商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は総じて上昇です。原油は、NY原油が反落したものの、その後の夜間取引の上昇や円安から上昇しました。製品は強弱感が交錯してまちまちで寄り付きましたが、前日の強地合いを引き継ぎ上昇に転じ、灯油は当限主導で急伸しました。前日比は、ガソリンが50円安~930円高、灯油が950~1600円高、原油が120円安~340円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み反落です。金はNY安を引き継いで軒並み2ケタ安で寄り付きました。その後は場中の円ジリ安を背景に下げ幅を縮小する場面がみられましたが、後場には戻り一服となりました。銀はNY大幅安を引き継いで軒並み2ケタ安となりました。引けの前日比は、金が12~6円安、金ミニが12~2円安、銀が14.0~11.6円安。 白金系貴金属(PGM)は白金が続伸し、パラジウムはまちまちです。白金はNY安を受けて売り優勢で始まりました。その後は株高・円安などに支援されて軒並みプラスサイドに転じました。後場に入ると、株高一服や円高に上値を抑えられましたが、堅調に引けました。パラジウムはNY安と円安を受けてまちまちとなりました。引けの前日比は、白金が11~37円高、パラジウムが9円安~6円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、暴落納会した一般大豆12月限を除いて拡大ストップ高を含む大幅続伸です。13日のシカゴ大豆は反落したものの、夜間取引の反発、そして円相場の続落を受けて踏み上げ相場が続きました。一般大豆12月限の暴落納会を受けて一時上値を削りましたが、追随安が限定的だったことから、後場は一段高を買われました。両銘柄とも軒並み一代高値を大幅に更新し、Non大豆は期近3本が拡大ストップ2100円高に買われました。前日比は、Non-GMO大豆が900~2100円高、一般大豆は4620円安で納会した12月限を除いて850~1500円高です。 東京コーンは期近から大幅続伸です。為替が1ドル=112円台前半まで円安に振れたうえ、13日のシカゴが堅調だったことや、この日の夜間取引も堅調に推移していることに支援されました。また、この日納会した期近1月限が急伸したことも全体のセンチメントを強気にしました。全限月が一代高値を更新するとともに、11月先限が先限ベースでの上場来高値を更新しました。大引けの前日比は、納会した期近1月限を除き、200~730円高。期近1月限は610円高の3万3510円で納会です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇、112円半ばで取引されています。引き続き底堅い動きですが122円半ばから上値では売りも並んでおり、上昇ペースは鈍いようです。午後の取引では決め手になる材料が乏しく、日経平均株価の値動きとの連動が顕著になっています。 PR ![]() ![]() |
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