商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリン・灯油は下落、原油は小じっかりな展開でした。原油は、ドル・円相場が円高に振れたものの、NY原油が上昇したことから買いが先行しました。その後は夜間取引の軟化などから上げ幅を削りました。製品は原油高を背景に高寄りしたものの、手じまい売りなどに押されて軟化しました。新甫2008年6月限は、ガソリンが7万7860円で上ザヤ発会、灯油は7万2500円で薄上ザヤ発会しましたが、いずれも陰線引けしました。前営業日比は、ガソリンが880円安~250円高。灯油が530~290円安。原油が10円安~240円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆が期近12月限を除いてストップ高に買われる一方、一般大豆はレンジ圏での強調にとどまりました。為替は若干円高に振れましたが、シカゴ大豆が前週末23日、そして週明けの夜間取引と一代高値を更新する上値追いの展開となっていることが好感されました。前営業日比は、Non-GMO大豆が90~1000円高、一般大豆は130~680円高です。 東京コーンは総じて続伸です。為替が1ドル=108円台半ばまで円高に振れたものの、23日のシカゴが大幅続伸となったことで堅調に推移しました。ただ、高寄り後は上げ幅を削る限月が多くなり、期近は引けでマイナスサイドに振れました。大引けの前営業日比は、50円安~190円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は、軒並み上昇です。金は円高となりましたが、NY急伸を受けて買い優勢で始まりました。その後は後場の円高に上値を抑えられましたが、期先2本が2900円台で引けました。銀もNY急伸を引き継いで買い優勢となりました。引けの前営業日比は、金が51~66円高、金ミニが44~66円高、銀が5.3~12.7円高です。 白金系貴金属(PGM)は白金が反発、パラジウムは総じて続落です。白金はNY高を受けて買い優勢で始まりました。ただ序盤の買いが一巡すると金の上げ一服や後場の円高に上値を抑えられました。パラジウムは円高を受けて売り優勢となりました。引けの前営業日比は、白金が16~35円高、パラジウムが7円安~6円高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅上昇の108円半ばで取引されています。正午近くに中国政府系ファンドが日本株投資に意欲を示したとの報道を受け、108円前半まで下落しましたが、その後はもみあいとなっています。本日は堅調な日経平均株価などを背景に、クロス円がじり高となっています。 PR ![]() ![]() |
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