商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は総じて下落しました。原油は、NY原油が反落したことや円高が進んだことから売り優勢で推移しました。製品はガソリンは原油安、円高に加えて前日までの弱地合いを引き継ぎ、大幅安です。灯油は気温低下などから期近が高寄りしたものの、週末を控えての手じまい売りから期先が値を崩し、期近も軟化しました。前日比は、ガソリンが970~710円安。灯油が850円安~270円高。原油が1250~480円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み急落です。金はNYの一段安や円高進行を背景に、後場にはストップ安まで売り込まれる急落となりました。銀はNY大幅安を引き継いで、値幅制限のない12月限を除いて終日ストップ安に張り付きました。引けの前日比は、金が112~99円安、金ミニが148~104円安、銀が21.8~18.0円安です。 白金系貴金属(PGM)は、急落です。白金はNY安と円高を受けて売り優勢で始まりました。その後は買い戻されて値を戻す場面も見たれましたが、後場の金ストップ安につられて再び下値を試し、先限が4900円割れで引けました。パラジウムもNY安と円高を受けて売り優勢となりました。引けの前日比は、白金が104~72円安、パラジウムが54~30円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、一般大豆は期近12月限を除いて下落し、Non大豆は軒並み続伸です。夜間取引と円相場の高下に一喜一憂する乱高下となりました。しかし、後場になると、一般大豆が週末利食い売りが優勢となったのに対し、Non大豆は押し目買いの勢いが衰えず、明暗が分かれました。前日比は、Non-GMO大豆が150~560円高、一般大豆は960円安~100円高です。 東京コーンは軒並み大幅続落です。シカゴ安、円高から大幅安で寄り付きました。その後いったん上げ幅を縮小するも後場は期先を含む3限月がストップ安まで売られました。前日比は、800~480円安です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の110.20円付近で取引されています。午後は、サブプライムローン問題を背景に、神経質な値動きが続きましたが、、欧米の金融機関の損失計上に関するうわさがやや下火となったほか、日経平均株価の下げ幅が縮小したこともあり、ドル/円、クロス円とも値動きは小幅にとどまりました。 PR ![]() ![]() |
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