商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
東京石油市場は軒並み急伸しました。原油は、NY原油が大幅高となり、史上最高値を更新したことで、買い優勢で推移しました。製品も原油の急騰を受けて、売り方の買い戻しなどが進んで急伸しました。ガソリンの期先2本、灯油・原油の全限月が一代高値を更新しました。前日比は、ガソリンが790~1400円高。灯油が1280~1640円高。原油が940~1770円高です。 <国内貴金属市場> 金が2ケタ続伸、銀は反落も下げ幅縮小です。金は前場では円堅調やドル建て現物相場の下落に圧迫されて軒並み2ケタ反落となりましたが、後場にはドル建て現物相場の切り返しに追随して軒並み2ケタ高となり、全限月が一代高値を更新しました。銀はNY安を引き継いで反落しましたが、後場に下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、金が20~25円高、金ミニが12~23円高、銀が3.6~0.1円安です。 白金系貴金属(PGM)は、白金が総じて小反落し、パラジウムは軒並み反落しました。白金はNY高となったものの、総じて小安く寄り付き、軟調に推移しました。当限を除き2けた安で前場を終えましたが、後場に入り、金がプラスサイドに反転したのにつられ、下げ幅を縮小し、当限は19円高で引けました。パラジウムは2けた安から抜け出せず終始しました。引けの前日比は、白金が19円安~19円高、パラジウムが31~18円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆12月限の上昇幅が押さえられたものの、他の限月は拡大ストップ1500円高を含み、1000円を超える大幅続伸となりました。利食い売りで前場2節までは反落する限月が目立ちましたが、その後は押し目買い人気に傾き、全限が一代高値を更新して、さらに上値を伸ばしました。前日比は、東京Non-GMO大豆が10~1460円高、一般大豆は新甫10月限を除いて1290~1500円高でした。 東京コーンは続伸です。為替が1ドル=117円台前半でやや円高に振れるなか、週明けのシカゴが大幅続伸したことに支援されて始まりました。途中軟化する場面もありましたが、後場には再び大きく戻す展開となりました。新甫11月限を含めて全限月が一代高値を更新しました。前日比は、270~400円高。新甫11月限は発会値から270円高の3万1210円でした。 <外国為替市場> ドル/円 116.75/80円 ユーロ/ドル 1.4167/69ドル ユーロ/円 165.43/48円 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円高が進み116円後半で取引されています。日中から株安などを手掛かりに円は底堅い動きが続き、夕方の取引では日本の財務省幹部の発言をきっかけに海外勢の円買いが強まりました。ドル/円は日中の高値から1円超、ユーロ/円は2円超の急速な円高となりました。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を今週末に控え、ポジション調整の円買い戻しが入りやすいとの声が複数出ているようです。 PR ![]() ![]() |
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