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商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
東京石油市場は大幅上昇。原油は、ニューヨーク原油が改質ガソリン高に追随して続伸したことや円安を受けて、買いが先行しました。その後は場中の円高進行や製品の軟化を受けて上げ幅を削りました。製品は原油高と円安から朝方は急伸したものの、戻り売りの動きや円高の進行などから上げ幅を削りました。前日比は、ガソリンが470~700円高。灯油が470~730円高。原油が300~680円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、Non大豆の期近10月限を除いて続伸しました。寄り付きは、シカゴ急伸と円安を受けて大幅続伸する限月が目立ちました。しかし、その後は夜間取引が反落に転じると上値を削り、後場も円高に振れたことからさらにじり安となる限月が目立ちました。大引けの前日比は、東京Non-GMO大豆が30円安~500円高、一般大豆は110~500円高です。

東京とうもろこしは続伸。午前中は為替が1ドル=116円台前半まで円安に振れたうえ、連休明けのシカゴが大幅続伸したことに支援されました。ただ、午後に為替が115円台後半まで円高に振れたこともあり、上げ幅を削る限月が多くなりました。先限は寄り付きで一代高値を更新したものの、その後は上げ幅を削った。前日比は、100~400円高。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み上昇も後場に上げ幅縮小。金はニューヨーク大幅高と円安を背景に上昇して始まりましたが、後場の円高に圧迫されて上げ幅を縮小しました。銀もニューヨーク高を引き継いで上昇しましたが、後場の株安・円高などに圧迫されて上げ幅を削りました。引けの前日比は、金標準が16~20円高、金ミニが9~33円高、銀が2.9~10.3円高です。

プラチナ系貴金属(PGM)は、総じて上昇。プラチナはニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まり、先限ベースで3週間ぶりの高値を付けました。ただ後場に入ると、株安などが上値を抑える要因となり、一部限月がマイナスサイドに転じる場面も見られました。パラジウムもニューヨーク高と円安を受けて高寄りしたのち、上げ一服となった。引けの前日比は、プラチナが2~13円高、パラジウムが変わらず~10円高です。


<国内コーヒー市場>
東京コーヒーは総じて反落。寄り付きはニューヨーク高や小幅な円安を背景にして、アラビカから堅調に始まりましたが、後場に為替が円高に振れたことや、株式が下落したことで、さらにアラビカは期近が崩れたことで売り圧力が強まり、軒並みマイナスサイドに触れる展開となりました。大引けの前日比は、アラビカが530~310円安。ロブスタは700円安~70円高。コーヒー指数は4~12ポイント高です。
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