商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <国内石油市場> 国内石油市場は軒並み急伸です。原油は、NY原油の急騰を受けて5限月がストップ高を付ける急伸し、製品も原油高から急伸、灯油は大半の限月がストップ高に張り付くなど、上げが止まらない展開でした。ガソリンの当限は納会を控えて、9万円超では利食い売りに押されましたが、期先にかけてストップ高で引けました。3油種全てが一代高値を更新です。また、すべての油種の当限と先限が期近ベース、先限ベースで上場来高値を更新しました。NY原油7月限は午前中に一時135ドルまで上昇する場面も見られましたが、その後は134ドル台でもみ合いとなりました。前日比は、ガソリンが1000~2700円高、灯油が2700~3620円高、原油が1290~2700円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は軒並み続伸です。金はNY高を背景に軒並み続伸し、先限が連日で一代高値を更新しました。後場中盤には上値を伸ばす場面が見られましたが、終盤には対ユーロのドル高を嫌気したドル建て現物相場の急落に圧迫されて全限月が大幅に値を削りました。銀もNY高を引き継いで全限月が600円台を回復すると同時に先限が一代高値を更新しましたが、終盤の金の上げ幅縮小に追随し、大引けにかけて値を削りました。前日比は、金が6~13円高、銀が8.2~16.6円高です。 白金系貴金属(PGM)は、軒並み上昇です。白金は円高となりましたが、NY急伸を受けて買い優勢で始まりました。その後は買い戻しなどが入ってジリ高となり、先限ベースで3月6日以来の高値7168円を付けましたが、終盤のユーロ安を嫌気した売り物に圧迫されて大引けにかけて急落し、総じて今日の安値圏で終えました。パラジウムはNY高を受けて反発しました。前日比は、白金が35~148円高、パラジウムが13~25円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、ストップ高を含む急伸です。為替がやや円高に振れるなか、Non大豆が軒並みストップ高に張り付くなど、シカゴ大豆の上昇を計算した理論値よりも大幅な上昇となりました。シカゴが続伸する要因となった原油の急騰をはやす展開となっています。前日比は、Non大豆が軒並み2000円高、一般大豆は1300~1600円高です。 東京コーンは急反発です。為替が一時1ドル=102円台後半まで円高に振れたものの、21日のシカゴが大幅続伸して、この日の夜間取引もさらに上伸したことに支援されました。先限は寄り付きでストップ高となりましたが、その後はストップ高を外れました。また、海上運賃の急落で期近の上げ幅はやや抑えられました。大引けの前日比は、560~770円高です。 <外国為替市場> 午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ変わらずの103円付近で取引されています。原油高や株安、米利上げ期待のはく落などを手掛かりとするドル売りの流れが東京市場も続き、ドルは午前に一時1週間半ぶりのドル安/円高水準を更新しましたが、売りが一巡した午後には、一段のドル売り手掛かりに乏しいとの見方から、小口の買い戻しが先行しました。午前に一時1カ月ぶり高値をつけたユーロ/ドルも午後には反落しました。 PR ![]() ![]() |
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