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商品先物市場における、穀物価格・貴金属価格・石油価格・通貨動向および商品先物企業の比較をします。また、ファンド、商社、投資銀行等の手口を公開。
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<NY原油市場>
原油在庫が80.3万バレル増と6週間ぶりの増加が伝えられ、NY原油は大きく下押す動きとなりました。原油8月限は2.45ドル安の134.55で引けました。一方ガソリン在庫は減少しており、ドライブ需要による供給確保の懸念も出ています。


<NY貴金属市場>
FOMCの発表を控え様子見モードの中、原油が急落したことをきっかけにNY金は大幅下落となりました。また、インフレリスクを背景にタカ派なコメントが出るのではとの憶測も圧迫要因となったようです。堅調なNYダウがサポートとなり引けにかけては、若干戻しています。銀やプラチナは連れ安となりました。金8月限は9.3ドル安の882.3、銀7月限は13.0セント安の1650.3、プラチナ10月限は12.2ドル安の2019.3で引けました。


<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを引き継ぎ高寄りで始まり、その後は原油の急落を受け軟調だった大豆オイル主導で売りが先行しましたが、米中西部でのさらなる降雨観測がはやされ反発上昇となりました。大豆11月限は34.0セント高の1525.0で引けました。また、進展を見せているアルゼンチン問題が圧迫要因となっているようです。

コーンは夜間取引の流れを引き続き、前半は小麦や大豆と同様に強含み、米中西部での降雨の見通しもサポート要因となり後半には一段高となりました。今年にかけて産地での天災による作物への被害は80億ドルにも達するとの見方です。コーン7月限は17.5セント高の744.5で引けました。

小麦は買戻し、テクニカル買いが先行し、前日に引き続き堅調に推移しました。小麦9月限は前日比32.25セント高の920.25で引けました。軟質赤冬小麦産地の雨による収穫の遅れが懸念されていますが、来週には始まるとの見方です。 

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