商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
東京石油市場は大幅続伸です。原油は、NY原油の大幅高を背景に買いが先行して、その後は円相場の弱含みなどから一段高となりました。製品も原油高や前日の強地合いを引き継ぎ大幅高となりました。ガソリン先限、灯油と原油の5限月が一代高値を更新しました。前日比は、ガソリンが150~1150円高。灯油が1150~1530円高。原油が670~930円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、大幅続伸です。シカゴ大豆が10日、大幅続伸して戻り売り地合いを脱したため買い気を強めました。夜間取引が伸び悩んで、前引けにかけて上値を削る場面もありましたが、後場は売り手控えられてこの日の高値で陽線引けする限月が目立ちました。両銘柄合わせて期先7限月が一代高値更新しました。前日比は、東京Non-GMO大豆が710~1370円高、一般大豆は990~1500円高です。 東京コーンは大幅続伸です。為替が1ドル=117円台前半で小動きとなるなか、10日のシカゴが続伸したことや、海上運賃が急伸して過去最高値を更新していることで、期近から噴き上げる展開となりました。値幅制限が外れている期近11月限は4ケタ高となり、一代高値を更新するとともに期近ベースでの上場来高値を更新しました。また、1月限と3月限がストップ高で引けました。前日比は、500~1080円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み続伸です。金の前場はドル建て現物相場の上げ一服に圧迫されて反落しましたが、後場には円軟調やドル建て現物相場のジリ高に支援されてプラスサイドに切り返し、全限が一代高値を更新しました。銀も金次第の動きとなり、前場はまちまちも後場には軒並み上昇しました。引けの前日比は、金が12~14円高、金ミニが9~17円高、銀が1.9~4.6円高です。 白金系貴金属(PGM)は、続伸です。白金はNY高を受けて買い優勢で始まると、後場の金上昇などに支援されて一段高となり、当限・先限ベースでの上場来高値を更新しました。パラジウムもNY高を受けて続伸しました。引けの前日比は、白金が47~62円高、パラジウムが25~38円高です。 <外国為替市場> 17時時点 ドル/円 117.23/28円 ユーロ/ドル 1.4195/00ドル ユーロ/円 166.43/48円 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらずの117円前半で取引されています。米国の利下げ観測後退や米株の上昇が金融市場での信用収縮問題の一巡感につながり、円が売られやすい流れが続いています。円売りはクロス円で先行しており、ユーロ/円は一時166.54円まで上昇し、2カ月半ぶり円安水準を更新しました。 ![]() ![]() |
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