商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急落です。原油は、ドル・円相場は円安に振れたものの、NY原油が製品在庫の増加を受けて続落したことで、売りが先行しました。製品も原油安を背景に買い方の手じまい売りなどから急落しました。ガソリン・灯油・原油ともに期先2本が一代安値を更新です。前日比は、ガソリンが2190~830円安。灯油が2250~1710円安。原油が1040~880円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆先限の小幅続伸を除いて反落しました。5日のシカゴ大豆続伸や円安と強材料が重なりましたが、原油続落やドル高を警戒するムードと夜間取引の反落を受けて押されました。しかし、期先は円安に下値が支えられ、下げ渋りました。前日比は、Non-GMO大豆が10月先限110円高を除いて620~140円安、一般大豆は710~60円安です。 東京コーンは急反落です。為替が一時1ドル=111円台に乗せる円安となるなか、5日のシカゴが小動きとなったものの、海上運賃の反落したことで期近から急落しました。外資系ファンドとみられる売りも断続的に出ており、計算以上の下げ幅となりました。大引けの前日比は、1020~480円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み反落です。金はNY安を引き継いで軒並み反落して始まり、その後は場中のドル建て現物相場の軟調などに圧迫されて小幅に下げ幅を広げました。銀は閑散商いとなるなか、NY安や金下落に圧迫されて反落です。引けの前日比は、金が33~21円安、金ミニが32~22円安、銀が5.1~2.1円安です。 白金系貴金属(PGM)は白金がまちまち、パラジウムは続伸です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まりました。その後は金軟調に上値を抑えられる場面も見られましたが、株高などを背景に買い戻されて下げ一服となり、後場で一部限月がプラスサイドを回復しました。パラジウムはNY高と円安を受けて続伸しました。引けの前日比は、白金が21円安~11円高、パラジウムが1~10円高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の111円前半で取引されています。午前の取引ではユーロ/ドルが3週間半ぶりドル高水準をつけるなど、追加利上げの不透明感が強まっているユーロが売られ、ドルが買い戻される動きが続きましたが、午後の取引ではそうした動きも一服し、主要通貨は狭いレンジ内の値動きとなりました。 PR ![]() ![]() |
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