商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <NY原油市場> 消費者信頼感指数が1992年以来の最低水準にあるとのレポートを受け原油価格は上値重い動きとなりました。NY原油3月限は前日比0.04ドル高の95.50で引けました。OPECは世界の燃料の4分の1を消費するアメリカの景気後退を理由に今年の原油需要の伸び率をマイナス成長と報告しています。先月の総会では供給量を据え置きにしましたが、来月は景気後退による原油需要の減少と在庫増しなどの問題を中心に話し合われる見通しです。 <NY貴金属市場> 本日はドルがやや強含んだことや、今週末は連休となることから利益確定の動きが先行し、NY金は軟調に推移しました。しかしながら、不安が残る金融市場を受け、質への逃避としての金の需要も強いようです。銀は連れ安、プラチナは南アフリカでの電力問題が依然サポートとなり、12日連続で史上高値を更新しています。金4月限は4.7ドル安の906.1、銀3月限は13.7セント安の1711.8、プラチナ4月限は57.8ドル高の2063.7で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は夜間取引で史上高値を更新した大豆やパームオイルを背景に高寄りで始まり、その後も堅調な小麦がサポートとなり底堅い動きとなりました。テクニカル的に買われ過ぎとの見方や、ファンドによる積極的な買いが見られないことから、中盤では手仕舞い売りに押されましたが、依然として中国からの強気な需要見通しがサポートとなっており、大豆3月限は5.75セント高の1373.75で引けました。 コーンは南米の順調な天候およびの買われ過ぎとのテクニカル要因や、米景気後退の懸念などより、一時は軟調な動きを見せましたが、小麦、大豆が好調なことに加えファンド買いがサポートとなり午後から堅調に推移しました。コーン3月限は3.75セント高の514.75で引けました。日本は15万2400トン、韓国は11万トンの米産コーンを買付けました。 PR ![]() ![]() |
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