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商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
東京石油市場は軒並み続伸。原油は、ニューヨーク原油が続伸して、ドル・円相場だ円高に振れたことで強弱感が交錯してまちまちで寄り付きました。その後は、夜間取引の引き締まりや場中の円安を背景に地合いを引き締めました。製品もまちまちで寄り付きましたが、円安の進行や夜間取引高から、買い戻しの動きが広がりました。前日比は、ガソリンが10~560円高。灯油が410~750円高。原油が200~430円高。


<国内貴金属市場>
金は軒並み2ケタ続伸、銀が反落。金はニューヨーク安と円高に圧迫されて反落して始まりましたが、その後は円高一服やドル建て現物相場の上昇を背景に全限月がプラスサイドへ切り返して2ケタ続伸となりました。銀はニューヨーク安を引き継いで反落しました。引けの前日比は、金標準が10~12円高、金ミニが10円安~18円高、銀が5.1~2.0円安。

白金系貴金属(PGM)は、反落。白金はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まりました。その後は円高一服を受けて買い戻されると株高も支援要因となり、後場の商いで一部限月がプラスサイドに転じましたが、戻り売り圧力も強く小幅安となりました。パラジウムもニューヨーク安を引き継いで安寄りしましたが、円高一服や他の貴金属の下げ一服を受けて下げ幅を縮小しました。引けの前営業日比は、プラチナが12~1円安、パラジウムが3~1円安。


<国内穀物市場>
東京大豆は、Non大豆の期近10月限を除いて総じて大幅続伸。寄り付きはシカゴ安と円高を受けてNon大豆は先限を除いて安寄りして始まりました。しかし、小麦の夜間取引高や円高一服を受けて押し目買いムードが強まり、大幅続伸する限月が目立ちました。大引けの前日比は、東京Non-GMO大豆が270円安~640円高、一般大豆は40~560円高。

東京とうもろこしは総じて小幅続伸。朝方は為替が1ドル=115円水準まで円高に振れていたことや、5日のシカゴが急反落したことで、寄り付きは上値が重かったが、そのあと場中に為替が円安に振れたことや、シカゴの夜間取引が堅調に推移したことで、下げ幅を縮小してプラスサイドを回復する限月が多くなりました。前日比は、20円安~110円高。


<ゴム市場>
東京ゴムは弱もちあい。前場では、ドル・円相場が円高に振れたことからおおむね軟調となりました。後場では、ドル・円相場が円安に振れたこともあり、地合いを引き締めたがプラスサイドに浮上することはできず、3限月は変わらずで引け、他限月は軟調となりました。中部RSSは当先を除いて下落、ゴム指数は軒並み反落、TSR20は小安い。前日比は、東京が1.8円安~変わらず、中部RSSは4.0円安~0.7円高、ゴム指数は1.70~1.10ポイント安、TSR20は1.1~0.5円安。


<為替市場> 15時現在
ドル/円   115.30/35円  ユーロ/円 157.47/51円
 ユーロ/ドル 1.3642/47ドル
 
午後3時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅円安が進み、115円前半で取引されています。ドルは朝方に1週間ぶりの円高水準となる114円台に下落しましたが、114円台は最近の取引レンジの下限との見方から、その後は短期筋を中心にドルの買い戻しが先行しました。引けにかけて日経平均株価が前日比プラス圏に切り返したことも円売りの手掛かりとなりました。
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