商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急伸です。原油は、ドル/円相場が円高に振れたものの、NY原油が急反発したことで急伸しました。また、製品は原油高に加えて、当限の急騰納会が支援材料となり急伸しました。ガソリン当限、灯油の全限月、原油の当限を除く5限月が一代高値を更新しています。2007年11月限は、東京ガソリンが前日比2700円高の6万7860円、灯油は同2850円高の7万5960円といずれも急騰納会となりました。納会した当限を除く前日比は、ガソリンが1580~2180円高、灯油が1420~1850円高。原油が310~1390円高です。 <国内貴金属市場> 金が軒並み反発し、銀はまちまちです。金は円高となりましたが、NY高や場中の底固いドル建て現物相場に支援されて2ケタ反発となりました。銀はNY安や円高に圧迫されて期近・期中が下落しましたが先2本は上昇するなど、まちまちとなりました。引けの前日比は、金が13~22円高、金ミニが10~16円高、銀が1.1円安~1.4円高です。 白金系貴金属(PGM)は白金がまちまちで、パラジウムは反落です。白金はNY安・円高となりましたが、金や原油の上昇などを受けて買い優勢で始まりました。その後は金堅調が下支え要因となったようですが、利食い売りに押されて後場でマイナスサイドに転じ、結局まちまちで引けました。パラジウムはNY安を引き継いで反落しました。前日比は、白金が1円安~6円高で、パラジウムが33~16円安です。 <国内穀物市場> 国内大豆は、ストップ安を含み軒並み安でした。前場は、夜間取引反発や円高一服を受けて期先が高く、押し目買いの展開となっていましたが、後場に夜間取引の反発が一服し、円相場が再び上値を指向すると再び下落に転じました。前日比は、Non-GMO大豆が1260~170円安、一般大豆は1000~240円安です。 東京コーンは反落です。24日のシカゴは続落したものの、この日のシカゴの夜間取引が上伸したことで、前場はプラスサイドに振れる限月が多く、当先を除き一代高値を更新しました。しかし、そのあと為替が円高に振れたことに圧迫されて、後場は上げ幅を失う展開となりました。前日比は、230~50円安です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅円高の114円付近で取引されています。市場では引き続き株価動向への関心が強く、日経平均株価が前日比100円近く下落するなどアジア株の軟調さを受けて、円が底堅い動きとなりました。しかし114円付近ではオプションに絡む売買が活発化して値が振れづらいとの声も複数出ているようです。 PR ![]() ![]() |
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