商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急伸です。原油は、円安やNY原油が急騰したことから軒並み急伸し、期先3本がストップ高に張り付きました。製品も原油高から急伸して、ストップ高が続出しました。ガソリン・灯油の全限月と原油の4限月が一代高値を更新しました。ガソリンと原油は先限ベースでの上場来高値を更新です。原油10月限は前日比60円安の5万6320円で納会しました。前日比は、ガソリンが2240~2700円高。灯油が2700~3210円高。原油は納会した当限を除いて2700~3200円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み大幅高です。金はNY一段高や円安を背景に軒並み60円を越える大幅高となり、全限が一代高値を更新すると同時に、先限ベースで84年7月以来の高値を更新しました。銀もNY高を引き継いで軒並み2ケタ高となり、期先4本が一代高値を更新すると同時に、先限ベースで3月以来の高値をつけました。引けの前日比は、金が67~72円高、金ミニが67~73円高、銀が13.0~15.7円高です。 白金系貴金属(PGM)は、軒並み上昇です。白金はNY高と円安を受けて買い優勢で始まると、買い戻しなどが入って上値を伸ばし、期近・期先ベースで上場来高値を更新しました。ただ序盤の買いが一巡すると、金の上げ一服などを背景に利食い売りなどが出て上げ幅を縮小しました。パラジウムもNY高を受けて上昇しました。引けの前日比は、白金が62~85円高、パラジウムが15~24円高です。 <国内穀物市場> 国内大豆は、Non大豆期近12月限の続落を除いて反発しました。シカゴ急伸と円安を受けて、一般大豆の全限を含む10限月がストップ高を買われるなど急伸して寄り付きましたが、前日までの逆ザヤ高思惑の後退から期近が戻り売りに沈むと、期近主導で上値を削る展開となりました。前日比は、Non-GMO大豆が12月限270円安を除いて230~800円高、一般大豆は100~880円高です。 東京コーンは総じて反発です。為替が1ドル=115円台前半まで円安に振れたうえ、31日のシカゴが反発したことに支援されましたが、海上運賃が高値から急落したことに圧迫されて期近は唯一マイナス引けとなりました。前日比は、30円安~400円高です。 <外国為替市場> 午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず115円前半で取引されています。0.25%の利下げが行われた前日の米連邦準備理事会(FOMC)を経て、米国の追加利下げはしばらくないとの見方から、株高などを手掛かりに円が売られた前日海外市場の流れが一服して、東京ではクロス円を中心に利益確定の円買いが強まりました。ドルは朝方につけた2週間ぶり円安水準の115.50円から115円前半へ下落しました。 PR ![]() ![]() |
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