商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <国内石油市場> 国内石油市場は軒並み下落です。原油は、一時1ドル=96円割れまで円高が進んだことから売りが先行しました。ただ、その後は円高一服と夜間取引の上昇から下げ幅を削りました。製品も円高を背景に急落しましたが、円相場が弱含んだことや、夜間取引が終盤に上昇した流れを受けて、ガソリンの先限中心に値を戻しました。製品が安値から大きく上昇したことで、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)は大幅に拡大しました。NY原油4月限は午後3時半以降に上昇しており、一時111.80ドルまで上昇して史上最高値を更新し、その後はやや軟化しています。前営業日比は、ガソリンが620~70円安、灯油が940~730円安、原油が1270~700円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は、反落です。金はNY高となりましたが、円急伸を受けて売り優勢で始まりました。その後はドル建て現物相場の一段高を受けてプラスサイドに転じる場面も見られましたが、円高進行に圧迫されて上値は限られ、後場に入ると、円高が一服し、マイナスサイドでの商いが続き、終盤に地合いを緩めました。銀もNY高となりましたが、円急伸に圧迫されて売り優勢となりました。前営業日比は、金が22~8円安、銀が8.3~4.2円安です。 白金系貴金属(PGM)は、急落です。白金はNY安と円高を受けて売り優勢で始まりました。序盤の売りが一巡すると、ドル建て現物相場の上昇や金の下げ一服を受けて下げ幅を縮小しましたが、テクニカル面で悪化したことや円高進行から戻りを売る動きもあり、上値は限られました。終盤になると、ドル建て現物相場の下落につられて急落し、期先2本がストップ安を付けました。パラジウムもNY安と円高を受けて売り優勢となり、終盤に12月限がストップ安を付けました。前営業日比は、白金が288~240円安、パラジウムが83~41円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、軒並み急反落です。前週末のシカゴの暴落、週明けの円急伸と弱材料が重なり、ほぼ売り一色の展開となりました。Non大豆の期近3本を除いて、両市場合計で9限月がストップ安に張り付きました。一般大豆の2月先限が一代安値を更新です。前日比は、Non大豆が3000~2110円安、一般大豆は軒並み1400円安です。 東京コーンは急反落です。14日のシカゴが大幅安となったうえ、為替が一時1ドル=95円台まで大幅に円高に振れたことで、軒並み拡大ストップ安まで崩れました。前場2節以降は全限月が拡大ストップ安に張り付きました。なお、今日は値幅制限が1200円に拡大されています。大引けの前営業日比は、全限月が1200円安です。 <外国為替市場> 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から大きくドル安/円高が進み、きょうの高値99.30円からも2円程度安い97円前半の水準で取引されています。12年半ぶりの円高水準です。米連邦準備理事会(FRB)は日本時間の17日朝、公定歩合を3.25%へと0.25%ポイント引き下げましたが、ドル安/円高の進行を抑えるには至っていないようです。政府・与党サイドから急激な円高を警戒する発言が出ていますが、前週から加速しているドル売りの流れを食い止められはおらず、前週末から加速しているドル売りは、週明け東京市場午前の取引で大きく進んだため、夕方にかけての取引では一段のドル売りは見られてないようです。むしろショートカバーの動きから、ドル/円、クロス円は底堅く、市場の関心は米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けられています。 PR ![]() ![]() |
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テクニカルに偏った手法で日々鍛錬!それでも予想はあたらない。。ファンダメンタルは無視できない!
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