商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は総じて下落です。原油は、NY原油が反落して、ドル・円相場が円高に振れたことから急落しました。製品も原油安や円高を背景に総じて下落しましたが、NY原油の夜間取引の上昇もあり、原油・製品ともに安値からは戻しました。ガソリンの当限はプラスサイドで引け、一代高値を更新です。前日比は、ガソリンが770円安~180円高。灯油が1320~910円安。原油が1340~1170円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み反落です。金は朝方のドル建て現物相場の下落と1ドル=112円台半ばの円高と弱材料が重なり、総じて前日の上昇以上の急反落で寄り付きました。ただその後は急速なドル建て現物相場の戻りや円高一服などを背景に、安値からは大幅に値を戻しました。銀も通常の値幅制限以上の急反落で寄り付いた後、金の戻りなどに支援されて下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、金が46~37円安、金ミニが43~37円安、銀が26.9~7.5円安です。 白金系貴金属(PGM)は、反落です。白金はNY安や円急伸を受けて売り優勢で始まりましたが、その後は金や原油の下げ一服などを受けて値を戻し、先限は5200円を挟んでもみ合いとなりました。パラジウムもNY安と円急伸を受けて売り優勢となりました。引けの前日比は、白金が95~63円安、パラジウムが40~30円安です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆は期近続伸も期先が反落し、一般大豆は総じて反落しました。シカゴの反落と円急騰を受けて、Non大豆12月限を除いて急反落して寄り付きました。その後は、夜間取引反発や円高一服を受けて下げ幅を縮小し、Non大豆の期近3本は続伸圏を買われました。前日比は、Non-GMO大豆が230円安~790円高、一般大豆は790円安~240円高です。 東京コーンは反落です。為替が1ドル=112円台半ばまで大幅に円高に振れたことや、7日のシカゴが反落したことで急落して始まりました。そのあと一旦為替が円安に振れて、シカゴの夜間取引が堅調に推移したことで下げ幅を縮小させましたが、再び為替が円高に振れたことで下げ幅を再び拡大させる限月もありました。結局期近11月限がストップ安引けです。前日比は、500~90円安です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず112円後半で取引されています。前日海外でドル売り・円買いが強まった流れを引き継ぎ、ドル/円は早朝の取引で一時112.00円まで下落しました。8月17日以来、約3カ月ぶり円高水準をつけました。しかし東京市場では国内の機関投資家や輸入企業、個人投資家などの円売りに、ドルは一時113.04円まで上昇し、1円を超える円安となりました。 PR ![]() ![]() |
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