商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み下落です。原油は、朝方は円高やNY原油の下落から売りが先行しました。その後は円安などを背景に下げ渋りを見せました。製品も原油安を背景に売りが先行しましたが、円安を受けて安値からは下げ幅を削りました。前日比は、ガソリンが790~390円安。灯油が700~160円安。原油が300~20円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み反落です。金はNY大幅安を引き継いで軒並み40円を超える大幅安値で寄り付きましたが、その後は場中の円安とドル建て現物相場の上昇を背景に下げ幅を縮小しました。銀も2ケタ反落で寄り付きましたが、金に追随して下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、金が32~22円安、金ミニが43~22円安、銀が8.1~6.7円安です。 白金系貴金属(PGM)は白金は続伸、パラジウムは小反落です。白金は金下落につられて売り優勢で始まりましたが、、その後は株高・円安などをきっかけに地合いを引き締めてプラスサイドを回復しました。パラジウムはNY安を引き継いで安寄りしました。その後は円安を受けて一部限月がプラスサイドに転じる場面も見られましたが、戻りは売られ、小幅安で引けました。引けの前日比は、白金が7~20円高、パラジウムが9~1円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、前日に続き銘柄間でまちまちです。Non大豆は期近12月限が拡大ストップ高に買われるなど期近主導で軒並み反発する一方、一般大豆は2月限を除いて反落しました。夜間取引安の一方、円安と強弱交錯し、値洗い環境によって強弱反応が分かれました。前日比は、Non-GMO大豆が30~1500円高、一般大豆は340円安~70円高です。 東京コーンは大幅続伸です。朝方為替が小動きとなるなか、29日のシカゴが軟調だったものの、海上運賃高を背景に商社の買い戻しが入り、寄り付きから堅調となりました。前場2節で期近が急伸したことでさらにセンチメントが強気となり、さらに後場は為替の円安もあり、期先も一段高となりました。大引けの前日比は、350~740高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇、110円前半で取引されています。午後の取引では、米銀がサブプライムモーゲージ金利の引き上げを凍結するとのうわさが出たことなどをきっかけに、ややドル買いの地合いとなりました。ただ、材料がほぼ出尽くし、市場では次の材料待ちとの声もでているようです。 PR ![]() ![]() |
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