商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <国内石油市場> 国内石油市場はガソリン、灯油がまちまち、原油は反落です。23日のNY原油が前週末の大引け時点と比べて同値圏で推移しているものの、為替が1ドル=103円台前半まで円高に振れたことで、おおむね売りが先行して始まりました。その後、NY原油が夜間取引で上伸したことで、地合いを引き締め、特に利食い売りで下げ幅が大きくなっていた灯油の戻り幅が大きくなりました。結局、製品はガソリン、灯油ともに小幅まちまち水準で引けました。一方、原油は軒並みマイナス引けとなりました。前営業日比は、ガソリンが260円安~130円高、新甫12月限は発会値から580円高の9万1530円、灯油が250円安~240円高、新甫12月限は同700円高の10万8600円、原油が310~40円安です。 <国内貴金属市場> 金はまちまち、銀は総じて続伸です。金はNY高となりましたが、前週末の上昇や円高を受けて期近6月限を除いて軟調となりました。ただ終盤にかけて円高が一服して値を戻し、まちまちで引けました。銀はNY高を引き継いで総じて買い優勢となりました。前営業日比は、金が3円安~1円高、金ミニが3円安~変わらず、銀が1.2円安~7.2円高です。 白金系貴金属(PGM)は、総じて下落です。白金はNY安や円高を受けて売り優勢で始まりました。序盤の売りが一巡すると、ドル安見通しなどを背景に下げ幅を縮小する場面も見られましたが、米英市場の休場を控えて買いが続かず、終盤に地合いを緩めました。パラジウムはNY高と円高を受けてまちまちとなりましたが、終盤の白金軟化につられて総じて下落しました。前営業日比は、白金が61~13円安、パラジウムが17円安~23円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆が軒並み大幅続伸する一方、一般大豆は期近が続伸するも期先は小反落しました。前週末のシカゴ大豆高を受けて軒並み高寄りし、その後は利食い売りに期先が反落しましたが、原油の夜間取引高や大連大豆高などを好感し、Non大豆は4月先限がストップ高まで急騰するなど期先が切り返し、一般大豆は期先続落のまま引けました。前営業日比は、Non大豆が1050~2000円高、一般大豆は240円安~750円高です。 東京コーンはまちまちです。期近安の期中および期先高でした。為替が1ドル=103円台前半まで円高に振れたものの、23日のシカゴが反発したことで強弱感が相殺されました。海上運賃が大幅続落したことで、寄り付きは期近が急落するなか、期先は下値が堅くなりました。その後は全般に戻す展開となり、大引けでは期近2本がマイナスサイドとなりましたが、期中以降はプラスサイドを回復しました。大引けの前営業日比は、400円安~200円高です。 <外国為替市場> 午後3時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず103円前半で取引されています。米国と英国が週明けに休暇となるため、東京市場は午前中から取引が薄く、小幅な値動きにとどまりました。全般的にクロス円が堅調で、ドル/円も落ちにくい展開でした。 PR ![]() ![]() |
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