商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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アジア、欧州市場の流れを受けて米株式市場は一時急落したものの、引けにかけては大きく戻す動きとなり、為替市場ではキャリートレードの解消が止まらず、円は主要通貨に対して大幅続落、米債券市場は質への逃避より上昇しました。商品市場全般もファンド売りが広がり、NY原油、金、銅、ソフト商品など大きく下押されました。
<米為替市場> 世界的な株安を背景に円買いが止まらない中、NY時間もその流れを引継ぎクロス円は急落しました。ダウが一時300ドルを越す下落を見せると、ドル円は112.0、豪ドル円は87.8まで下値を伸ばすなど依然として株式市場に連動した展開が続きました。現在ドル円は113.80で推移しています。ユーロドルはレンジ内での取引となり目立った動きはなく、現在は1.3415付近での推移となっています。このサブプライム問題が収まる様子はなく、しばらくは値動きの激しい展開が続きそうです。 <NY原油> 株式市場の大幅な下落により経済が低迷し、石油需要も低下するとの懸念から終始軟調に推移しました。NY原油9月限は2ドル以上の大幅下落となり、2.33ドル安の71.0ドルで引けました。熱帯低気圧ディーンが今夜にもハリケーンに発達し、そのため原油市場のボラティリティーが大きくなっています。北海ブレント原油も2.37ドル安の69.27ドルと安引けました。 <NY貴金属> サブプライムローン問題を背景とした世界的な株安による損失をカバーするために貴金属が売られたことや、原油が下落したことを受け、金は大幅下落、銀、プラチナも急落しています。金12月は21.7ドル安の658.0、銀9月は106.0セント安の1149.5、プラチナ10月は41.5ドル安の1230.0で引けました。また、金の代わりに債券が買われている事も下落の背景にあるようです。 <シカゴ大豆> 世界株安を背景に、大豆も急落し、一時はストップ安に張り付いていましたが、引けにかけてはやや戻しました。大豆9月限は39.75セント安の799.25で引けました。天候が改善すると売りが膨らみ、ファンドなどの大型投機筋の手仕舞い売りがさらに下げ幅を広げるかたちとなりました。 <シカゴコーン> 世界金融不安の懸念よりファンド売りが進み、安寄りの後も軟調に推移しましたが、大豆ほどの下落とならず、下げ渋りました。コーン9月限は6.5セント安の321.5で引けました。週間輸出成約は149万トンと予想レンジを大きく上回る好調ぶりだったことがサポートとなりました。 <NYコーヒー> 世界株安の影響より商品市場でもファンド売りが目立ち、大きく下押される動きとなりました。コーヒー9月限は7.90セント安の111.30で引けました。当面はファンドの動向が注目されますが、ブラジルでは生産者が出荷を控えており、ファンダメンタル面ではそれ程弱気ではないようです。 PR ![]() ![]() |
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テクニカルに偏った手法で日々鍛錬!それでも予想はあたらない。。ファンダメンタルは無視できない!
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