史上高値を更新するなど、ドル安を受けてNY金は堅調に推移しました。原油高もサポートとなったようです。銀は連れ高、プラチナも調整が一段落し堅調に推移しました。しかしながら、FRBによる流動性供給策を受け、米経済に対する不安が和らいだことから、投機買いが少なくなっているようで、金の上げ幅も限定された模様です。金4月限は4.5ドル高の980.5、銀5月限は23.2セント高の1999.5、プラチナ4月限は17.6ドル高の2070.0で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は本日は軟調に寄り付き、その後は堅調に推移した金や原油などを背景に底堅く推移したものの、一時原油が急落したことで大豆オイル主導で弱含むなど軟調な動きとなりました。大豆5月限は12.75セント安の1395.0で引けました。一方、昨日のFRBによる流動性供給策により株価が比較的堅調に推移していることもサポートとなっているようです。 コーンは前日の急伸を受けてまとまった受渡意向通知が出され、これにより軟調な動きとなりました。コーン5月限は5.25セント安の567.25で引けました。最近の不安定な動きより生産者側の出荷の動きが目立っており、一方中西部での低温多湿の天候によりコーン作付けが遅れるとの懸念も出ています。 <国内石油市場> 国内石油市場は大幅高です。為替が1ドル=103円台まで円安に振れたうえ、11日のNY原油がさらに高値を更新する展開となったことで、大幅高で推移しました。高寄りのあと前場は上げ幅を拡大する展開となり、後場はその上げ幅をおおむね維持しました。とくに製品の期先から上げ幅が大きくなりました。ガソリン、灯油ともに先限は2000円の上げ幅を維持し、前日縮小したクラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)が再び拡大しました。なお、灯油5限月、原油先限が一代高値を更新しました。前日比は、ガソリンが1290~2070円高、灯油が1070~2000円高、原油が800~1430円高。 <国内貴金属市場> 金は軒並み反発し、銀はまちまちです。金はNY高と円安を背景に反発しましたが、円安一服などに圧迫されて伸び悩みまし。銀はNY安も円安に相殺されて反発しましたが、前場の高値からは値を削りました。終盤に先限がマイナスサイドに沈み、12月限も小安くなりました。前日比は、金が24~34円高、金ミニが24~39円高、銀が2.8円安~9.8円高です。 白金系貴金属(PGM)は、反発です。NY高、円安から買い先行し、白金は序盤200円以上の反発となりましたが、買い一巡後は伸び悩みました。後場は円ジリ高、ドル建て現物相場の上げ幅縮小から先限が一時6474円まで値を削りました。マイナスサイドに沈むことなく切り返したものの、前引け水準まで戻ることなく、先限は6500円割れで引けました。パラジウムも白金と同様に上げ幅を縮小したも全体的にしっかりと推移しました。前日比は、白金が5~109円高、パラジウムが12~78円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、急落です。後場は、場中の円高と夜間取引急落を受けて下げが加速し、一般大豆の全限月とNon大豆の4限月が拡大ストップ安に売られました。また、両市場とも2月先限が一代安値を更新しました。前日比は、Non大豆が3000~2520円安、一般大豆は軒並み2100円安。 東京コーンは大幅続落です。朝方為替が1ドル=103円台まで円安に振れるなか、11日のシカゴが大幅高となったことで堅調に始まったものの、この日のシカゴの夜間取引が急落したことに圧迫されて大きく崩れる展開となりました。3月先限は連日で一代安値を更新しました。大引けの前日比は、790~550円安です。 <外国為替市場> 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場午後5時時点から下落し、103円台の前半で取引されています。昨日発表された米欧中銀による新たな流動性供給対策を受け、東京市場はドル堅調地合いで取引が始まったものの、午後には日経平均の伸び悩みや、米国債価格の回復など、流動性供給対策のサプライズ効果のはく落とも言える金融証券市場の反応に歩調を合わせる形で、対ユーロ、対円、対スイスフランなど広範な通貨に対しドルがじり安の展開となりました。 <NY原油市場> 夜間取引では110ドル手前まで上昇する動きとなったものの、FRBの米国債貸与措置の発表を受けて、ドルが堅調な動きに転じたことから、NY原油は伸び悩みました。原油4月限は0.85ドル高の108.75で引けました。ドルがこのまま軟調に推移すれば、120ドルまで上昇する見方がある一方、ブッシュ政権は最近の石油価格の高騰を懸念しており、何らかの対策を講じるとの見方も出ています。 <NY貴金属市場> ユーロや原油の史上高値更新を受け、NY金は堅調に推移していましたが、FRBの流動性供給のニュースを受けドルが買い戻されたことで、上昇分を吐き出す動きとなりました。銀は小幅安、プラチナは依然買い意欲が強く堅調に推移しました。金4月限は4.2ドル高の976.0、銀5月限は2.2セント安の1976.3、プラチナ4月限は13.3ドル高の2052.4で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は夜間取引の流れを引き継ぎ高寄りで始まり、その後も期末在庫の減少などがサポートとなり堅調に推移しましたが、引けにかけては原油や金の下落が圧迫要因となり小幅高で取引を終了しました。小麦がストップ高に張り付いたこともサポートとなったようです。大豆5月限は1.25セント高の1407.75で引けました。大豆の期末在庫は1.4億ブッシェルと予想を下回り、大豆オイルは28.37億ポンドと前月から上方修正されています。 コーンは夜間取引では前日の流れを受けて、一代高値を更新する動きとなったものの、その後は追随乏しく、USDAレポートは中立との見方より伸び悩む動きとなりました。コーン5月限は6.75セント高の572.5で引けました。2007-08年度のコーン期末在庫は14.38億Buと前月と変わらずで、世界コーン在庫は1.04億トンと前回より上方修正されました。 <国内石油市場> 国内石油市場はガソリンが上伸し、灯油はまちまちです。為替が1ドル=101円台に円高に振れたものの、週明けのNY原油高に支援されて始まり、前場はおおむね堅調でした。その後、NY原油の夜間取引が下落したことに圧迫されて、後場前半は軟化する展開となりました。そして後場後半はNY原油の夜間取引が乱高下したことに翻弄されて激しい値動きとなりました。結局ガソリンは堅調に引けましたが、灯油は前日に続き期近が弱い展開となりました。気温上昇予報が影響している可能性があるようです。原油は3油種で最も基調が強く上げ幅が大きくなり、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)が再び縮小しました。前日比は、ガソリンが30~390円高、灯油が360円安~260円高、原油が300~660円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み下落です。金はNY安と円高を背景に軒並み続落し、先限は一時3200円まで下落して約3週間ぶりの安値を付けました。終盤の反発力は弱かったものの、先限は3200円の節目が支持線となり、底堅い商状となりました。銀もNY大幅安を引き継いで急反落となりました。期先は一時30円を超す下げとなり、約2週間ぶりの安値に沈みましたが、安値を離れました。前日比は、金が32~19円安、金ミニが30~27円安、銀が25.4~22.2円安です。 白金系貴金属(PGM)は、大幅続落です。7、10日と2営業日続けてストップ安絡みの下げとなったことから売り物を残しており、大幅安で寄り付きました。売り一巡後は下げ幅を縮小しましたが、3ケタ安状態から抜け出せず、前場を終えました。後場に入ると、一段安となり、期近4月限を除いてストップ安まで売り込まれました。先限は6407円まで売られましたが、かろうじてストップ安は外れて引けました。先限中心に買い戻しの動きもかなりあり、出来高は4万3000枚を超え、2月22日以来の大商いでした。パラジウムは前引けで先限のみストップ安で引けましたが、後場はその動きが期中から期先12月限にも波及しました。2月先限は白金、パラジウムとも一代安値を更新し、前日比は、白金が300~279円安、パラジウムが100~90円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆期近の反発を除いて大幅続落です。一般大豆は、期中以降の4限月が3日連続ストップ安に張り付き、他の限月も総じて6日続落です。Non大豆は、場中の円安や夜間取引高に期近が反発も、期中以降は頭重く、期先2限月がストップ安で引けました。前日比は、Non-GMO大豆が3000円安~2110円高、一般大豆は2100~1610円安です。 東京コーンは期先から大幅続落です。10日のシカゴが大幅高となったことで堅調に始まったものの、大豆が急落したことに圧迫されて期先から崩れる展開となりました。先限は大引けで一代安値を更新しました。一方、海上運賃の続伸で期近の下げ幅は抑制されました。大引けの前日比は、710~120円安です。 <外国為替市場> 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安が進み、102円前半で取引されています。朝方は海外勢を中心にドルの売り仕掛けが入りましたが、すでに売りが大きく進んだドルの下値では買い戻し需要も多く、夕方には短期筋の買い戻しが強まりました。前日の米株安にもかかわらず、日経平均株価が前日比100円を超える上昇となったほか、朝方の欧州市場で株価が上昇したことなどが円売りの手がかりとする声もあったようです。 <NY原油市場> 株式市場から商品市場への資金移動が続いており、目新しい強気材料もないものの、108ドル台と高値を更新しました。原油4月限は2.75ドル高の107.90で引けました。商品市場への投機人気が高まっており、代表銘柄である原油のラリーはまだ続きそうですが、一部では商品バブルを警戒する声もあります。 <NY貴金属市場> 米国市場に加え欧州やアジアでの株安を受け、株式市場での損失をカバーする為に金が売られたことから軟調に推移しました。また、ファンド筋や大口の投機筋がロングポジションを減らしていることも背景にあるようです。しかしながら、高値を更新している原油がサポートとなり下げ幅は限定されています。金4月限は2.4ドル安の971.8、銀5月限は46.5セント安の1978.5、プラチナ4月限は2.6ドル安の2039.1で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は本日は軟調なマレーシアパームオイルや大豆オイルを背景に、ファンド筋による手仕舞い売りを受け50セントのストップ安で始まり、しばらく張り付いていましたが、原油が堅調に推移したことが好感され安値より大きく回復しました。大豆5月限は2.25セント安の1406.5で引けました。大豆の週間輸出検証は2986万ブッシェルと予想レンジを上回る結果となっています。また明日発表の需給レポートでは、期末在庫の下方修正の見通しが出ています。 コーンは大豆が50セントのストップ安で始まり、その後小麦が大きく上昇に転じたことから、コーンも追随し、後半にかけては大きく値を伸ばす動きとなりました。コーン5月限は18.5セント高の565.75で引けました。中国の2月のコーン輸出量が3万トンと前年同期比ではほぼ停止に近い状態です。週間輸出検証は4480万ブッシェルと予想範囲内でした。 <国内石油市場> 国内石油市場はガソリンはまちまち、灯油は期近から急落です。為替が一時1ドル=102円を割り込む円高となったことや、7日のニューヨーク原油安、この日の他商品安、株安などで、上値の重い展開となりました。ただ、NY原油の夜間取引が上伸したことで、後場後半に盛り返して、ガソリンは期近からプラス引けして、結局期近高の期先安で引けました。一方、灯油は期近から大幅安となり、7日とはまったく逆の展開となりましうた。原油も相対的に期近の下げ幅が大きくなりました。前営業日比は、ガソリンが320円安~590円高、灯油が910~300円安、原油が680~340円安です。 <国内貴金属市場> 金が総じて小幅続落、銀は軒並み反発です。金はNY安と円高を背景に軒並み2ケタ続落で推移した後、終盤にドル建て現物相場が堅調に推移したことから下げ幅を縮小し、期中・先の4本は1ケタ安で引けました。銀はNY高も円高や金下落などに圧迫されて先限を除いて続落して始まりましたが、後場にはプラスサイドへ切り返しました。前営業日比は、金が19~1円安、金ミニが29円安~変わらず、銀が0.2~10.3円高です。 白金系貴金属(PGM)は、大幅続落です。7日のNY安を受けてドル建て現物相場が大幅に下落したことや、円高からストップ安絡みの下げとなりました。白金は値幅制限のない期近4月限が300円以上の下げとなり、その他の限月はストップ安に張り付きとなりました。パラジウムは、6月限がいったんストップ安を外れましたが、売り圧力は強く、再度ストップ安、期中以降はストップ安に張り付きで引けました。2商品とも場中、ドル建て現物相場が上昇しましたが、ストップ安が外れるほどのまとまった買いはありませんでした。終盤は一時円高が一段と進んだことから買いは見送られ、期中から期先はストップ安から外れることはありませんでした。白金は全体の出来高が3300枚をわずかに超えたにとどまりましたが、期近4月は出来高が700枚を超え、手じまい売りが増えたもようです。前営業日比は白金が335~300円安、パラジウムが100~69円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、連日のストップ安に張り付きました。前場から軒並み拡大ストップ安に張り付きましたが、後場も円の一段高や夜間取引の一段安など地合いが悪化したことから、ストップ安から抜け出せませんでした。前営業日比は、Non-GMO大豆が軒並み3000円安、一般大豆は軒並み2100円安です。 東京コーンは急落です。為替が一時1ドル=102円を割り込む円高に振れるなか、7日のシカゴが軒並みストップ安の急落となり、この日の夜間取引も急落していることで、売りが殺到して終日全限月がストップ安に張り付きました。大引けの前営業日比は、全限月が800円安です。 <外国為替市場> 午後5時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み、102円付近で取引されています。日経平均株価.N225が昨年来安値を更新するなどアジア株が軒並み安となったことを受け、外為市場ではリスク回避の円買いが進みました。予想を大きく下回った2月米雇用統計でドルが売られた流れが続いたことがドル/円下落の一因になったとの見方もありました。 <国内石油市場> 国内石油市場は油種間でまちまちです。灯油のみ堅調引けとなり、ガソリン、原油は下落し、特にガソリンは現物需要の弱さを映して期近から下げ幅が大きくなり、期近3本は4ケタ安で引けました。灯油は堅調に引けましたが、前場の高値からは上げ幅を削りました。原油は後場の半ばまでプラスサイドを維持していましたが、NY原油の夜間取引が午後5時台に下落したことで、マイナスサイドまで下押しました。前日比は、ガソリンが1380~390円安、灯油が変わらず~580円高、原油が290~90円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は急反落です。金はNY安と円高を背景に大幅安で始まった後、円高一服などを背景に戻り歩調となりました。しかし今夜に2月の米雇用統計の発表を控えて見送り気分が強く、終盤に現物相場の軟化を受けて下げ幅を拡大し、先限は一時3245円まで下落しました。銀はNY急落を引き継いで軒並み急反落し、終盤一段安となって軒並み30円以上の下げとなりました。前日比は、金が70~48円安、金ミニが70~38円安、銀が36.5~30.0円安です。 白金系貴金属(PGM)は、急落です。白金はNY急落と円高を受けて6~12月限がストップ安を付けました。安寄り後は円高一服を受けて買い戻しなどが入って下げ幅を縮小しましたが、後場に入ると、週末前の手じまい売りなどが出て再び下値を試し、終盤は値幅制限のない期近4月限を除きストップ安となりました。パラジウムもNY急落を受けて売り優勢となり、値幅制限のない期近4月限を除いてストップ安に張り付きました。前日比は、白金が391~300円安、パラジウムが148~100円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、軒並み大幅安です。シカゴ安、夜間取引の続落、円高進行を背景に前場は全限月がストップ高でした。後場に入り、一時夜間取引が下げ幅を縮小しましたが、反応は鈍く、ストップ安を外れる限月はありませんでした。前日比は、Non-GMO大豆が2000円安、一般大豆は1400円安です。 東京コーンはまちまちです。為替が1ドル=102円台後半まで円高に振れたうえ、6日のシカゴが前日の夜間取引と比較して下落していることで、期先から大幅安で寄り付きました。その後盛り返す場面もありましたが、大引けで期先は再び崩れました。一方、期近は海上運賃の大幅続伸に支援されて節を追うごとに一段高となり、結局期近高の期先安で引けました。大引けの前日比は、950円安~460円高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の102円後半で取引されています。投機筋はドルの売り持ち/円の買い持ちポジションが累積しているとみられ、ドルに一定のサポートと与えているようですが、ドル買い戻しの動きは長続きしていないようです。きょう発表の米雇用統計や来週以降の米系企業の決算を控え、売り材料しか出てこないとの見方からドル売りの地合いが再び強まっています。午後の取引でユーロ/ドルが一時1.54ドル前半まで上昇、最高値を更新しました。 |
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