商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <国内石油市場> 国内石油市場は大幅続伸です。2日のNY原油が急伸したことや、為替が1ドル=102円台後半まで円安に振れていることで、大幅高で推移しました。急伸して寄り付いた後、場中の円安進展もあってさらに上げ幅を拡大する展開となりましたが、午後にNY原油の夜間取引が軟化したことで、後場序盤にこの日の高値を付けた後は総じて上値が重くなりました。ただ、NY原油の夜間取引が午後5時ごろから急落したものの、大引けにかけても上げ幅を維持しました。製品はガソリンの上げ幅が相対的に大きくなり、前日同様これまでガソリンが灯油に対して売り込まれてきた反動が続いています。注目されている8月限のサヤは、ようやくガソリンが灯油に対して上ザヤまで回復しました。原油も大幅高となりましたが、製品に比べると、おおむねガソリンほど上昇せず、灯油より上昇したため、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)は、ガソリンがさらに拡大し、灯油は逆に縮小しました。前日比は、ガソリンが1860~2450円高、灯油が1340~1580円高、原油が1690~2290円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は、続伸です。金は、NY急伸や円安を受けて買い優勢で始まりました。その後は円安が進んだことなどに支援されて上値を伸ばしましたが、終盤にドル建て現物相場が900ドルの節目を割り込んだことから上げ一服となりました。銀はNY高と円安を受けて続伸しました。前日比は、金が59~73円高、銀が12.8~18.2円高です。 白金系貴金属(PGM)は、続伸です。白金はNY高と円安を受けて買い優勢で始まり、その後は円軟調に支援されて上値を伸ばし、戻り高値を更新しましたが、終盤の金の上げ一服などにつられて地合いを緩めました。パラジウムはNY安となりましたが、円安を受けて続伸しました。前日比は、白金が106~127円高、パラジウムが17~45円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、大幅続伸です。シカゴの続伸と円安を好感し、一般大豆の期先3本ストップ高を含む軒並み大幅高で寄り付きました。後場もとうもろこしの期先3本がストップ高で大引けたことから、Non大豆の拡大ストップ高限月が3限月に拡大するなど地合いを一層引き締めました。前日比は、Non大豆が2140~3000円高、一般大豆は1520~1600円高です。 東京コーンは大幅続伸です。為替が1ドル=102円台後半まで円安に振れているうえ、2日のシカゴが大幅続伸したことに支援されました。前日ストップ高に張り付いたことで期先から売り方の買い戻しで上げ幅が大きくなり、期先3本が拡大ストップ高で引けました。大引けの前日比は、880~1200円高です。 <外国為替市場> 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル高が進み、102円後半で取引されています。1カ月ぶりのドル高/円安水準で、輸出企業は活発にドル売りを持ち込みましたが、一部の輸出筋がいっそうのドル高を見込んで、ドル売りの目標水準を切り上げたことから、相場は海外ファンドのドル買いの流れに押され、ドルは一時102.95円まで続伸しました。 PR ![]() ![]() |
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