商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
東京石油市場は大幅高で引けました。原油は、ドル・円相場が小動きとなったものの、NY原油が急反発して81ドル台まで急反発したことから大幅高となりました。製品も原油高や現物市場の堅調を背景に大幅上昇しましたが、原油・製品ともに3連休を控えての手じまい売りから後場に入り上げ幅を削りました。前日比は、ガソリンが850~1230円高。灯油が1090~1390円高。原油が1010~1350円高。 <国内穀物市場> 東京大豆は、一般大豆は続伸も、Non大豆は期近続伸・期先小反落とまちまちでした。前引けに一般大豆の12月限が一段高を買われ、逆ザヤ高思惑から、一時はNon大豆も含めて軒並み大幅続伸となりました。しかし、その後は週末玉整理に上値を削り、Non大豆は期先が小反落して引けました。前日比は、東京Non-GMO大豆が100円安~430円高、一般大豆は60~880円高となりました。 東京コーンは総じて続伸しました。為替が1ドル=116円台半ばまで小動きとなるなか、4日のシカゴが続落したことで軟調に始まりましたが、期近11月限が急伸したことに全体が支えられて、1月限を除きプラスサイドで引けました。期近11月限は後場に3万円台を再び回復して、3万0290円まで上値を伸ばしました。前日比は、20円安~600円高となりました。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み反発しました。円相場が小動きとなる中、NY高を引き継いで2商品とも反発しましたが、寄り付き後は3連休を前にした手じまい売りなどに圧迫されて伸び悩みました。引けの前日比は、金が35~40円高、金ミニが37~39円高、銀が1.3~9.4円高でした。 白金系貴金属(PGM)は、軒並み上昇。白金はNY高を受けて買い優勢で始まりました。その後は連休前の利食い売りに押される場面も見られましたが、金や原油の堅調に支援されて後場で地合いを引き締めました。パラジウムはNY高を受けて続伸し、先限ベースで8月9日以来の高値1406円を付けました。引けの前日比は、白金が36~85円高、パラジウムが43~55円高となりました。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の116円半ばで取引されています。午後に入ってからも9月米雇用統計の発表待ちで取り引きそのものが薄かったようですが、午後3時前からクロス円を中心としたポジション調整が入り、ドル/円にも波及したとみられています。 PR ![]() ![]() |
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