商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
東京石油市場は軒並み急伸しました。原油は、NY原油が夜間取引で83ドル台まで上昇したことから急伸しました。製品も原油高を背景に急伸し、ガソリン当限は現物高もあり上げ幅が大きくなりました。ガソリン・灯油の期先2本、原油の当限を除く5限月が一代高値を更新しました。前日比は、ガソリンが1030~1410円高。灯油が1020~1430円高。原油が50~1130円高でした。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み続伸しました。金はニューヨーク高を引き継いで軒並み2ケタ続伸となり、全限が一代高値を更新すると同時に先限ベースで85年5月以来の高値をつけました。銀もニューヨーク高を背景に続伸し、全限が500円の大台を回復しました。引けの前日比は、金が17~22円高、金ミニが11~24円高、銀が3.6~4.8円高でした。 白金系貴金属(PGM)は、続伸しました。白金はNY高を受けて買い優勢で始まり、先限が2カ月ぶりに5000円台を回復しました。序盤の買い一巡後は円高が上値を抑えてもみ合いに転じましたが、終盤の買い戻しなどが入って上値を伸ばしました。パラジウムもNY高を受けて続伸しました。引けの前日比は、白金が46~62円高、パラジウムが8~38円高でした。 <国内穀物市場> 東京大豆は、期先はNon大豆3本と一般大豆2本が上伸したものの、期近は両銘柄ともストップ安を含む大幅安となりました。期近は逆ザヤ高に対する修正安展開が続きましたが、期先は下げ渋り、一般大豆は期先2本、Non大豆は先限が大引けに一代高値を更新しました。大引けの前日比は、東京Non-GMO大豆が1500円安~1000円高、一般大豆は1000円安~480円高でした。 東京コーンはまちまちでした。期近安の期先高の展開で、朝方為替が1ドル=115円台半ばで小動きとなり、27日のシカゴが大幅続伸したことに支援されて始まりました。しかし、その後為替が円高に振れたことや、期近が急落して一時ストップ安まで売られたことで、期近からマイナスサイドに振れる展開となりました。7月限を除く5限月が一代高値を更新した後に反落しました。前日比は、320円安~150円高でした。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から下落し115円前半で取引されています。9月中間決算期末を迎え、国内の投資家を中心に様子見となる参加者が多く、商いは閑散。午前は輸出企業のドル売り/円買いなどによる値動きがみられましたが、売買が一巡した午後のドル/円は115円前半で一進一退となっています。 PR ![]() ![]() |
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