商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急伸です。原油は、NY原油が急反発した上、ドル/円相場が円安に振れたことから買いが先行しました。製品も原油高と円安から急伸しましたが、後場に入ると円相場の強含みを受けて伸び悩みました。前営業日比は、ガソリンが1390~2030円高。灯油が1810~2110円高。原油が940~2010円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、大幅高です。Non大豆は期近12月限を除く5限月がストップ1000円高での続伸となり、一般大豆も追随高して急反発しました。場中円高に振れましたが、夜間取引の堅調やNon大豆の踏み上げ相場の勢いが衰えず、強きを保ちました。前営業日比は、Non-GMO大豆が90~1000円高、一般大豆は140~990円高です。 東京コーンは反発です。朝方為替が1ドル=110円台後半まで円安に振れるなか、16日のシカゴが反発して、この日の夜間取引も堅調だったことに支援されました。ただ、場中に為替が1ドル=110円台半ばまで円高に振れたことで、後場は上げ幅を削りました。前営業日比は、20~260円高です。 <国内貴金属市場> 金がまちまち、銀は総じて続落です。金はNY小幅安も、円安や先週末15時半と比較したドル建て現物相場の上昇を背景に2ケタ反発で始まりました。しかし後場には、ドル建て現物相場の上げ一服や円ジリ高に圧迫されてマイナスサイドに転落する限月が続出してまちまちとなりました。銀はNY高を背景に反発して寄り付きましたが、後場には総じてマイナスサイドに転落しました。引けの前営業日比は、金が5円安~3円高、金ミニが15円安~4円高、銀が3.9円安~変わらずです。 白金系貴金属(PGM)は白金が反発し、パラジウムはまちまちです。白金はNY高と円安を受けて急反発して始まりましたが、その後は金の上げ一服などが上値を抑える要因になり、後場に入ると、円高を受けて上げ幅を縮小しました。パラジウムは円安を受けて総じて買い優勢で始まりましたが、後場に入ると、他の貴金属の上げ一服を受けてまちまちとなりました。引けの前営業日比は、白金が71~87円高、パラジウムが12円安~6円高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み、110円前半で取引されています。日経平均株価を含むアジア株が軟調展開となったことを受け、株安で投資家がリスク回避姿勢を強め、円キャリートレードの解消圧力が高まるとの見方から、外為市場では円が買われました。ユーロ/円は一時、朝方の高値から1円を超える円高となりました。 PR ![]() ![]() |
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