商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
東京石油市場は軒並み急伸しました。原油は、ドル/円相場が大幅な円安となり、NY原油が82ドル台まで上昇したことで買い優勢で推移して大幅高となりました。製品は原油高、円安を背景に買い戻しが進んで急伸しました。ガソリン・灯油の先限と原油の期先2本が一代高値を更新しました。前日比は、ガソリンが1170~1440円高。灯油が890~1150円高。原油が470~960円高でした。 <国内貴金属市場> 金・銀は大幅続伸しました。2商品ともニューヨーク引け後の米利下げを受けたドル建て現物相場の急伸や円安を背景に軒並み続伸しました。金は全限一代高値を更新すると同時に、先限ベースで85年9月以来の高値をつけました。引けの前日比は、金が53~57円高、金ミニが52~58円高、銀が13.9~15.1円高でした。 白金系貴金属(PGM)は、続伸しました。白金はNY高や円安、米国の大幅利下げによる金急伸などを受けて買い優勢で始まりました。買い一巡後はもみ合いとなりましたが、序盤の高値を上回ると買い戻しなどが入って一段高となり、先限ベースで8月9日以来の高値を付けました。パラジウムもNY高や円安を受けて堅調となりました。引けの前日比は、白金が79~98円高、パラジウムが7~21円高でした。 <国内穀物市場> 東京大豆は、まちまち。Non大豆、一般大豆ともに期中が小反落しましたが、期近と期先はおおむね続伸しました。前場は前日ストップ高の地合いを引き継ぎ踏み上げによる大幅続伸となりましたが、後場は夜間取引安から上値を削りました。大引けの前日比は、東京Non-GMO大豆が20円安~600円高、一般大豆は90円安~280円高でした。 東京コーンは総じて続伸しました。18日のシカゴは小動きだったものの、為替が1ドル=115円台後半まで円安に振れたことに支援されましたが、後場は上げ幅を縮小させる限月が多くなりました。前日比は、80円安~110円高でした。 <外国為替市場> 午後5時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からほぼ変わらずの115円後半で取引されています。米国の大幅利下げで日米株価が上昇したことを受け、外為市場ではサブプライムモーゲージ問題をきっかけに強まっていたリスク回避の動きが一服するとの見方が広がり、円やスイスフランなどの低金利通貨が売られる一方、ユーロや豪ドルなど高金利・金利先高期待の強い通貨に買いが強まりました。東京市場では利益確定の円買いも入りましたが、株価の上昇が続けば目先的には円が弱含む流れが続きそうです。 PR ![]() ![]() |
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