商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
東京石油市場は油種間でまちまちでした。原油は総じて上昇、ガソリンは期近中心に上昇、灯油は軒並み安しました。原油は、NY原油の続伸と円高と強弱材料が交錯する中、買い優勢で推移しました。製品はガソリンは現物高や納会を控えての玉整理の動きから期近中心に上昇しまし。灯油は手じまい売りに押されて下落しました。ガソリンの先限、原油の期先2本が一代高値を更新しました。前日比は、ガソリンが20~1160円高。灯油が470~200円安。原油が10円安~220円高でした。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み上昇しました。金はNY高を引き継いで軒並み反発し、全限月が一代高値を更新すると同時に、先限ベースで85年8月以来の高値をつけました。銀もNY高を背景に反発したあとも上値を伸ばし、先限を含む4本が500円の大台を回復しました。引けの前日比は、金が23~27円高、金ミニが20~31円高、銀が11.7~16.0円高です。 白金系貴金属(PGM)は、軒並み上昇しました。白金は円高となりましたが、NY高を受けて買い優勢で始まりました。その後は金や原油の堅調などを背景に3連休前の買い戻しなどが入って上値を伸ばし、先限ベースで7月27日以来の高値4942円を付けました。パラジウムもNY高を引き継いで買い優勢となりました。引けの前日比は、白金が60~71円高、パラジウムが9~20円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、拡大ストップ1500円高を含む大幅続伸しました。場中に夜間取引が伸び悩み、後場1節までは期先が上値を削る展開でしたが、期近が連続ストップ高すると他の限月も期近にサヤ寄せ高し総じて大幅続伸しました。大引けの前日比は、東京Non-GMO大豆が360~1500円高、一般大豆は570~1500円高でした。 東京コーンは大幅続伸しました。為替が1ドル=114円台後半まで円高に振れているものの、20日のシカゴが急伸したことに支援されました。期近3限月と先限が一代高値を更新して、1月限は大引けでストップ高を付けました。前日比は、270~500円高でした。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の114円後半で取引されています。9月期末を控えた日本の連休前の週末とあって、この日の取引では国内勢のドル買い需要がおう盛でした。前日海外市場で1週間半ぶり円高水準となる113円台をつけたドルは、午前の取引で115円台まで値を戻しましたが、午後の取引ではそうした売買も一巡し、値動きが鈍りました。 PR ![]() ![]() |
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