商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <NY原油市場> インフレへの懸念が広まった事で原油価格は昨日に続き100ドルの大台を維持しました。NY原油3月限は前日比0.73ドル高の100.74で引けました。OPECは先日原油在庫増しにより供給量の抑制をする見通しでしたが、原油価格の高騰を受け、この先100ドル台が続くようであればある程度の調整が必要との見方が強まっています。また、年末までには120から150ドル台に達するのではないかとの懸念が広まっています。 <NY貴金属市場> 米指標が予想を上回る結果となりドルが強含んだことや、原油の下落を受け序盤NY金は軟調に推移しましたが、その後原油が100ドル台を回復したことやインフレ懸念がサポート要因となり反発上昇となりました。銀はテクニカル買いにより一代高値を更新、プラチナは東京商品取引所でのプラチナの証拠金の値上がりにより、夜間取引での利益確定の動きが圧迫要因となり軟調に推移しました。金4月限は8.0ドル高の937.8、銀3月限は25.2セント高の1776.0、プラチナ4月限は14.3ドル安の2138.8で引けました。 <シカゴ穀物市場> 大豆は周辺市場の調整気味な動きや、南米の収穫動向が圧迫要因となり大豆は軟調に寄り付きましたが、その後は強気なファンダメンタルや、現物市場の地合いが依然として強いことがはやされ、底堅く推移しました。大豆3月限は0.75セント安の1397.75と小幅安で引けています。強気なファンダメンタルの一方で、テクニカル的には買われ過ぎ感もあるようです。 コーンは前日の上昇に対する追随乏しく、商業筋からの引合いも弱く、テクニカル的に買われ過ぎとの見方もあり、利益確定の売りに押されましたが、後半にかけては大豆と比較してコーンの割安感などより底堅く推移しました。コーン3月限は3.5セント高の523.5で引けました。 PR ![]() ![]() |
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