商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は灯油・原油は上昇し、ガソリンはまちまちです。原油は、NY原油が続落したことで売りが先行しましたが、その後は円相場の弱含みや夜間取引の引き締まりから地合いを引き締めました。製品は原油安から売りが先行しましたが、納会を控えた当限の上昇からいずれも上昇に転じました。ただ、後場に入りガソリンが期近中心に地合いを緩め、灯油は納会を控えた当限中心に上伸しました。前日比は、ガソリンが200円安~220円高。灯油が380~640円高。原油が90~440円高です。 <国内貴金属市場> 金が小幅まちまちで、銀は軒並み反発です。金はNY安やドル建て現物相場の下落などにも関わらず、1ドル=114円台半ばの円安などに相殺されて小幅まちまちとなりました。銀は株価の下げ一服や円安などを背景に、軒並み反発しました。引けの前日比は、金が7円安~2円高、金ミニが10円安~6円高、銀が0.3~4.7円高です。 白金系貴金属(PGM)は、反発です。白金はNY安を引き継いで総じて売り優勢で始まりましたが、その後は株安一服や後場の円安などに支援されて軒並みプラスサイドを回復して堅調となりました。パラジウムもNY安を受けて軟調に始まりましたが、他の貴金属が地合いを引き締めたことにつられて反発しました。引けの前日比は、白金が11~64円高、パラジウムが6~20円高です。 <国内穀物市場> 国内大豆は、ストップ高を含み急伸です。円高一服を受け、今週末のNon大豆10月限納会に対する強気思惑から、一般大豆を含む他の限月にもサヤ出世高期待が広がった模様です。一般大豆の期近2本が拡大ストップ1500円高を買われるなど、両銘柄合わせて8限月が1000円を超える上昇を演じました。前日比は、Non-GMO大豆が660~1300円高、一般大豆は800~1500円高です。 東京コーンは反発です。週明けのシカゴは反落したものの、前日の夜間取引安ですでに織り込んでいたことや、このところ軟調だった期近が切り返したことで、全体に買い意欲が強まったようです。前日比は、200~380円高でした。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円安の114円半ばで取引されています。米株やアジア株の反発を受けて、海外市場で売り込まれたクロス円を中心に買い戻しが強まりました。ユーロ/円が海外でつけた1カ月ぶり円高水準の160.47円から162円後半まで切り返したほか、ドル/円も底堅い値動きが続いてるようです。 PR ![]() ![]() |
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