商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <国内石油市場> 国内石油市場は急落しました。一時、原油は当限を除く全限がストップ安に並びました。またガソリンの2番限と先限、灯油の2、3番限と先限も一時ストップ安まで大きく下落しました。しかし、後場に入ると各市場のストップ安が外れ、やや強含みに推移して切り返しました。NY夜間取引が強含みに推移、午後4時過ぎには114ドル台から115ドル台まで上昇すると、NY市場のガソリンとヒーティング・オイルも堅調な商状となったことが好感されました。前営業日比は、ガソリンが3310~2790円安(納会限月を除く)、灯油が2900~2670円安(納会限月を除く)、原油が3060~770円安です。 <国内貴金属市場> 金・銀は、軒並み反落です。金はNY安を受けて軒並み反落しましたが、後場に入ると、原油の下げ一服などが下支え要因となって底堅く推移しました。銀もNY安を引き継いで売り優勢となりました。前営業日比は、金と金ミニが22~18円安、銀が17.7~8.3円安です。 白金系貴金属(PGM)は白金が反落し、パラジウムはまちまちです。白金はNY市場でドル高などを受けて下落した流れを引き継いで売り優勢で始まると、原油軟調などにつられて下げ幅を拡大しました。ただ後場に入ると、原油の下げ一服につられて値を戻しました。パラジウムはNY安を受けて売り優勢で始まりましたが、終盤に地合いを引き締め、期先2本が小幅高となりました。前営業日比は、白金が191~149円安、パラジウムが19円安~4円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、大幅続伸です。前週末22日のシカゴ大豆は軒並み反落したものの、夜間取引で21日のストップ高に迫る急反発相場となったことや為替も円安に振れたことが好感され、両市場で10限月がストップ高に張り付きました。Non大豆の期近8月当限だけが、あすの納会を控えて買い方の玉整理が上値を抑え、さらに大引けには買い見送られて暴落しました。 東京トウモロコシは大幅続伸です。為替が1ドル=110円台まで円安に振れているうえ、22日のシカゴは、ドル高進展や原油の暴落で反落したものの、週明けの夜間取引が先週末の米国産地の少雨傾向で急伸したことに支援されました。とくに後場は夜間取引が一段高となったことで、期先から上げ幅を拡大して、期先3本がストップ高となりました。先限は一代高値を更新して、4万円の大台に迫りました。大引けの前営業日比は、880~1000円高です。 <外国為替市場> 午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず109円後半で取引されています。第2・四半期実質国内総生産(GDP)が92年以来のゼロ成長となった英ポンド、国内金融システムへの不安がくすぶる韓国ウォンなどが対ドルで売られました。ドルは対英ポンドで2年ぶり、対韓国ウォンで4年ぶり高値を更新しました。ドルはその他の通貨に対しても底堅い動きとなりましたが、クロス円での円買いとはさまれる形で、ドル/円は小幅な値動きとなりました。 ![]() ![]() |
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