商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <NY原油市場> 熱帯性暴風雨グスタフがカリビアン海域にて発生し、石油施設のあるメキシコ湾に向かって入るニュースを受け、堅調に推移しました。またグルジアの独立を巡りロシアが欧米との対立する姿勢を鮮明にし、対立激化の不安も原油上昇の要因と見られています。原油10月限は前日比0.52ドル高の115.11で引けました。 <NY貴金属市場> 堅調なドル、NY原油が一時軟調だったことなどより、総じて軟調な動きとなるも、値動きはレンジ内となりました。金12月は7.8ドル安の825.7、銀12月は11.1セント安の1347.9、プラチナ10月は6.2ドル安の1435.0で引けました。株式市場は大荒れとなるも、夏季休暇で市場参加者も今週は乏しいようです。 <シカゴ穀物市場> 大豆は今週の米中西部の天候が予想以上に乾燥するとの見通しより軒並み高で寄付くも、その後は小麦、コーンの下落に押されて上げ幅を縮小しました。大豆11月限は20.0セント高の1347.0で引けました。インド、中国の大豆生産地帯の天候は概ね良好とのことです。週間輸出検証は穀物年度末を控えて、低調でした。 コーンは夜間取引の流れを引き継ぎ、堅調に始まるも、ローカル筋やファンドの売りが圧迫要因となり、後半にかけて軟調に推移しました。また乾燥が懸念されている中西部での降雨見通しもマイナス要因となったようです。週間輸出検証は3056万buとなり、累積では平年の92.2%を上回り94.5%となりました。コーン12月限は6.5セント安の600.0で引けました。 小麦は先週の値上がりに反し、取引開始は上値で始まるも、その後乾燥が続いている豪産地、アルゼンチン産地に降雨予測が伝えられたことを受け、軟調に推移しました。またカナダ産地では霜の悪影響はないと予想されたこともUS小麦圧迫要因との見方です。小麦12月限は前日比25.75セント安の864.75で引けました。週間輸出検証は2370万Buと先週より大幅減少となるも、事前予想を上回りました。 PR ![]() ![]() |
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