商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <NY原油市場> NY原油は、期近が大幅続落です。終値の前日比は、期近2限月が1.32~1.26ドル安、その他の限月は1.24~1.03ドル安です。この日発表された週間在庫統計で、原油・ガソリン在庫が予想を大幅に上回る増加となったことや、ヒーティングオイルを含む留出油在庫が予想外に増加したことを受け、期近は2週間ぶりの安値圏へと値を沈めました。石油製品も大幅続落です。原油同様に在庫増加を嫌気した売りに押され、ヒーティングオイル期近は1月22日以来、改質ガソリン期近が1月24日以来の安値圏へ一段と切り下がりました。 <NY貴金属市場> NY金、銀は急反発です。終値の前日比は金の期近2限月が14.7~14.8ドル高、4月限は14.7ドル高、その他の限月は14.7~15.8ドル高、銀の期近2限月は20.5セント高、その他の限月は19.9~20.6セント高です。金4月限は、ドル高を嫌気し、時間外取引でマイナスに転落しましたが、ドルの反落や原油高をはやした安値拾いの買いが優勢になり、テクニカル買いで前日の高値を抜きました。銀3月限は、ドル高を嫌気した売りが逆指し売りを誘い、時間外取引で前日の安値を下回りましたが、金や銅の反発をはやしてテクニカル買いを誘い、前日の高値を突破しました。 NY白金系貴金属(PGM)は反発です。終値の前日比は、NY白金の期近2限月が33.5ドル高、その他の限月は33.3ドル高、パラジウムは全限0.35ドル高です。白金4月限は、時間外取引で売りが先行しましたが、原油や金の上昇をはやして切り返しました。南アの電力不足による供給不安をはやし、思惑買いで一代高値を更新しました。 <シカゴ穀物市場> 大豆の終値の前日比は、期近2限月が4.50~3.00セント安、その他の限月は22.50セント安~変わらずです。3月限は続落。小麦のストップ高や金の急伸、ブラジル北部の豪雨、需給報告の強気予想をはやし、ストップ高に張り付いて一代高値を更新しましたが、原油の急反落や株価の反落を嫌気し、利食い売りでマイナスに落ち込みました。コーンの終値の前日比は、期近2限月が7.75~7.50セント安、その他の限月は8.50~2.00セント安です。3月限は大幅続落です。小麦・大豆のストップ高や金の急伸をはやし、ファンド買いで一代高値を更新しましたが、ストップ高にとどかず反落に転じたあとは、原油・大豆の急反落やエタノール義務化の延期の噂で急速に値を消しました。 ![]() ![]() |
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