商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は急落です。午前中為替が1ドル=107円台前半まで円高に振れていたうえ、26日のNY原油が下落し、さらにこの日の夜間取引で急落したことで、軒並み4ケタの大幅安で前場は推移しました。正午近くに為替が一気に1ドル=108円台半ばまで円安に振れたことで、後場は様相が一変して下げ幅を縮小させる展開となり、結局石油製品の先限を除き3ケタ安で引けました。前日比は、ガソリンが1070~730円安。灯油が1190~110円安。原油が780~200円安です。 <国内貴金属市場> 金が小幅続伸、銀は反落です。金は1ドル=117円台半ばに進んだ円高を背景に前場は総じて30円を超える反落となりましたが、正午前からの急速な円安やドル建て現物相場の急伸を背景に、後場には全限がプラスサイドに切り返しました。銀も円高などに圧迫されて前場は昨日の上げ幅を帳消しにする下落となりましたが、後場には一部限月がプラスサイドに切り返すなど、大幅に下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、金が1~9円高、金ミニが4~14円高、銀が5.0~0.2円安です。 白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金はNY安と円高を受けて売り優勢で始まり、軟調となりました。ただ後場に入ると、円急落を受けて一部プラスサイドを回復する場面も見られ、下げ一服となりました。パラジウムもNY安と円高を受けて売り優勢で始まったのち、下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、白金が43~28円安、パラジウムが15~11円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆の期先8月限を除いて反落です。前場は、円高とシカゴ夜間取引反落を受けてストップ安を含む軒並み急反落相場となりましたが、後場になると円安と夜間取引の下落一服を受けて、期先から下げ幅を縮小する展開となりました。前日比は、Non-GMO大豆が1500円安~20円高、一般大豆は1000~830円安です。 東京コーンは急反落です。26日のシカゴが反落して、午前中は為替が1ドル=107円台前半まで円高に振れていたことで、ストップ安絡みの急落となりました。その後為替が一気に1ドル=108円台半ばまで円安に振れたことで、後場1節では期近以外がストップ安を外れましたが、後場2節以降は再び売られて、結局大引けでは全限月がストップ安となりました。大引けの前日比は、800~500円安です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から大幅高の108円半ばで取引されています。朝方、2年半ぶり円高水準を更新した後、アブダビ政府による米シティへの資本参加を受け、一転して円売り優勢となりました。しかし、その後はサブプライムローン問題がくすぶっていることが再認識され、一段の円売りは進んでいないようです。 PR ![]() ![]() |
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