商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 <国内石油市場> 国内石油市場は急反発です。1日のNY原油は前日の夜間取引とほぼ同水準となったものの、為替が1ドル=101円台後半まで円安に振れたことで大幅高で始まりました。そのあと為替が一時1ドル=102円台前半までさらに円安に振れたことや、NY原油の夜間取引が上伸したことで、上げ幅を拡大する展開となりました。高下しながらも大引けまで上昇基調が続き、とくに製品は期先の上げ幅が大きく、期中から期先限月は2000円以上の上げ幅となる限月が多くなりました。また、ガソリンが灯油に比べて上げ幅が相対的に大きくなりましたが、引き続き8月限は灯油がガソリンの上ザヤとなっています。原油も大幅高となりましたが、製品に比べると、上げ幅が抑えられて、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)が拡大しました。前日比は、ガソリンが1320~2640円高、灯油が1340~2170円高、原油が1350~1710円高です。 <国内貴金属市場> 金・銀は、反発です。金はNY市場で暴落しましたが、円急落を受けて買い優勢で始まりました。その後はドル建て現物相場の下げ一服や円一段安に支援されて堅調となりました。銀もNY安となりましたが、円安に支援されて6月限を除いて反発しました。前日比は、金が30~40円高、銀が1.8円安~19.9円高です。 白金系貴金属(PGM)は、反発です。白金はNY安となりましたが、円急落を受けて買い優勢で始まりました。買い戻し一巡後は上げ一服となりましたが、後場に入り、円安が進むと上値を伸ばし、終盤に一段高となりました。パラジウムもNY安となりましたが、円安を受けて反発しました。前日比は、白金が157~187円高、パラジウムが44~69円高です。 <国内穀物市場> 東京大豆は、Non大豆の4月当限を除いて総じて急反発です。1日のシカゴ反発と大幅な円安を受けて軒並み反発して寄り付きました。その後、夜間取引の反落を受けて前場はまちまちに引けましたが、後場は夜間取引の持ち直しや円の一段安に地合いを引き締めました。前日比は、Non大豆が4月当限の560円安を除いて810~3000円高、一般大豆は160~1930円高です。 東京コーンは急反発です。1日のシカゴが大幅続伸したうえ、為替が1ドル=101円台から場中にさらに102円台まで円安に振れたことで、軒並みストップ高に終日張り付く展開となりました。また、値幅制限が外れている期近5月限は920円高とそれ以上の上げ幅となりました。大引けの前日比は、800~920円高です。 <外国為替市場> 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅高の102円付近で取引されています。午後に入ってから堅調な株価をにらみながら短期筋や米系証券を中心とする買い戻しが入り、約1カ月ぶりのドル高水準となりました。夕方にかけての取引では、特に手掛かりは出ていませんが、ややドルが売られる局面もありました。 PR ![]() ![]() |
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