商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急落です。原油は、NY原油が夜間取引で下落した上、ドル/円相場が大幅な円高に振れたことから売り優勢で推移しました。製品も原油安と円高から買い方の手じまいが加速して急落しました。ガソリンの期近2本を除く4限月、灯油の期先2本がストップ安で引けました。前営業日比は、ガソリンが2700~2100円安。灯油が2700~1170円安。原油が2530~1650円安でした。 <国内貴金属市場> 金・銀は、急落です。金はNY安と円急伸を受けて売り優勢で始まり、その後は株価急落などを背景に手じまい売りが出て後場でストップ安を付けました。銀はNY高となりましたが、円急伸に圧迫されて安寄りし、後場でストップ安を付けました。引けの前営業日比は、金が124~115円安、金ミニが129~111円安、銀が23.7~18.0円安です。 白金系貴金属(PGM)は、大幅続落です。白金はNY急落と円急伸を受けて売り優勢で始まると、株安・金軟調などにつられて値幅制限のない12月限を除いてストップ安に張り付きました。パラジウムはNY安・円急伸を受けて続落し、先限ベースで10月3日以来の安値を付けました。引けの前営業日比は、白金が182~120円安、パラジウムが58~49円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、軒並みストップ安です。円相場急騰を受けてNon大豆は総じて小幅安で寄り付きました。その後、シカゴ夜間取引の反落と、円相場が後場にかけて109円台に手を掛ける一段高となったことから、一般大豆の寄り付きから利食い売り先行による下げが加速する展開となりました。前営業日比は、Non-GMO大豆、一般大豆ともに、軒並みストップ1000円安です。 東京コーンは軒並み大幅安です。円大幅高、シカゴ安を背景に前場から大幅安となりました。後場は円の一段高、他商品も軒並み安で下げ幅を拡大し、ストップ安絡みの下げとなりました。前営業日比は、800~500円安です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み110円前半で取引されています。日経平均株価が一時、前週末比3%を超える下げとなるなどアジア株が軒並み安となる中、前週末海外市場のドル安/円高の流れを引き継ぎ、ドルは午後の取引で一時109.85円まで下落しました。朝方につけた安値を下回り、昨年5月以来、1年半ぶりの円高水準を更新しました。 PR ![]() ![]() |
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