商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちでした。ガソリンは続落し、灯油は期近中心に総じて反発、原油は軒並み高です。原油は、NY原油が急反発したことで買いが先行して大幅高となったものの、大引けにかけて上げ幅を削りました。製品も原油高を背景に急反発したものの、戻り売り圧力に押されて値を削って、ガソリンは軒並みマイナスサイドに沈みました。前日比は、ガソリンが650~210円安。灯油が20円安~710円高。原油が610~880円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は続伸です。金はNYの一段高や場中のドル建て現物相場の上昇などを背景に前場は上値追いとなりましたが、後場には円安・ドル建て現物相場の上げ一服を背景に高値からは大幅に値を削りました。銀も前場は総じて2ケタ続伸となりましたが、後場に入ると上げ一服となりました。引けの前日比は、金が21~28円高、金ミニが18~39円高、銀が4.8~11.0円高です。 白金系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて反落です。白金はNY高と円安を受けて買い優勢で始ましたが、序盤の買いが一巡すると戻りを売られて地合いを緩め、後場に入ると、株安なども圧迫要因になり、期先主導でマイナスサイドに転じました。パラジウムもNY高を引き継いで高寄りしましたが、買い一巡後上げ一服となり、まちまちで引けました。引けの前日比は、白金が18円安~3円高、パラジウムが1円安~9円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、一般大豆がまちまちとなる一方、Non大豆は軒並み続伸です。シカゴが連日の高値更新となって一段高したことを受け、Non大豆が軒並み大幅続伸して寄り付いきましが、その後夜間取引が反落したことから、一般大豆も含め利食い売りに上値を削る展開となりました。前日比は、Non-GMO大豆が140~700円高、一般大豆は350円安~550円高です。 東京コーンは軒並み反落です。寄り付きは、シカゴ高から高寄りしましたが、前引けで期近が地合いを緩めました。後場に入ると、期先もマイナスサイドに沈み、軟調ムードとなりました。前日比は、380~40円安です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からほぼ変わらずの111円前半で取引されています。外為市場は引き続き株価動向への関心が強く、円相場は日経平均株価などアジア株の動きに合わせて上下する展開が続きました。日経平均が上げ幅を拡大した場面では円が弱含みましたが、引けかけて前日比100円を超える下げとなると、円はじりじりと上昇しました。 PR ![]() ![]() |
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