商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリンは総じて軟調な展開、灯油は期近主導で大幅高、原油は安く展開しました。原油は、NY原油が続落したことから売りが先行しました。製品は原油安から安寄りしたものの、灯油は当限が納会を控えて玉整理の動きから大幅高となり、他限月も追随しました。ガソリンは下げ渋りを見せましたが、灯油に比べて上値重く推移しました。灯油の当限から4限月が一代高値を更新しました。前日比は、ガソリンが330円安~370円高。灯油が290~1190円高。原油が320~60円安です。 <国内貴金属市場> 金は軒並み下落し、銀はまちまちです。金はNY高、円小幅安で前場はしっかりと推移しましたが、後場は円小反発、ドル建て現物相場の下落から地合いを緩め、当限と期先2本が2けた安でした。銀は前場、買い先行となりましたが、後場に入り、金が地合いを緩めたことに追随して期先がマイナスサイドに沈みました。前日比は金が12~2円安、金ミニが11~2円安、銀が1.4円安~1.7円高です。 白金系貴金属(PGM)は白金が反落し、パラジウムは続伸です。白金はNY高と円小幅安を受けて買い優勢で始まりましたが、その後は利食い売りが出たことに加え、後場の円高や金軟調を受けて軒並みマイナスサイドに転じました。パラジウムはNY高を引き継いで続伸しました。引けの前日比は、白金が30~18円安、パラジウムが5~21円高です。 <国内穀物市場> 国内大豆は、一般大豆が軒並み続伸となるも、Non大豆は期近が反落し、期先も小幅続伸にとどまりました。一般大豆期近の寄り付きが急伸し、Non大豆も含め一時は軒並み追随高となりましたが、一般大豆期近が利食い売りに上昇一服となると、Non大豆は10月当限が後場から暴落して、他の限月も上値を押さえられました。前日比は、Non-GMO大豆が2570円安~350円高、一般大豆は310~940円高です。 東京コーンは続伸です。23日のシカゴは続落したものの、朝方為替が円安に振れていたことで、下値堅調に始まり、海上運賃高を背景にして前場2節で期近が上伸したことで、全体の地合いが引き締まったようです。期近1月限を除く5限月が一代高値を更新し、先限は先限ベースでの上場来高値を更新しました。前日比は、170~350円高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円高が進み114円前半で取引されています。今日決算発表予定の米メリルリンチが決算で損失を計上するとの報道などを受けて日経平均株価が前日比マイナス圏に下落し、株安で投資家がリスク回避姿勢を強め、円キャリートレードが圧縮されるとの見方から円が買われた模様です。 PR ![]() ![]() |
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