商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み反落。金はニューヨーク高も一時1ドル=112円台後半まで急騰した円高に圧迫されて反落しましたが、午後の円高一服などを背景に下げ幅を縮小しました。銀も円高に圧迫されて反落しましたが、株安などを背景に戻り鈍く推移しました。引けの前営業日比は、金が15~9円安、金ミニが18~9円安、銀が4.7~3.2円安です。 白金系貴金属(PGM)は、反落。白金はニューヨーク高となりましたが、円急伸を受けて売り優勢で始まりました。その後は手じまい売りなどが出て下値を試しましたが、株安一服をきっかけに下げ一服となり、もみ合いに転じました。パラジウムはニューヨーク安と円高を受けて反落しました。引けの前営業日比は、白金が46~14円安、パラジウムが27~20円安です。 <国内石油市場> 東京石油市場は大幅安。原油は、ニューヨーク原油がしっかりと推移する中、大幅な円高を受けて大幅安となりました。製品も現物が堅調なものの、円高が圧迫材料となって、ガソリンの期先中心に値を崩しました。前営業日比は、ガソリンが1130~620円安。灯油が870~610円安。原油が730~480円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆、一般大豆ともに軒並み高。大幅な円高となったものの、前週末7日に続く、週明けのシカゴ夜間取引高で押し目買い優勢となりました。大引けにはコーン期近のストップ高に追随してNon大豆期近2本がストップ高を買われるなど一段高しました。大引けの前営業日比は、東京Non-GMO大豆が280~1000円高、一般大豆は230~470円高です。 東京コーンは大幅続伸。朝方為替が1ドル=112円台後半まで大幅に円高に振れたものの、7日のシカゴ高、この日の夜間取引高に加えて、海上運賃がさらに高値を更新していることで、堅調にはじまりました。その後為替がやや円安に振れたこともあり、期近から騰勢を強める展開となりました。結局期近3限月がストップ高で引けました。当先が一代高値を更新しました。前営業日比は、210~500円高です。 <外国為替市場> 15時時点 ドル/円 113.18/23円 ユーロ/円 155.96/06円 ユーロ/ドル 1.3780/85ドル 午後3時過ぎのドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅円高が進み、113円前半で取引されています。7日海外市場から対ドルで2円超の円高が進んだ流れが一転、東京市場では3週間ぶり円高水準とあって国内勢を中心に円を売る動きが強まりました。しかし、予想を大きく下回った8月米雇用統計をきっかけとするドル安・円高地合いはしばらく続くとの見方から、一段の円安の動きは限られました。 PR ![]() ![]() |
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